「朝起きるとまぶたがむくんで、二重の幅がいつもと違う」
「夕方になると脚が張り、靴やブーツがきつい」
「大切な予定がある日に、顔のむくみをすっきりさせたい」
当院では、むくみの原因や体調を診察し、利尿薬の使用が適している方にトリクロルメチアジドという飲み薬を処方しています。余分な塩分と水分を尿として排出し、むくみを改善するお薬です。
むくみが気になる日に服用する「頓服」としても使えるため、大切な予定に合わせたむくみ対策にも使用しています。
むくみを取る薬・トリクロルメチアジドの働き
むくみとは、皮膚の下に余分な水分がたまった状態です。まぶたや頬が腫れぼったくなる、脚が張る、靴下の跡が残るといった症状として現れます。
トリクロルメチアジドは、腎臓に働きかけて尿量を増やすチアジド系利尿薬です。腎臓で塩分や水分が体内へ戻る「再吸収」を抑え、余分な塩分と水分を尿と一緒に排出します。
体に余分な水分がたまっている方では、まぶたや頬の腫れぼったさ、脚の張りや重さの改善が期待できます。
塩分の多い食事の翌朝や、月経前など、むくみが気になる時期に使用することもあります。むくみの原因やご自宅でできる対策については、顔・足がむくむ原因と改善方法でも解説しています。
顔・まぶた・脚のむくみが気になる方へ
まぶたが腫れぼったく、二重の幅が変わる
「いつもの二重の線が出にくい」「朝だけまぶたが厚ぼったい」と感じる方では、まぶたのむくみが関係していることがあります。
まぶたにたまった水分によって二重の線が出にくくなっている場合は、むくみを改善することで、目元の腫れぼったさを軽くする効果が期待できます。
脚がパンパンに張り、靴やブーツがきつい
脚のむくみは、見た目だけでなく、張る感じや重だるさが気になるものです。普段履いている靴がきつくなったり、夕方に足首が太く感じられたりする方もいらっしゃいます。
脚を動かす、休むときに脚を高くするなどの対策に加え、体に余分な水分がたまっている方には、診察のうえで内服をご案内します。立ち仕事や座り仕事による血液のうっ滞、静脈やリンパの病気などが原因の場合は、その原因に合う治療が必要です。
むくむ日は、ほうれい線の影や顔の輪郭が気になる
ほうれい線の濃さが日によって違う、朝と夕方で頬のふくらみやフェイスラインが変わる、という方では、むくみが影響していることがあります。
むくみによって頬が張り、ほうれい線の影が強くなっている場合は、むくみの改善を目的に内服を検討します。ほうれい線そのものに加え、日によるむくみの違いも診察時にお伝えください。
大切な予定のある日にも。頓服での使い方と効く時間
必要な日に服用できることは、トリクロルメチアジドの使いやすい点です。当院では、むくみが気になる日の朝に1回服用する方法をご案内しています。
例えば、写真撮影や結婚式、会食、人前に立つ予定がある日。「今日は顔のむくみをすっきりさせたい」という方に、頓服として処方することもあります。
即効性はある?予定がある当日にも使える?
トリクロルメチアジドは、服用した日のうちに利尿作用が現れる薬です。
服用後は数時間、尿量やトイレの回数が増えるため、朝から午前中の服用が基本です。長時間の移動や式典など、トイレに行きにくい時間を避けて服用してください。
尿量が増えるまでの時間や、むくみがどの程度改善するかは人によって異なります。初めて使う方は、大切な予定より前に一度服用し、トイレの回数や体調を確かめておくと使いやすくなります。
当院でご案内している飲み方
当院ではトリクロルメチアジド2mgを取り扱っています。頓服で使用する場合も、処方時にご案内した量と回数を守ってください。

- 飲む時間
- 朝から午前中に服用します。夜に飲むと、排尿で睡眠が妨げられることがあります。
- 食事との関係
- 朝食前・朝食後のどちらでも服用できます。
- 水分補給
- 水またはぬるま湯で服用し、服用中も極端な水分制限はしないでください。
- 量・回数
- むくみが強い日も、自己判断で増量しないでください。飲み忘れても2回分をまとめて飲まないでください。
毎日の服用を指示されている方は、処方時の指示に従ってください。継続して服用する場合は、血液中のナトリウムやカリウムの値を確認するため、定期的な血液検査が必要です。
当院で処方前に確認していること
むくみのある場所、出やすい時間帯、いつから続いているかに加えて、血圧、持病、服用中のお薬やサプリメントを確認します。市販薬も含めてお知らせください。
特に、低血圧の方は服用後のふらつき、腎臓や肝臓の病気がある方は病状や薬の影響に注意が必要です。ナトリウム・カリウムが低下していると、利尿によってさらに悪化することがあります。
ほかの利尿薬や降圧薬、ステロイド、痛み止めなどとの飲み合わせも確認します。尿酸値や血糖値に影響することもあるため、痛風や糖尿病はご本人・ご家族の病歴をお知らせください。妊娠中・妊娠の可能性がある方、授乳中の方も事前にご相談ください。
処方できない主なケース:尿が出ない方、急性腎不全の方、ナトリウムやカリウムが明らかに低下している方、チアジド系薬剤や類似薬への過敏症歴がある方、男性の夜間頻尿に対してデスモプレシンを使用している方など。
片脚だけが急に腫れた、痛みや赤みがある、息苦しさを伴う場合は、むくみ取りの薬で様子を見ず、医療機関を受診してください。
副作用と服用中の注意点
主な副作用は、脱水、低ナトリウム血症、低カリウム血症、血圧の低下などです。のどの渇き、めまい・ふらつき、だるさ、便秘などが現れることもあります。
強い口の渇きやふらつき、力が入らないほどのだるさがある場合は服用を中止し、当院へご相談ください。診療日以外でもご相談いただけます。意識がぼんやりする、けいれん、息苦しさがある場合は、速やかに救急外来を受診してください。
服用中の飲酒は、立ち上がったときの血圧低下を強めるおそれがあるため控えてください。服用後はめまいやふらつきが起こることがあるため、車の運転や高所での作業には注意し、症状があるときは避けてください。
むくみを取る薬の料金とオンライン診療
当院では、来院での診察に加え、オンライン診療による処方・ご自宅への配送にも対応しています。
| 2mg・30日分 | 9,000円 |
|---|---|
| 送料 | 全国一律430円 合計30,000円以上は送料無料 |
服用する日数は処方時の指示に従ってください。頓服として使う方が、毎日服用する必要はありません。公的医療保険は適用されません。
ご自宅から相談して、お薬を受け取るまで
オンライン診療は名古屋Houreisenスキンクリニックが窓口となり、全国からのお申し込みを受け付けています。
- 名古屋院の公式LINEを友だち追加し、オンライン診療をお申し込みください。
- 医師がむくみの状態や体調、お薬を確認し、処方できるか診察します。
- 処方が決まったら、飲み方をご案内します。お支払いの確認後、お薬をご自宅へ配送します。
対面診療や検査が必要な場合は、その旨をご案内します。
むくみを取る薬についてのよくある質問
むくみが気になる日だけ飲んでもよいですか?
はい。医師から頓服として処方されている方は、むくみが気になる日に服用できます。毎日服用するか、必要な日だけにするかは処方時にご案内します。
市販で買えますか?
トリクロルメチアジドは処方箋医薬品のため、市販では購入できません。医師の診察と処方が必要です。むくみ向けの市販の漢方薬とは、成分や作用が異なります。
飲むと体重も減りますか?
余分な水分が排出され、体重が一時的に減ることがあります。脂肪を減らす薬ではありません。体脂肪を減らす内服治療については、内服ダイエットの解説をご覧ください。
飲んでもむくみが取れない場合はどうすればよいですか?
自己判断で増量せず、ご相談ください。血液のうっ滞、静脈・リンパの病気、ほかの薬の影響などがむくみの原因になっている場合は、その原因への対応が必要です。顔では脂肪やたるみによるふくらみが、むくみのように感じられることもあります。
塩分の多い食事や飲酒が続いている場合は、食事や飲酒の習慣も見直しましょう。
水を飲むとむくむので、水分は控えた方がよいですか?
極端に水分を減らすと、薬の作用と重なって脱水につながります。水分制限の指示がなければ、通常の水分補給を続けてください。
美容施術後の腫れにも使えますか?
もともとのむくみや水分の貯留が重なっている方には、診察のうえで使用を検討します。施術による炎症や内出血を治す薬ではないため、腫れへの対応は施術を受けたクリニックの指示に従ってください。強い痛みや皮膚の色の変化、左右差の急な悪化がある場合は、薬で様子を見ず、施術を受けたクリニックへすぐにご連絡ください。
施術後の内出血や腫れに使用する内服については、治打撲一方の解説もご覧ください。
顔や脚のむくみを、薬で改善したい方へ
まぶたの腫れぼったさや脚の張りを何とかしたい、大切な予定がある日にむくみを取りたい。そんな方は、当院へご相談ください。
いつ、どこがむくみやすいか、どんな予定に合わせて使いたいかを伺い、服用できるかを診察したうえで、量や飲むタイミングをご案内します。
自由診療・承認状況について
トリクロルメチアジドは、日本の厚生労働省で高血圧症、心性浮腫、腎性浮腫、肝性浮腫、月経前緊張症などに対する承認を取得している医薬品です。美容目的のむくみに対する使用は、承認された効能・効果とは異なる適応外使用となります。
当院では、国内の医薬品販売代理店を通じて入手した国内承認薬を使用しています。
海外の安全性情報について、参考資料として確認したフルイトランのインタビューフォームでは、外国での発売状況・海外の臨床支援情報はいずれも「該当資料なし」とされています。美容目的での使用では、重大なリスクが十分に明らかになっていない可能性があります。
当院で行う美容目的の使用は、承認された効能・効果とは異なるため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。









