
著者:西日本初ほうれい線治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科
院長
笹川新也 ドクター紹介はこちら
昨今の風潮として、男性の美容に対する関心が高まっております。
ほうれい線で悩まれている方も多いのではないでしょうか?
ただ、以前から気になっているけど、どうしたらいいか分からないという方もいらっしゃるかと思います。
ほうれい線治療と言えばヒアルロン酸注射が有名なのですが、実は失明や皮膚壊死のリスクがあります。
しかも、「美容クリニックはなんだか敷居が高い」「女性ばかりなのではないか」「痛いのは嫌だ」「ずっと通わないといけないのではないか」etc… 不安な点がいくつもあるかと思います。
当院では男性が抱きやすい不安をすべて払拭した診療を行っており、受診された男性の方々から喜びの声を頂いております。
美容クリニックというと受診する割合は女性の方が圧倒的に多いイメージがありますが、当院では30%弱が男性です。
この記事では、男性のほうれい線を改善する方法、男性のほうれい線が目立ちやすい原因など解説をしていきます。
当院にご相談いただければ、しっかりとカウンセリングを行い、ほうれい線で悩む男性のコンプレックスを解消し、自信を持った生活ができるようにお手伝いさせていただきます。
目次
男性のほうれい線のおすすめ治療
脂肪注入
注入した脂肪がほうれい線に定着すれば長期間効果が期待できる。脂肪採取のため身体にメスを入れる必要があり。直後はとても良い状態だがほうれい線は脂肪の定着が悪く、物足りなくなりやすい。定期的に繰り返し施術が必要。
ほうれい線の各種治療法の比較 | |
グロースファクター注入 |
効果が長期間持続(年単位で持続)。ダウンタイム少ない。即効性はない(3-6ヶ月かけて効果が出てくる)。 |
ヒアルロン酸注入 |
効果は半年~2年程度。ダウンタイム少ない。即効性あり。定期的に繰り返し施術が必要。血流障害(失明、皮膚壊死)リスクあり。 |
HIFU,RF(高周波治療器) |
効果が少ない。ダウンタイムほぼなし。月単位で定期的なメンテナンスが必要。 |
糸リフト |
効果は半年~2年程度。ダウンタイムは多少あり。即効性あり直後は良い状態だが効果の戻りが早い。定期的に繰り返し施術が必要。頬の厚みのリフトアップ効果あるが、ほうれい線部位はフェイスラインほど効率的いリフトアップしない。 |
マッサージ |
効果が少ない。やり方を間違えると皮膚のたるみ、しみくすみの原因となることも。 |
色々なほうれい線治療がありますが、失われた皮膚のコラーゲンを増やして肌そのものの若返りを図るグロースファクターという注射がオススメです。
男性のほうれい線の原因は日焼けや乾燥、喫煙などによる皮膚のダメージの蓄積によるものが多く、長年の積み重ねによるものなので、しわがくっきりしていると、レーザーでは力不足で効果が感じられません。
施術を受けても中々効果が感じられない治療もありますが、注射による治療が効果を実感しやすいでしょう。
グロースファクター
グロースファクターは安全性が高い薬剤で、仕上がりは自然で見た目の違和感が出にくいです。
しかも、1回10分程度の施術で年単位持続しますので、効率的なほうれい線改善治療です。
もちろん10年単位でみれば、加齢や紫外線の影響などで多少の老化の進行はありますが、皮膚のコラーゲンを大幅に増やすことで、老化速度も低下できるので、10年後でも何もしない場合と比較して治療効果があります。
症例写真
症例①
症例④
ダウンタイム
施術直後の様子 症例③
施術直後の様子 症例④
治療法の比較
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸注射は即効性があり、注入直後から効果を感じることができます。
物足りないと思ったら追加注入もすぐにできます。
ダウンタイムはグロースファクターと同程度で多少腫れ、内出血が出る程度です。
ただし、稀ですが血流障害、アレルギー、感染と言った重篤なリスクをきたすことがあります。
血流障害は皮膚壊死をきたしたり、最悪失明の恐れがあります。
私たちの身体の中に備わっているヒアルロ二ダーゼという酵素により分解、減少していくため、定期的な注入が必要です。
持続期間は数か月~2年ほどです。
同じ注射治療である、グロースファクターとの違いについてはこちらをご覧ください。
HIFU
HIFU(ハイフ)とは、「High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波療法)」の略で、レーザーにて顔や首のリフトアップを可能にした治療です。
原理としては、皮膚、脂肪、筋膜に熱エネルギーを与えることで、組織を引き締めつつ、コラーゲンを作り出すことで肌にプラスな効果が得られます。
目の開きの改善や目の下のたるみ解消や、フェイスラインをリフトアップするには良いですが、ほうれい線を薄くする効果は少ないです。
どちらかというと、しわ・たるみの予防目的に使います。
効果を維持するためには、2週間~半年おきに定期的に受ける必要があります(医療用とエステ用で効果と持続期間は異なります)。
RF
RFとはラジオ波(高周波)のことで、皮膚の真皮層に熱エネルギーを与え、コラーゲンを引き締めつつ、コラーゲン量を増やしてリフトアップ、しわ改善を図ります。
最近ではIPL(光治療)と組み合わせて、しみ・くすみの治療に用いられています。
効果を維持するためには、1カ月おき(機械によります)に定期的に受ける必要があります。
糸リフト
コグという棘付きの糸を顔に挿入することで頬のお肉を引き上げ、リフトアップを図ります。
即効性がありますが、徐々に効果が低下しますので、半年~2年おきに施術を受けるのが効果的です。
レーザーよりはリフトアップ効果が高いですが、やはり頬のお肉のリフトアップは難しく、フェイスラインのリフトアップに比べると効果が落ちます。
腫れ・内出血といったダウンタイムは意外と少ないですが、肌の陥凹、引きつれ、ごく稀に顔面神経損傷・耳下腺損傷といったリスクがあります。
脂肪注入
太もも等、脂肪が多い部分から脂肪吸引を行い、採取した脂肪を顔に移植して注入する方法です。
脂肪をほうれい線の窪みに注入することでヒアルロン酸のように膨らませることができます。
ご自身の脂肪なので、アレルギーの心配がありません。
また、注入した脂肪が定着すれば効果が半永久的とされます。
しかし、ほうれい線は脂肪の定着が悪く、長期間効果を実感するためには繰り返しの施術が必要となる可能性があること、身体にメスを入れる外科的施術となるため、リスク・身体への負荷は他の治療と比べて高めです。
男性のほうれい線のお勧めセルフケア
日焼け止め
紫外線を浴びることで、皮膚のコラーゲンが破壊されるので、しわが目立つ大きな要因になります。
紫外線はお肌に大敵です。
しっかりと日焼け対策を行うことを意識しましょう。
UVクリームを塗るだけでなく、スポーツや仕事で屋外で活動することが多い方は、飲む日焼け止めも活用しましょう。
他にも、屋外に長時間いない、帽子をかぶる、日傘を使うなど、遮光することが挙げられます。
私はメンズ用の100%遮光できる日傘を使用しております。
クリーム
ほうれい線クリームというものが市販されています。
皮膚を保湿することにより、しわを改善するというものですが、深いシワは皮膚の深い部分(真皮)までダメージを追っているので、クリームだけでは皮膚の深い部分まで浸透せず、男性のくっきりしたほうれい線を薄くする効果は乏しいです。
ただし、皮膚に含まれる水分量が低下し、乾燥していると、シワができやすくなってしまいますので、保湿自体は非常に重要です。
つまり、ほうれい線を改善する目的で使うというよりは、シワの悪化予防目的に使います。
様々な成分が配合されているプレミアムな化粧品でなくても、薬局で売っている一般的な化粧水、乳液でも良いので、とにかくお肌をしっかり保湿することが重要です。
特に空気が乾燥している時期は入念に保湿してください。
美顔器
家庭でスキンケアができる美顔器がたくさん発売されており、お気軽に家でほうれい線ケアができます。
ただし、あくまで家庭用の美容機器なので、クリニックで施術を受けられる医療機器と比べると、男性の強固なほうれい線を消すほどの効果はありません。
効果的にほうれい線を改善したいならば、美容クリニックで施術を受けるのがオススメです。
マッサージ
顔をリフトアップしてほうれい線を解消するというマッサージがあります。
気を付けていただきたいのは、マッサージの際に皮膚を擦りすぎて、皮膚色素沈着の原因になったり、皮膚を伸ばすことでたるみが悪化する場合があります。
表情筋トレーニング
ほうれい線を消す表情筋トレーニングというものがみられることがありますが、やり方次第で逆に悪化することがあるので、注意が必要です。
顔の筋肉は、皮膚とくっついているので筋肉を動かしたときに皮膚も一緒に動きます。
これがいわゆる表情じわですが、筋肉を使いすぎたり、皮膚のコラーゲンが低下しているとしわが刻まれてしまいます。
栄養バランスの良い食生活
食生活は美容にとって非常に重要です。
不摂生は肌の老化を引き起こし、しわ・たるみの原因にもなりますので、1日3食適切な栄養バランスの良い食生活を心掛けましょう。
「糖質」の摂りすぎは「糖化」を引き起こし、皮膚老化の原因となります。
たんぱく質、ビタミン、ミネラルをしっかり摂りましょう。
男性のほうれい線の原因
生活習慣
男性のほうれい線の原因は日焼けや乾燥、喫煙など普段の生活習慣による皮膚のダメージの蓄積によるものが多いです。
日焼け、乾燥、喫煙は、皮膚のコラーゲンにダメージを与え、皮膚の弾力が低下し、ほうれい線の原因になります。
男は日焼けするとかっこいいと思う人もいますが、肌には相当なダメージがかかってしまいます。
紫外線を浴びると、皮膚に活性酸素が発生し、皮膚の細胞を傷つけます。
男性のほうれい線はしわがくっきりしていいて、刻み癖のようになっている場合が多々あります。
女性の場合には、化粧品が多く、シミ・シワ対策として、美容に時間、コストをかけることが多くありますが、男性の場合女性ほどはセルフケアに時間とコストを費やさない人も多いので、同年齢であれば女性より進行している場合が多いです。
表情筋のクセ
笑うとほうれい線が深くなるのが分かります。
顔の筋肉は皮膚がくっついているので、口元の筋肉を使うと、筋肉の動きに合わせて皮膚にシワができます。
筋肉を収縮させすぎたり、皮膚のコラーゲンが低下していると、ほうれい線に負荷がかかり、紙を折りたんだかのように、しわが刻まれてしまいます。
表情の癖というものは無意識のうちに出ていて、改善も難しいかもしれません。
そのため、表情筋の癖があっても、皮膚のコラーゲンを増やすことでシワがでにくいようにしておくのが良いです。
ほうれい線ができはじめる年齢
ほうれい線の治療を受ける男性の年齢とその割合は、40代が最も多くだいたい半数程度を占めます。
次に30代が多く、全体の3分の1くらいです。
あとは、50代、60代、20代となります。
男女ともにほうれい線の治療をうける層は40代が最多ですが、20代でもほうれい線が目立っている人もいます。
男性の方がほうれい線とあわせて治療を受けることが多い部位
おでこ
男性はほうれい線だけでなく、額のシワが目立つ人もいます。
このような表情じわには「ボトックス」が有効です。
定期的に受けなければなりませんが、簡単にしわ改善ができます。
マリオネットライン
お顔の中でも下の方のエリアに位置し、たるみによる影響も大きく受けているのが、このマリオネットラインです。
頬または口まわりに脂肪がつきやすい方や丸顔の方は、比較的早くマリオネットラインが目立つ傾向にあります。
このようなお顔立ちの場合には、頬や口まわりの脂肪が下がってくることによって、はっきりとした線となってシワが表れます。
このような脂肪の重さやたるみが原因のシワには、しっかりとした治療が必要です。
例えば、糸やフェイスリフトなどのリフトアップ治療や、余分な脂肪を減らす脂肪溶解注射・脂肪吸引の施術、皮膚のくぼみを埋めるヒアルロン酸注入、脂肪注入と言った方法があります。
まとめ
ここまでの話を読んでみていかがでしたでしょうか。
ほうれい線はお顔の印象を大きく左右します。
コンプレックスになっている人は是非治療してみては如何ですか?
ほうれい線が改善すると外面だけではなく、内面にもよい影響を与えます。
当院は完全予約制で、他のお客様と会うこともなく、カウンセリングから治療まで行うことができます。
院長も男性ですので、男性でも気兼ねなく治療を行うことができます。
当院の男性受診率は30%に迫り、業界平均値より遥かに高いです。
また、当院では失明や皮膚壊死のリスクがなく安心して長期間効果を享受できるグロースファクター治療も行っています。
お悩みの際はぜひ当院までご相談下さい。
ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。
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