著者:
西日本初ほうれい線・しわ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科 理事長/院長
笹川新也 ドクター紹介はこちら
ここでは、ほうれい線改善の方法としてのクリームの有用性について解説致します。
そもそも、ほうれい線の原因について考察しつつ、ほうれい線クリームの効果効能について考えます。
目次
ほうれい線の原因について
「ほうれい線」と言っても、深さや長さに個人差があり、様々なタイプのほうれい線があります。
原因としては大きく、
- 加齢
- 顔の骨格
- 肌質
- 生活習慣
が挙げられます。
詳しくは以下のページをご覧下さい。
ほうれい線を消すにはどうすれば?原因と7つの改善方法について
当院では20代でほうれい線が既に目立っている方もいれば、30代まではそれほどほうれい線が気にならなくても、40代,50代を経てほうれい線が目立つようになってきたと仰る方もご来院されます。
一般的には、老化とともにほうれい線が目立つようになります。
老化といっても主体は頬の「皮膚」、「頭蓋骨」など組織によって異なります。
ほうれい線は様々な要因が重なり、複合的な原因で目立つようになります。
それに対して、大きく分けると、
- 手術
- 注射
- レーザー
- セルフケア
と言ったように、様々な対策があります。
ほうれい線クリームとはそのうち「セルフケア」に分類し得るものです。
ほうれい線のセルフケアの注意点について詳しくは以下のページにまとめてあるので、ご覧ください。
ほうれい線の自己流予防法・セルフケアの注意点。オススメの方法は?
ほうれい線クリームの効果
ほうれい線クリームというと、正しくはシワ改善効果のあるクリームとなります。
実際にはほうれい線以外にも口元など、シワが気になる場所に使用できます。
厚生労働省認可済みの成分としては、
- レチノール(ビタミンA)
- ナイアシンアミド
- ニールワン
があります。
ほかにもヒアルロン酸、ペプチド、ビタミンC、幹細胞培養上清液、トラネキサム酸などもほうれい線クリームに含まれております。
当院でも様々なほうれい線クリームを取り扱っており、上記成分が含有されている製剤を、その方に肌質に合わせて処方しております。
様々な製品が出ておりますが、基本的な考え方としては、
- 肌の保湿
- 皮膚のコラーゲン増生促進
にあります。
①肌の保湿
皮膚に含まれる水分量が低下し、乾燥肌であると、シワができやすくなります。
夕方や仕事終わりは様々なストレスにより、皮膚がダメージを受けて乾燥します。
夕方のお肌の水分量は朝方に比べて低く、保水力が落ちることでくっきりとしたシワが目立ちます。
更に、営業職や、サービス業の方は表情筋を繰り返し使うことにより、皮膚に刻まれたような表情ジワが目立ちやすいです。
屋外で仕事する人は紫外線で、屋内で仕事する人はエアコンによって皮膚が乾燥しやすくなります。
老化や肌質により皮膚に含まれる水分量が少ない場合は、こまめに保湿することで対処します。
この場合、ほうれい線の改善といっても一時的な効果を期待し、どちらかというとシワが刻まれないよう悪化予防目的に使います。
②皮膚のコラーゲン増生促進
化粧品の美容成分が皮膚の表皮だけでなく、真皮と呼ばれる深い層にアプローチすることで、皮膚の若返りを図ります。
真皮層には線維芽細胞と言うコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンを産生する働きのある重要な細胞が存在しております。
この細胞の活性化により、シワ改善効果があります。
どちらかというと若い人にシワが目立たないのは、真皮層が厚く、ふっくらとハリがあって、皮膚に含まれる水分量が多いためです。
皮膚の老化にともなって、線維芽細胞の増殖能が落ち、数が減ると、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチン密度が低下し、真皮は空洞化し、菲薄化します。
すると、お肌の保水力は落ちるとともに、ハリ・弾力を失います。
これが、シワやたるみとなって表れます。
そこで、線維芽細胞を刺激する効果のある美容成分を皮膚に塗布することで、シワ改善効果を期待します。
ほうれい線治療としてのほうれい線クリーム
ほうれい線クリームは上記で示した通りシワ改善効果が期待できます。
当院では、HCクリームといシワ改善効果に特化したクリームを独自開発しました。(税込み11,000円)
肌の再生を促すグロースファクター、ボトックス様作用のあるDMAE、ナイアシンアミド、保湿作用の高いプロテオグリカン・ヒアルロン酸、ペプチド、バクチオールをたっぷり配合しました。
11/1~Amazonでも販売開始しました。
ほうれい線クリームをホームケアとして使用し続けることは効果的なスキンケアになります。
しかし、進行してしまったほうれい線・しわを改善して、コンプレックスを解消したいと考える人には、クリームだけでは限界があり、美容医療の力を借りるというのが近道かもしれません。
ほうれい線クリーム以外の治療方法
当院ではほうれい線やしわがコンプレックスで悩まれている人が毎日多数ご来院されます。
どのようなきっかけで当院を受診したのかお伺いすると、
「セルフケアしていたが限界だ」
「高い美容液を使ったが全然効果がなかった」
「ほうれい線クリームも高価なので、経済的に厳しい。1回の施術で持続力がある対策がしたい」
「ほうれい線クリームを試したけど、物足りない」
「ほうれい線が年々深くなってしまい、最近気になるようになった」
等、ほうれい線クリームを使っていても悩みが払拭されず、当院へ受診される方もいらっしゃいます。
ほうれい線クリームという最もマイルドな対策方法では限界があります。
セルフケア以外には以下の方法があります。
- 手術
- 注射
- レーザー
手術には、フェイスリフト、スレッドリフト(通称糸リフト)、貴族手術など
レーザーにはHIFU(ハイフ)、RF(サーマクール、ポテンツァ)など
様々な治療があって、様々な美容外科・美容皮膚科があって、一体どこのクリニックで、どの施術を受けたら良いのか困惑するはずです。
このうち、当院では安全性、自然な仕上がりを優先して、注射一本でほうれい線を改善する治療を得意としております。
リスクを最小化しながらも、効果を最大化するために、こだわりぬいて日々診療しております。
当院では、効率的に最短で、ほうれい線が改善するためのお手伝いをさせていただきます。
ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。
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