注射一本であらゆるシワが改善！スネコス注射について徹底解説します

著者：
西日本初ほうれい線治療専門クリニック　
大阪Houreisen美容皮膚科院長
笹川新也　ドクター紹介はこちら

ここでは、スネコスの特徴、注意点についてご説明いたします。

スネコスとは
スネコス注射の効果
スネコスのデメリット・副作用・リスク
- 腫れ・赤み
- 内出血
よくある質問
当院におけるスネコス注射（国際特許取得製剤）の料金
- - この記事を読んだ人におすすめ
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スネコスとは

スネコス注射は、非架橋ヒアルロン酸と6種のアミノ酸を主成分とする、イタリア生まれの製剤です。

目もと、顔、首、手などのエイジング症状が気になる部位に注射することで、コラーゲンおよびエラスチンの合成が促進され、若々しい肌への改善が期待できます。

非架橋ヒアルロン酸について

スネコス注射は、ヒアルロン酸が非架橋なのが大きな特徴です。

ヒアルロン酸は体内で吸収されるので安全な成分ですが、すぐに吸収されてしまうと肌のシワやたるみを回復させる効果が減退してしまいます。

そこで、従来のヒアルロン酸注射に用いられる製剤は、吸収されにくいようにヒアルロン酸同士を結びつけるような加工がされています。

この加工が「架橋」です。

スネコス注射のヒアルロン酸には、この加工がされていないので「非架橋ヒアルロン酸」と呼ばれています。

非架橋ヒアルロン酸は塊がなくサラサラしているため、より自然な肌の仕上がりを目指すことが可能となります。

スネコス注射は、しわなどを持ち上げたりボリュームを出すよりも、皮膚内の水分を保ち、肌に潤いやハリをもたらすことに向いている製剤といえます。

さらに、従来のヒアルロン酸注射よりも血管閉塞のリスクが少ないといわれています。

血管閉塞とは、架橋ヒアルロン酸が誤って血管に入った際に動脈内で詰まってしまい重篤な症状が引き起こされる合併症のことです。

サラサラした非架橋ヒアルロン酸だと、万が一誤って血管内に入っても血管閉塞になる可能性が低いといわれています。

６種のアミノ酸について

ヒアルロン酸だけを使用するのと違い、複数のアミノ酸を配合することで肌の再生がより促進され、ハリ・弾力・ツヤのある肌に導いてくれます。

その配合は、国際・国内特許を取得した特別な比率で、コラーゲンとエラスチンの産生を同時に促進するための最適な比率であることが立証されています。

6種のアミノ酸の効果
グリシン	コラーゲンの産生を促進し、肌のハリを出す
L-プロピン
L-リジン
L-アラニン	エラスチンの産生を促進し、肌の弾力を出す
L-バリン	エラスチンの産生を促進し、肌の弾力を出す
L-アラニン	タンパク質の合成を促す

これらの成分が、真皮の構成要素であるコラーゲン・エラスチンなどを支える「細胞外マトリックス」を再構築して、肌の再生を促進する働きがあります。

スネコス200とスネコス1200について

スネコス注射には「スネコス200」と「スネコス1200」の2種類があり、それぞれヒアルロン酸の分子量が異なります。

スネコス200は、低分子量のヒアルロン酸を配合しており、お肌にハリや弾力を出し小じわや質感を改善します。

一方スネコス1200は、分子量が大きいヒアルロン酸を配合しており、200に比べて粘度が高く、より深いシワをふっくらさせる効果があります。

基本的な治療法ではスネコス200をメインに使用しますが、重度のしわや、ダメージが大きく萎縮した皮膚、頬のこけなどにはスネコス1200を併用することにより多くの効果が得られます。

	スネコス200	スネコス1200
成分	低分子量	中分子量
期待される効果	・肌のハリや弾力の回復・小じわや軽度のたるみの改善	・ボリュームのない肌の回復・深いしわや重度のたるみの改善
適応部位	顔全体、目元・目の下、デコルテ、首など	ほうれい線、ゴルゴライン、頬のくぼみなど

※2024年1月よりスネコスパフォルマが発売されました。

従来のスネコス200よりアミノ酸量28％アップ。非架橋ヒアルロン酸濃度もアップ。

スネコス注射の効果

スネコス注射は、肌の自己治癒力を高め、本来皮膚に備わっている再生力を高めることで土台から整える効果が期待できます。

そのため「より自然に近い形で肌を若々しく保ちたい」という方には特におすすめの施術といえるでしょう。

また、ほとんどの箇所に打つことができるため、ボトックスやヒアルロン酸では施術が難しい箇所にも注入可能です。

あらゆる部位の改善

顔全体、目元・目の下、デコルテ、首など様々な部位の治療が可能です。

コラーゲンやエラスチンを補い、加齢によって失われた肌のハリ・ツヤを取り戻す効果が期待できます。

ほうれい線などしわ・たるみの改善

自己回復力を高め、皮膚が本来持つ再生力を改善することで、しわを改善します。

額・口元・首など、皮膚の薄い部位のしわ改善にも効果的です。

目の下のクマ改善

スネコス注射は目の下の「青クマ」、「影クマ」に有効とされています。

「青クマ」の治療としては血行促進やむくみを取る施術を実施するのが一般的でしたが、スネコス注射を実施することで真皮内の再構築を促し、ハリや弾力を回復させることができます。

肌自体を自然に再生させることで、血管などが透けにくい肌状態を作ります。

「影クマ」は皮膚のハリを失たことで起こるたるみが原因で生じる影ですが、肌のハリや弾力を回復させることから「影クマ」にも有効です。

スネコス注射の持続期間

スネコス注射は、1回だけの注入でも効果を実感できることが多いですが、よりしっかりと効果を実感いただくためには繰り返し処置を受けていただきます。

そのため、治療開始にあたっては、集中的にご来院できる期間を選んでお受けいただくことをおすすめしております。

個人差はありますが、スネコス注射の持続期間は半年～1年程度が見込まれます。

基本的には1～3週間に一度のペースで4回ほど施術を受け、その後はメンテナンスとして半年に一度のペースで施術を受けて効果の持続を目指します。

スネコスのデメリット・副作用・リスク

腫れ・赤み

スネコスを注射した直後は凹凸した腫れや赤みが目立ちます。

所謂ダウンタイムですが、大体1，2日で改善します。

内出血

内出血が出ることがありますが、ほとんどの方が2週間以内に収まります。

よくある質問

痛みはありますか？

スネコスは痛みが生じやすい施術です。

そのため、痛みを減らすために、麻酔テープを使用します。

また施術の際に使用する針は極細ですが、効率的に効果を出すためには、満遍なく注射を行う必要があるため、やはり痛みが生じます。

スネコスはどんな所に注射できますか？

お肌の気になるところ、ほぼ全ての箇所に注入可能です。

ボトックスやヒアルロン酸では施術が難しい部位に対しても、治療が可能ですので、ぜひ一度ご相談下さい。

スネコス注射が永久的に皮膚の中に残ることはありますか？

現時点でそのような報告はありません。

ヒト本来が持っている成分であり、人工的な化学物質を含まず、純度の高いものを使用していることがひとつの理由です。

スネコスとプロファイロの違いは何ですか？

プロファイロはスネコスと類似した作用機序を持つ注入剤で、両方とも、皮膚の「細胞外マトリックス」のリモデリング作用にて、肌の再生を促進する働きがあります。

しかし、成分と目的が異なります。

プロファイロは高濃度ヒアルロン酸が主成分、スネコスは非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸が主成分となります。

そのため効果に少し違いがあり、プロファイロはスネコスよりボリュームアップ・リフトアップ効果が高いです。

スネコスの方がプロファイロより局所の小じわや皮膚のハリや弾力をお肌に取り戻したい方におすすめです。

特に目元や額のシワ・たるみにはスネコスの方がお勧めです。

注射一本で全顔若返りできるプロファイロで簡単アンチエイジング

目の下のクマ・たるみ・シワにはスネコスとプロファイロのどちらがよいですか？

目の下のクマ・シワ・たるみにはスネコス注射の方がお勧めです。

プロファイロはある程度の硬さがあり、目元へ注入すると凸凹するため、使用は推奨されていません。

当院におけるスネコス注射（国際特許取得製剤）の料金

0.5本(1.5cc) 31,000円　

1本(3cc)　51,000円⇒今ならモニターで40,800円

スネコス0.5本+ボトックス注射　 48,000円

スネコス1本+ボトックス注射 68,000円⇒今ならモニターで54,400円

麻酔代込

当院では、2024年4月より従来のスネコス200からアップグレードされたスネコスパフォルマを使用しております（料金変更なし）。

スネコス200に比べてアミノ酸量28%アップ。非架橋ヒアルロン酸濃度アップ。

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注射一本であらゆるシワが改善！スネコス注射について徹底解説します