著者:
西日本初、関東唯一ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 笹川新也 ドクター紹介はこちら
近年なかなか暑い日が続きますね…皆様は紫外線対策されていますでしょうか?
飲む日焼け止めって本当に効果あるの?塗る日焼け止めと併用した方がいい?
そんな疑問をお持ちの方へ、美容皮膚科医が飲む日焼け止めと塗る日焼け止めについての違い 使い分け コツをわかりやすく解説します。
紫外線対策と言えば、【塗る日焼け止め】が一般的ですが、近年注目されているのが【飲む日焼け止め】です。
美容クリニックでは、この2種類を効果的に取り入れることで内側と外側からの紫外線対策を強化することを推奨しています。
飲む日焼け止めの特徴
体の内側から紫外線をダメージをブロックする新しいUVケア
飲む日焼け止めとは、紫外線によるダメージを体の内側から防ぐ事を目的としたUVケアサプリメントです。
従来の【塗る日焼け止め】が肌表面に膜を作って紫外線を直接ブロックします。一方【飲む日焼け止め】は、抗酸化作用や抗炎症作用のある成分を内服から取り入れることで、紫外線によるダメージを防ぎます。
これにより、シミ 肝斑 くすみ 光老化を防ぎ、細胞レベルで紫外線の悪影響を抑える効果があります。
飲む日焼け止めのメリット
- 塗りなおしが不要で手軽
- 塗りにくい部分をカバーできる(背中 まぶた等)
- 肌荒れや敏感肌でも使いやすい
- 全身のUVケアができる(塗りムラがなく、体の内側から紫外線対策が可能)
- 長時間効果がある
飲む日焼け止めのデメリット
- 効果の即効性がない
- 継続的な内服が必要
- 単体では紫外線カット効果は不十分(塗る日焼け止めの補助的役割)
塗る日焼け止めの特徴
お肌表面に塗布して紫外線をブロックするスキンケア製品です。
紫外線(UV)によるシミ シワ たるみ等の光老化を防ぐ為に、日常的な使用が推奨されています。
紫外線吸収剤タイプ
紫外線を吸収して熱エネルギーに変換して放出
メリット
テクスチャーが軽く、白浮きしにくい。
デメリット
敏感肌には刺激になる場合もある。
紫外線散乱剤(ノンケミカル)
紫外線を反射して肌を守ります。
メリット
敏感肌に優しく、刺激が少ない。
デメリット
白浮きしやすく、使用感がやや重いです。
ハイブリッドタイプ
吸収剤と散乱剤の両方含みます。
メリット
高いUVカット効果と使用感のバランスが良いです。
飲む+塗るのW使いで最強UV対策
紫外線対策は【内側+外側】からが新常識
飲む日焼け止め×塗る日焼け止めのWアプローチが最強!
紫外線は、肌の老化やしみ たるみの原因となる「光老化」を引き起こす大きな要因です。
これをしっかり防ぐには、【飲むだけ】でも【塗るだけ】でも不十分。
美容皮膚科では、【内側から守る日焼け止め】と【外側からブロックする日焼け止め】を併用するWアプローチを推奨しています。
なぜWアプローチが必要?
【飲む日焼け止め】 体内で起こる炎症や酸化ストレスに働きかけて内側から肌を守ります。
【塗る日焼け止め】 肌表面で紫外線をカットして外的ダメージを防ぎます。
この2つを組み合わせることで、紫外線をダメージをブロック+修復の両面から徹底ケアできます。
更に、日焼けによるシミ シワ 肝斑にオススメのレーザーや内服薬についてもコチラの記事をご紹介させていただきます。
当院で取り扱いのあるトライビームになります。当院のレーザーで美肌になりませんか?
詳しくは機械をクリック
また、飲む日焼け止めとは違う更に内服薬も当院では処方させていただいております。
詳しくは画像をクリック
美容皮膚医がお肌に合った高機能な塗る日焼け止めをご提案しています。
肌質やライフスタイル等のお悩みに合わせたオーダーメイドのUV対策で将来のお肌を予防しましょう!
紫外線ダメージを内外からWロックで相乗効果+++があり、塗りなおしや塗り残しの手間をカバーできます。
肌トラブルやシミや肝斑の予防効果が高まるのもポイントですね。
使い方のポイント
- 外出30分前に飲む日焼け止めを内服(長時間の外出やレジャー時は4~6時間後に追加服用を推奨)
- SPF30以上の日焼け止めを顔 首 腕に塗布
- 長時間の外出時はこまめに塗りなおし+必要なら再内服がオススメです。
美容皮膚科医が選ぶオススメな飲む日焼け止め
👑UVIook(ユーブロック)
特徴:1日1錠でOK。飲み忘れが少ない簡単ケア
主成分:ファーンブロック ビタミンC E
こんな方にオススメ:野外レジャーや旅行が多い方、忙しくて塗りなおしができない方
ポイント:1粒で24時間効果が持続(※個人差あり)化粧を崩したくない方に大人気
👑👑ヘリオケア ウルトラD
特徴:世界中の皮膚科医が推奨。日差しの強い地域向け
主成分:フェーンブロック ビタミンC ビタミンE ルテイン リコピン ビタミンD
こんな方にオススメ:海外旅行やアウトドア、強い紫外線環境に対応したい方
ポイント:飲む日焼け止めの元祖ともいえる定番ブランド
※妊娠中 授乳中の方は医師にご相談してくださいませ。
美容皮膚科医が選ぶオススメな塗る日焼け止め
👑👑👑UVシルキープロテクション SPF50PA++++
特徴:美容液のような保湿力とハイレベルな紫外線カットを両立!ノンケミカル&ウォーターベース処方でお肌に優しいです。
使用感:伸びがよくしっとり系、つっぱらない
オススメの方:乾燥肌・敏感肌 保湿も重視したい大人肌
ポイント:美容施術後のお肌にも安心して使えます。
👑👑ゼオスキンサンスクリーンプラスプライマーSPF50PA+++
特徴:光老化対策 美白ケア ブルーライトカットの3つに特化した高機能な日焼け止めです。ブルーライトも遮断する為、日常生活でもしっかりと光ダメージを防ぎます。また、抗酸化成分のビタミンC ビタミンEが配合されており、紫外線ダメージを防ぎつつ
使用感:使用感は軽く、サラットして質感で脂性肌や普通肌の方に最適です。
オススメの方:紫外線とブルーライトを徹底的に防ぎたい方 脂性肌・混合肌の方 美白ケアを重視する方 汗や皮脂に強い日焼け止めを探している方 化粧下地として使いたい方
ポイント:光老化・ブルーライトカット対策のW対策 美白ケア成分配合 皮脂コントロール効果 耐水性が高い 化粧下地としても優秀
👑MTメタトロン
特徴:MTメタトロンの日焼け止めは紫外線カットだけではなくエイジングケアに特化した製品です。コエンザイムQ10やビタミンEが配合されており、シワやたるみを防ぎながら紫外線をブロックします。
使用感:美容液のようなテクスチャーで年齢肌や乾燥肌にもなじみやすいのが特徴です。
オススメの方:日焼け止めでべたつくのが嫌な方 年齢肌でエイジングも重視したい方 シワやたるみ予防も同時に行いたい方 紫外線ダメージによる肌老化が気になる方
ポイント:シワやたるみを防ぎながら紫外線をブロックします。
👑ナビジョン NAVISION
特徴:敏感肌や赤みが出やすい肌に配慮した低刺激処方です。トラネキサム酸やセラミドが配合さされており、美白ケアとバリア機能強化が期待でします。
使用感:軽いクリームタイプで赤みや肌荒れを防ぎつつ紫外線カットできます。
オススメの方:敏感肌で肌荒れしやすい方 美白ケアしたい方
ポイント:日焼け止めを塗りながら、美白ケアもできます。
※塗る日焼け止め等はお肌が敏感な方は、使用前に一度ご相談くださいませ。
よくある質問(FAQ)
Q:飲む日焼け止めだけで紫外線は防げますか?
A:飲む日焼け止めは補助的な紫外線対策として活用くださいませ。塗る日焼け止めのように直接紫外線を遮断する効果はないため、塗る日焼け止めとの併用をオススメしております。特に、日差しが強い日や長時間の外出では「塗る+飲む」のW対策が理想です。
Q:飲むタイミングはいつですか?
A:外出の30分~1時間前の服用がオススメです。紫外線を浴びる前に体内に成分が届くよう、出掛ける少し前に服用するのが効果的です。製品によっては推奨タイミングが異なる場合があるため、詳しくは医師またはスタッフにご相談くださいませ。
Q:毎日飲んだほうがいいですか?
A:紫外線を浴びる日や日差しの強い時期は毎日の内服がおすすめです。特に3月~10月は紫外線の量が多い為、日常のUV対策として継続的な内服が効果的です。
Q:副作用はありますか?
A:医療機関で扱う飲む日焼け止めは、重篤な副作用はほとんど報告されていません。ただし、体質やアレルギーによってまれに合わない場合もあるため、服用中に体調不良を感じた場合は服用を中止し、医師にご相談くださいませ。
Q:妊娠中、授乳中でも服用できますか?
A:成分によっては、使用を控えるべき場合もあります。妊娠中 授乳中の方か必ず医師に相談してから服用してください。市販の飲む日焼け止めでも使用は控えましょう。
Q:市販の飲む日焼け止めと医療専売品の違いはあるの?
A:成分濃度 含有量 安全性に違いがあります。医療機関専売品は、臨床データに基づいた成分配合と品質管理されており、シミ 肝斑 光老化の予防を目的とした本格的な美肌ケアに適しています。市販品では得られにくい高い効果を期待できます。
まとめ
紫外線対策は、1つの方法だけでは不十分です。飲む日焼け止めで内側からの抗酸化ケアを強化し、塗る日焼け止めで外側から紫外線をブロックするダブルアプローチを取り入れることでシミ シワ たるみの発生を最小限に抑える事が可能です。
最も効果的な紫外線対策は【塗る+飲むのWケア】
未来の肌トラブルを防ぐ為にも、今から正しいUV対策を始めましょう!