著者:
西日本初ほうれい線治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科院長
笹川新也 ドクター紹介はこちら
白玉注射とは、「グルタチオン」と呼ばれる美容成分を注入する美白・美肌注射です。
強力な抗酸化作用やメラニン生成を抑制する作用があり、美白やアンチエイジング、デトックス効果などが期待できます。
皮膚だけでなく、肝臓などの体内にも効果があり体が酸化(身体の老化)することを防ぎます。
ここでは、グルタチオンの特徴、注意点についてご説明いたします。
目次
グルタチオンの作用機序
グルタチオンは、元々人間の身体の中のほぼすべての細胞に存在するアミノ酸物質で
『グルタミン酸、システイン、グリシン』の3つのアミノ酸から出来ています。
人間の細胞内に存在し、特に肝臓に多く含まれ肝臓によって作られます。
グルタチオンには強力な抗酸化作用があり、ストレスや紫外線ダメージ、大量の飲酒など
様々な理由により細胞が酸化することで起こる「老化現象」から身体を守ります。
また、その抗酸化作用により活性酸素(過剰になると細胞にダメージを与える)の増加を
抑えることで、シミやそばかす、黒ずみなどの原因になる物質(チロシナーゼ)の産生を抑え、
美白効果も期待できます。
更に、肝臓での解毒作用を助けることによりデトックス効果や二日酔い防止、風邪予防などの効果も期待できます。
グルタチオンと美容の関係
グルタチオンが減少すると、肌荒れや代謝の低下、疲れや肝機能の低下などが起こり
老化を進行させてしまう可能性があります。
また、年齢やストレス、紫外線ダメージの影響により減少しやすくなってしまいます。
定期的に注射で体内に取り入れることにより、美白や美肌効果、老化防止などのアンチエイジングや疲労回復など
お肌だけではなく、身体の機能も向上させる効果も期待できます。
白玉注射の効果
美白・美肌効果
・お肌のターンオーバーを整える
・シミ、くすみの改善
・肌荒れの改善
・アンチエイジング(肌の老化防止)
身体機能アップ
・デトックス作用
・二日酔い
・貧血予防
・風邪予防
・疲労回復
・免疫力アップ
・アレルギー抑制
白玉注射のデメリット・副作用・リスク
注射後の赤み・むくみ・硬結
直後、針を刺すことにより注入箇所が赤みやむくみのように感じることがありますが、自然と拡散していくため一時的です。
ほとんどの場合、翌日には目立たなくなります。
内出血・血腫
内出血が出ることがありますが、ほとんどの方が2週間以内に収まります。
感染やアレルギー
非常に稀ですが、抗生剤や抗アレルギー剤などにより対処致します。
よくある質問
痛みはありますか?
静脈注射の際は細い針で刺すので、刺入時にチクっとした軽い痛みがあります。
白玉注射の料金
1回(1,200mg) 9,000円
1回(1,800mg) 12,000円