治打撲一方の効果　内出血・腫れ・むくみを抑える作用

著者：
ほうれい線・シワ治療専門クリニック　
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表　笹川新也　ドクター紹介はこちら　 

内出血・腫れ・むくみの改善に人気の漢方を徹底解説

美容医療では、施術後ダウンタイムで内出血・腫れ・むくみがどうしても出やすいことがあります。
そんな時に患者様へお渡しすることが多いのが漢方薬の「治打撲一方（じだほくいっぽう）」

❝内出血を早く引かせたい❞
❝腫れを少しでも軽くしたい❞
❝糸リフト・スネコス・肌育注射・ヒアルロン酸・ボトックスのダウンタイム❞を短くしたい

という方に、とても相性が良い漢方です。

治打撲一方（じだほくいっぽう）とは？

治打撲一方はその名の通り❝打撲（ぶつけた）❞の腫れ・痛み・内出血を改善する漢方薬

昔から
・ぶつけた
・捻挫をした
・腫れている
・内出血できた

等の「外傷の初期症状」に使われてきた処方です。

美容医療でも【内出血が心配な施術】と非常に相性が良く、ダウンタイムを軽減する目的で処方される漢方の代表格です。

治打撲一方の効果

🌟内出血の吸収を促す

内出血（青あざ）は、血液が皮下でとどまることで起こります。
治打撲一方は、血流を整え溜まった血液の吸収を促す働きがあり、青あざの回復を早めます。

・グロースファクター
・糸リフト
・ヒアルロン酸注入
・ボトックス
・スネコスやリズネ等の肌育治療
・水光注射

🌟むくみ・腫れの改善

むくみは組織の炎症や血流低下で悪化します。
治打撲一方は、炎症の早期改善に働きかけ、むくみの自然治癒をサポートします。

糸リフト後の❝むくんで顔が丸く見える時期❞に飲むのがオススメです✨

🌟術後の痛みの軽減

特に糸リフト後の

・押すとズキッと痛い
・大きく笑うと痛む
・引っ張られて痛む

といった違和感を軽減することがあります。
鎮痛剤と併用でき、より回復を早めるサポートになる漢方です。

治打撲一方はいつから内服する？

🌟施術当日～翌日からがBESTです。

腫れ・内出血は早期にケアするほど改善が高いため、施術後すぐの内服が一番効果的です。

糸リフトのゆに❝引きつれ・むくみ❞が出やすい施術の場合、当院は、当日夜からの内服を推奨しています✨

🌟どのくらい続ける？

一般的には、３～７日間の短期内服で十分効果を実感しやすいです。

・内出血が強い方→１週間
・軽いむくみだけの方→３日間
・しっかり引かせたい方→５日間

状態に合わせて調整できます。

🌟冷却・禁酒・横向き寝NGと併用するとさらに効果UP

治打撲一方はあくまでサポートになりますので同時に、冷却　禁酒　横向き寝等も工夫するとよくなります✨

治打撲一方の成分（どんな生薬？）

皆様は聞いたことありますでしょうか？
あんまりないですよね…
・桂皮（けいひ）
・丁子（ちょうじ）
・大黄（だいおう）
・桃仁（とうにん）
・甘草（かんぞう）
・蒲黄（ほおう）

これらが血の巡りの改善・炎症軽減・痛みの緩和に作用します。

🌟副作用・注意点

治打撲一方は、比較的安全性の高い漢方薬ですが以下の方は注意が必要です。

・妊娠中の方（桃仁・大黄がNGです💦）
・もともと腎臓が弱い方
・心臓・腎臓に病気がある方
・出血傾向がある方
・他の漢方併用中の方

自己判断は避け、一度クリニックへご相談くださいませ。

治打撲一方は、美容効果がある？

治打撲一方そのものに【美容成分】はありませんが、結果的に

・内出血が早く引く
・むくみが早く取れる
・腫れが治まりやすい
・ダウンタイムが短い＝仕上がりが綺麗に見える

という意味で❝美容施術の完成度を高めるサポート漢方❞として使われています。

私も施術後は必ず治打撲一方を飲んでいます✨

飲むことでダウンタイムが本当に軽くなります✨
美容医療の施術後は、どうしても内出血・むくみ・腫れが出やすいタイミングがあります。
「できるだけ早く戻りたい」「なるべくバレたくない」という方は本当は多くです。

実は、私自身も糸リフトや注入系の施術を受けた時に、毎回❝治打撲一方❞を飲んでダウンタイム対策をしています。

そしてこれは、患者様だけでなく❝私達美容スタッフの中でも【定番の漢方ケア】❞になっています。

🌟実際に内服してみての感想

・施術翌日の「パンッとした腫れ」が軽い
・内出血の治りが明らかに早い
・むくみが早く引くので、仕上がりが早く見える
・痛みが早く落ち着きやすい

糸リフトや肌育注射等の❝むくみやすい施術❞では特に違いを感じました。

もちろん個人差はありますが、
私の個人的には❝飲まない時と比べて「回復スピードが違う」❞のは確実でした。

🌟患者様へのアドバイス

私、自身治打撲一方を内服していますが、内出血やむくみが軽く思ったより早く自然な状態に戻るので、
術後のサポートとしてとても心強い漢方です。

特に、ダウンタイムが不安な方には一緒に使っていただくと安心感がぐっと変わります。

【まとめ】

治打撲一方は、内出血・むくみ・腫れ・軽い痛みにアプローチできる漢方で美容医療と非常に相性が良いお薬です。

🌟糸リフトの腫れが気になる
🌟注入後の内出血を早く消したい
🌟ダウンタイムを短くしたい
🌟とにかくバレたくない
🌟仕事があるので早く戻したい

そんな方にとって心強い【術後ケアアイテム】

美容施術は、術後ケアで仕上がりが更に美しくなるため、治打撲一方は❝知っておくと得する❞サポート漢方です。

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よくある質問（FAQ）

Q１：副作用はありますか？

A：ありますが、少ないです。
　・胃もたれ
　・下痢（大黄が入っているため）
　・体質に合わないと気持ち悪さ

が挙げられますが、胃腸が弱い方は少量から始めると安心です。

Q３：妊娠中、授乳中でも内服できますか？

A：妊娠中は不可になります。
　桃仁・大黄等は妊娠中には避けるべき生薬が含まれています。
　授乳中は、医師に要相談ですので一度ご相談くださいませ。

Q４：飲むとどのくらい早く内出血が引きますか？

A：個人差はありますが、通常より１～３日早く吸収される方が多いです。
　特に、「青→黄→薄茶」への色の変化が早くなります。

Q５：飲みすぎるとどうなりますか？

A：量を増やしても効果は強くなります。
　・下痢
　・腹痛
　・胃の負担

が出やすくなります。

Q６：内出血が出てから飲んでも効果はありますか？

A：あります。
　内出血がすでにできてしまっている場合でも吸収スピードを上げる働きがあります。

Q ７：むくみにも効きますか？

A：はい。
　炎症を鎮め、血流を促す作用により顔のむくみが引きやすくなるという方が多いです。

Q ８：味はどんな感じ？飲みにくいですか？

A：❝少し独特の漢方の風味❞はありますが、水で流し込めば問題なく飲める方がほとんどです。