
著者:
ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 笹川新也 ドクター紹介はこちら
肌の乾燥やハリ不足、くすみなどが気になってきて、「そろそろ肌育を始めたい」と考えたとき、よく耳にするのが水光注射と手打ち注射です。
どちらも美容成分を肌に直接届けてくれる人気の施術ですが、「結局どっちが自分に合ってるの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、水光注射と手打ち注射の違い・メリット・デメリットをわかりやすく解説しながら、あなたにぴったりの選び方をお伝えします。
肌育の第一歩を正しく踏み出すために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
💧 水光注射とは?
水光注射(すいこうちゅうしゃ)は、ヒアルロン酸や各種美容成分(リズネ、スネコス、プルリアル、ボトックスなど)を、皮膚のごく浅い層(真皮上層)に細かく均一に注入する美容医療の施術です。
韓国で人気となり、日本でも「肌の水分・ツヤ・ハリを取り戻す治療」として広く行われています。
💧 水光注射
特徴とメリット
・極細マルチニードル(9本)でごく浅い層に一気に均一注入
・広範囲を効率よく、むらなく注入できる
・痛み・内出血が比較的少ない
・施術時間が比較的短い
デメリット
・機械の種類や設定によって効果に差が出ることも
・目元や小鼻周辺など細かい部分の施術がやや不向き
向いている目的
・肌全体のうるおい・ツヤ・ハリアップ
・美肌・美白・毛穴・くすみ改善
・ナチュラルな肌質の底上げ
✋ 手打ち注射とは?
手打ち注射とは、専用マシンを使わずに、医師が一本の注射器と極細針を用いて、皮膚の状態を見ながら1点ずつ丁寧に薬剤を注入する方法です。
水光注射と同じく美肌・肌質改善を目的としますが、「どこに・どの深さ・どれくらい」入れるかを医師が細かくコントロールできるのが大きな特徴です。
🎯 手打ち注射(医師が1点ずつ注入)
特徴とメリット
・医師がお客様の皮膚の厚みや状態を見ながら注入量・深さを調整できる
・真皮深層まで狙って注入できる
・注入の自由度が高く、凹みやシワの溝などピンポイントに対応できる
デメリット
・注入量が多いと施術時間が長くなる可能性がある
・均一性にはややばらつきが出やすい
・痛みや内出血が出るリスクがやや高め
向いている目的
・局所的なシワ・たるみ・肌質の改善
・肌全体よりも特定部位の悩みを集中的に改善させたいとき
・高度なデザインをご希望される場合
🧴 どっちが自分に合ってる?
比較項目 | 水光注射 | 手打ち注射 |
---|---|---|
均一性 | ◎ | △ |
細かい調整 | △ | ◎ |
痛みの少なさ | ◎ | △ |
時間の短さ | △ | ◎ |
ナチュラルな仕上がり | ◯ | ◎ |
ダウンタイム | 短め | やや長め |
※技術次第の部分も多いため、信頼できる医師・看護師から施術受けるのが重要です。
✅ 水光注射が向いている人
・肌全体にうるおいを与えたい人
・初めて美容注射を受ける人
・忙しくてダウンタイムを短くしたい人
症例写真:30代女性 水光注射ハイコックス(スネコス)
✅ 手打ち注射が向いている人
・特定の悩み(シワ・たるみ・毛穴)を集中ケアしたい人
・部分的な量のアレンジを聞かせたい人
・技術の高い医師に任せたい人
症例写真:30代男性 手打ち注射(プルリアルデンシファイ)
💡 まとめ:目的とライフスタイルに合わせて選ぼう!
どちらにもメリット・デメリットがありますが、大切なのはあなたの肌悩みと生活スタイルに合った方法を選ぶことです。
「全顔の肌質改善」には水光注射、「特定部位の悩みを解決したい」場合には手打ち注射が向いています。
迷ったときは、カウンセリングでしっかり相談してから決めるのがベストです。
当院Houreisenスキンクリニックではお客様一人ひとりに適した治療をカウンセリングでしっかりご相談させていただきます。
水光注射も、手打ち注射も、最小限の痛み・ダウンタイムで、自然な仕上がりで若返っていただくよう心がけております。
ぜひ一度ご相談くださいませ。