
監修:
ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 笹川新也 ドクター紹介はこちら
当院に来られるお客様には、なぜほうれい線が気になりだした理由についてカウンセリングで確認させていただいております。
その中でお客様から言われるのが、
【コロナ渦でマスクをして外すようになってから気になりだした】
という理由です。
感染対策で重要であったマスクですが、お肌には知らず知らずのうちにダメージを与えていました。
今回はその理由についてお話させていただきたいと思います。
原因① 表情筋を使う機会が減る?
マスクを長時間していると、口元が隠れている安心感から表情をあまり動かさなくなります。
普段なら人と会話するときや笑顔を見せるときに使われる「口輪筋」や「頬筋」が使われなくなると、筋肉は徐々に衰えて、
その結果ほうれい線の溝が深く刻まれていくといわれていますが、当院はこれについてはどうかな?と疑問があります。
むしろ、ほうれい線ボトックスで表情筋を止めて、シワ対策をしているのが私たちが行っているくらいです。
適度に表情筋を動かすのは良いですが、使いすぎるとむしろほうれい線が深くなります。
詳しくは下記にまとめたブログもぜひご参照ください!
原因② マスク内の蒸れや乾燥
マスクの中は呼気で高温多湿になりやすく、汗や皮脂の分泌も増えます。
しかし、マスクを外すと今度は急激に外気にさらされ、肌の水分が一気に蒸発して乾燥します。
この「蒸れ → 急な乾燥」の繰り返しは、肌のバリア機能を壊す原因になってしまいます。
肌のバリアが弱まると、真皮にあるコラーゲンやエラスチンがダメージを受けて減少し、ハリが失われます。
ハリのない皮膚はシワが定着しやすいため、ほうれい線がより濃く目立つようになります。
原因③ 摩擦や圧迫によるダメージ
マスクのゴムや布地が、頬や口元に常に当たっている状態もとても問題になります。
歩く・話す・呼吸するといった日常動作のたびに小さな摩擦が起き、肌に細かなダメージが積み重なります。
さらに、耳にかけるゴムやマスク自体の圧迫によって血流が滞ると、皮膚の代謝が低下し、老廃物がたまりやすくなります。
これがむくみやたるみを招き、ほうれい線をより深く見せる要因になるのです。
原因④ 下を向く姿勢が増える
マスクをしていると表情が隠れるため、人と視線を合わせる機会が減り、スマートフォンやパソコンを長時間見てしまう方が増えています。
結果として「うつむいた姿勢」が習慣化しやすくなります。
下を向くと重力の影響で頬や口元の皮膚・脂肪が下に引っ張られ、フェイスラインが崩れてみえます。
マスクをつけてもほうれい線を深くさせない方法
今まで様々なセルフケア方法をお伝えしてきましたが、一度刻まれてしまったほうれい線の根本的な治療にはならないのが現状です。
今以上深くさせないケアについてお伝えすると。
①マスクを摩擦が少ないものに変えましょう
摩擦はお肌の大敵です。自分に合った、肌にやさしいマスクを選びましょう。
・肌に優しい不織布やシルク素材など、摩擦が少ないマスクを選びましょう
・サイズが合わないマスクは余計な圧迫や擦れを生むため、顔にフィットするものを使用しましょう
・耳掛けのゴムが強いものは血流を妨げやすいため、調整可能なタイプがおすすめです
②保湿+UVケアを徹底しましょう
・マスクを外したあとはすぐにしっかり保湿を行う
・化粧水だけでなく、ヒアルロン酸やセラミド、グロースファクターを含んだ保湿クリームで水分を閉じ込める
・外出時はスプレータイプのミスト化粧水でこまめに保湿し、日焼け止めを忘れない!
クリームは当院統括院長が細部までこだわって監修した【HCクリーム】がオススメです。
詳しくは下記にまとめましたのでご参照ください。
当院NSの一言( *´艸`)💓
「HCクリームは美容液+クリームの働きがあり、1本で完結するから、お風呂上りに最適です!忙しい日にもしっかりケアができている感じが嬉しいです!」
「塗った次の日はやっぱり肌の感じ違います!」
「気に入ってくださっているお客様は毎月買ってくださっています!」
③姿勢を意識する
・長時間のスマホやPC作業でうつむき姿勢にならないよう注意しましょう。
・顎を軽く引き、背筋を伸ばすだけでフェイスラインのたるみを防止できます!
・座っている時も頭の位置を正しく保ち、首や肩に力が入らないようにしましょう。
④生活習慣を整える
・バランスよく食事をとりましょう
・良質な睡眠をとって1日の疲れをしっかりとり、お肌のターンオーバーを促しましょう。
・年々運動しなくなりますが、少しの運動習慣を心がけましょう。
・タンパク質、ビタミン、ミネラルなど肌を支える栄養を意識して摂取しましょう
食事は私たちの体を作っている大切なものです。
ついつい手軽に済ませられるコンビニご飯を利用しがちですが少しでも体にいいものを取り入れていきたいですよね。
肌にいい食事についてまとめたブログにもぜひ遊びに来てください!
美は一日にしてならず。といいますが、これだけ丁寧なケアをしてもやはり刻まれたものを改善するのは難しいものがあります。
そこで手助けになるのが美容医療です。
効果がしっかり感じられるのは美容医療
当院の代表的なほうれい線ケアについてご紹介させていただきます。
◆グロースファクター注射(ほうれい線のみ)
ほうれい線はグロースファクター治療がお勧めです。
グロースファクター治療は、皮膚に注射して、細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチンを増やす治療法です。
ヒアルロン酸のように埋めるのではなく、肌そのものを内側からふっくら改善します。
効果はゆっくり現れますが、長期間(数年~10年)持続しやすいのが特徴です。
ナチュラルな変化を求める方におすすめの“根本改善型”の注入治療です。
◆ヒアルロン酸
ヒアルロン酸注入は、ほうれい線やマリオネットライン、ゴルゴラインなどの溝にジェル状のヒアルロン酸を注入し、内側からふっくらと持ち上げる治療です。
施術直後から効果を実感できる即効性の高さが特徴です。
自然な仕上がりに調整でき、ダウンタイムもほとんどありません。
効果は当院の製剤だと、1〜2年程度持続し、必要に応じて繰り返し治療が可能です。
◆ハイフ
HIFU(ハイフ)はリフトアップ機器です。:超音波のレーザーで真皮〜SMASと呼ばれる筋膜層に至るまでアプローチ可能で、組織を熱凝固させ、皮膚の再生を促し、たるみを引き締めます。美肌効果(皮膚のツヤ・弾力アップ)も期待できます。
適応部位:額・こめかみ・頬・フェイスライン・口角横・顎下・首
効果の出方:効果は徐々に見られ、3か月後が効果のピーク。持続時間の目安は6か月(個人差あり)。メンテナンスは6か月おきが一般的。
ダウンタイム:ほとんどなし(軽い赤みや火照り感程度)。施術施設によってはやけどや神経損傷など。
◆デンシティ
DENSITY(デンシティー)はRF(高周波)によるリフトアップマシーンです。:一般的なリフトアップRF機器と異なり、モノポーラ+バイポーラRFを組み合わせる最新の機器で、皮膚を冷却しながら痛みを抑えつつ、真皮〜皮下の組織を引き締めます。
効果の仕組み:熱刺激でコラーゲン・エラスチン生成を促し、たるみ・小ジワの改善と肌のハリ感向上を狙います。
適応部位:額・こめかみ・頬・フェイスライン・口角横・顎下・首
持続期間:持続時間の目安は6か月(個人差あり)。メンテナンスは6か月おきが一般的。
ダウンタイム:ほとんどなし
◆ 糸リフト
糸リフトは、皮下に特殊な吸収糸を挿入してたるんだ肌を物理的に引き上げるリフトアップ治療です。
糸が溶ける過程でコラーゲン生成も促進され、引き上げ+ハリ感アップの効果が期待できます。
施術直後から変化を実感でき、フェイスラインやほうれい線の改善に効果的です。
切開せずにリフトアップしたい方に適した、即効性と持続力のある治療です。
評価項目 | グロースファクター | ヒアルロン酸 | 糸リフト | ハイフ | デンシティ |
---|---|---|---|---|---|
即効性 | 徐々に効いてくる、即効性は弱い | 注入直後から効果実感 | 施術直後から効果を感じる | 数カ月でじわじわ改善 | 数カ月かけて改善 |
持続期間 | 数年以上~10年程度 | 2年程度(当院採用の製剤) | 2年程度(当院採用の製剤) | 半年 | 半年 |
ダウンタイムの軽さ | 軽度 | 軽度 | 軽度(当院の場合) | ほぼなし | ほぼなし |
たるみ改善 | 弱い | 弱い | リフト力が強い | 軽〜中等度のたるみに有効 | 軽度たるみの引き締めに◎ |
シワ・くぼみ改善 | 可能 | 強い | 深いシワには単体だと不十分 | 表情ジワよりもたるみジワ向け | 細かい小ジワ改善に有効 |
肌質改善 | コラーゲン・エラスチン増生でハリ・弾力アップ | 肌質改善効果は限定的 | 肌質改善効果あり | 毛穴・キメ・ハリ改善効果あり | 毛穴・キメ・ハリ改善効果あり |
費用(当院) | 180,000円 | 77,000円(1本) | 27,000円(1本) | 54,800円(頬) | 78,000円(300ショット) |
当院のオススメ治療はグロースファクター!
さて、さまざまな治療法を説明してきましたが、何が一番おすすめか気になりますよね。
当院で、まずほうれい線治療を受けられる方が多いのは、グロースファクターです。
自然な仕上がりで、1回の施術で長持ちし、皮膚の土台作りとなり、シワ・たるみの予防効果があるため、急にほうれい線が気になってきた方にとって、オススメです。
まとめ
マスクをして生活をすることは、ほうれい線を深めてしまう大きな原因です。
そしてインナーケアではできてしまったシワを戻すことはとても難しいことです。
私も日々施術をするときはマスクをつけておこなっておりますので、マスク生活に伴うケアは行っております。
セルフケアも重要ですが、やはり美容医療の効果は絶大です。
お家ではセルフケアを頑張り、必要に応じてクリニックで美容医療のアプローチをプラスすれば、あなたも周りに負けないハリ感と若々しい表情を取り戻せます。
ほうれい線が深くなって憂鬱と思われているなら、まずは当院までご相談ください。
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニックでは、一人ひとりの骨格や表情筋の動きまで診断したうえで、最適な治療方法をご提案させていただきます。