ほうれい線・シワ治療専門クリニック
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プルリアルは、口元の乾燥や細かなシワ、ハリ不足を改善する肌育注射です。肌に潤いと弾力を補うことで、ほうれい線周辺の細かなシワが目立ちにくくなることがあります。
一方、ほうれい線が深い溝になっている方や、小鼻横のくぼみ・頬のたるみが目立つ方は、溝やくぼみそのものに合う治療を選ぶ必要があります。
この記事では、当院で使用する「プルリアルデンシファイ」について、期待できる効果と向いている方、ほうれい線治療での位置づけ、他の肌育注射との違いを解説します。
プルリアルとは? 当院で使う「デンシファイ」の成分
プルリアルは、ルクセンブルクのMD Skin Solutions社が開発する注入製剤のブランドです。複数の製品があり、当院では、PN・非架橋ヒアルロン酸・マンニトールを組み合わせた「プルリアルデンシファイ」を使用しています。

3つの成分が、肌の修復と潤いを支えます
- ポリヌクレオチド(PN)|2cc中20mg
- サケ由来のDNAを精製して得られる成分です。肌の修復を助け、ハリや弾力、小じわの改善を目指します。リジュランも、このPNを主成分とする肌育注射です。
- 非架橋ヒアルロン酸|2cc中20mg
- 水分を引き寄せ、肌に潤いを補います。くぼみを持ち上げるための架橋ヒアルロン酸とは役割が異なり、乾燥や細かなシワ、肌の質感を整えるために配合されています。
- マンニトール|2cc中80mg
- 抗酸化作用を持ち、ヒアルロン酸が分解されにくくなるように配合された成分です。潤いを補う働きと、その持続を支えます。
配合量はメーカーの2026年版資料に基づきます。1本2ccあたりの量です。
PNは、不要なタンパク質などを取り除く精製工程を経て作られています。魚や注入製剤でアレルギーを起こしたことがある方は、治療前にお知らせください。
成分の詳しい説明や当院の症例は、プルリアルデンシファイの治療ガイドでもご紹介しています。
プルリアルで期待できる効果
乾燥で目立つ小じわを整える
保湿をしても口元の乾燥が気になる方や、笑った後に細かなシワが残りやすい方には、肌の潤いとハリを補う治療が合うことがあります。非架橋ヒアルロン酸の保水作用と、PNの肌の修復を助ける働きを組み合わせ、乾燥で目立つ細かなシワを整えていきます。
肌のハリ・弾力・ツヤを改善する
皮膚の土台である真皮には、線維芽細胞という細胞があり、コラーゲンやエラスチンを作っています。これらは肌のハリや弾力を支える成分です。加齢や乾燥、炎症などで肌の状態が乱れると、ハリが落ち、細かなシワや影が目立ちやすくなります。
プルリアルデンシファイは、PNによって肌の修復を助けながら、潤いと弾力を補う治療です。肌のキメやツヤを整え、自然なふっくら感のある肌を目指します。
赤み・色ムラや、ハリ不足に伴う毛穴も気になる方へ
当院では、乾燥や小じわだけでなく、赤みや色ムラも気になる方にPNを含む製剤をご提案しています。ハリが落ちて毛穴が目立つ方も、肌質改善の相談対象です。
赤みが続いている場合には、皮膚炎や酒さなどの治療が必要かどうかも含めて診察します。肌の潤いやキメを整え、明るくツヤのある印象を目指していきます。
ほうれい線に向いている方・別の治療を優先する方
プルリアルは、ほうれい線の溝やへこみを直接埋める「ボリューム形成」の注入というより、肌質改善を目的とした注射です。
ほうれい線には、皮膚の状態に加え、骨格、頬の脂肪やたるみ、筋肉の動きなども関わります。口元の細かなシワを整えたいのか、ほうれい線の深い溝や段差を改善したいのかを分けて考えると、治療を選びやすくなります。
プルリアルが向いている方
- 皮膚のハリが落ちてきた
- 笑った後に細かい小じわが残りやすい
- 口元の小じわ・乾燥感が気になる
- 肌全体のハリやツヤを整えたい
- ほうれい線そのものより、口元や目元の小じわが気になる
- 肌のくすみやハリ不足が気になる
- 顔の形を大きく変えずに、肌質を整えたい
- 早めに乾燥・ハリ不足のケアを始めたい
こうした方には、肌に潤いとハリを補う目的でプルリアルをご提案します。ほうれい線自体を治療した後、周囲の小じわや肌質を整えるために組み合わせることもあります。
ほうれい線の溝・くぼみを治療した方がよい方
- 小鼻横(鼻翼基部)のくぼみや影が気になる
- 無表情のときにも深いほうれい線が目立つ
- 笑った後もほうれい線上に深いシワが残り、ファンデーションがたまりやすい
- 頬のたるみや脂肪の厚み、もともとの骨格による段差が目立つ
当院では、ほうれい線自体を改善したい方には、グロースファクターやヒアルロン酸を中心に検討します。コラーゲンの産生を促して数か月かけて改善するのがグロースファクター、くぼみやボリューム不足を補うのがヒアルロン酸です。頬のたるみが関わる場合には、糸リフトなども含めて検討します。
イベント前に早く変化を出したい方や、1回の治療で長く効果を保ちたい方は、効果が出る時期と必要回数も含めて治療を選びます。肌質を複数回かけて整えるプルリアルと、溝・くぼみを治す治療では、目的と経過が異なるためです。
原因から詳しく知りたい方へ:ほうれい線の原因 / ほうれい線のタイプ別の特徴 / 左右差がある場合
リジュラン・スネコス・プロファイロとの違い
肌育注射は、製剤の成分に加え、どこを治療したいか、痛みやダウンタイムをどれくらい許容できるかで選びます。回数と費用の見通しも、続けやすさに関わるポイントです。
リジュランとの違い|PNに加え、潤いを補う2成分を配合
リジュランも、PNを主成分とする肌育注射です。プルリアルデンシファイは、PNに加えて非架橋ヒアルロン酸とマンニトールを配合しており、肌の修復を助けながら潤いも補いたい方に向いています。
注入後のボコつきが心配な方には、リジュランをご提案することがあります。プルリアルでは、細かな膨らみが2〜3日程度残ることもあるためです。痛みが不安な方には麻酔を使い、以前受けた治療での痛みや腫れの経過も伺いながら、製剤と注入方法をご提案します。
スネコスとの違い|PNとアミノ酸の違い
スネコスは、非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を組み合わせた製剤です。どちらも小じわやハリ不足に使いますが、プルリアルデンシファイにはPNとマンニトールが含まれています。
当院では、乾燥や小じわにスネコスを、赤みや色ムラも気になる方にはPNを含む製剤をご提案しています。プルリアルを選ぶ場合には、注射の痛みや、数日間のボコつきも含めてご説明します。
プロファイロとの違い|注入する場所と治療回数
プロファイロは、高分子・低分子のヒアルロン酸を組み合わせた製剤です。顔では片側5か所ずつなど、決められたポイントに注入する方法が広く使われています。初回は約1か月間隔で2回、その後は肌状態に応じて維持治療を行います。
プルリアルの手打ちは、気になる小じわに合わせて注入する場所・層・量を調整できます。口元や目元など、気になる部分を重点的に治療したい方にご提案しています。当院での肌質改善は、3〜4週間間隔で3回程度が目安です。
効果はいつから? 治療回数と持続の目安
肌の潤いやハリの変化を実感する目安は、施術後2〜4週間ほどです。注入直後にできる細かな膨らみは、数日かけてなじみます。
1回でも潤いやツヤを実感される方はいますが、当院では、しっかり肌質を改善したい方に3〜4週間間隔で3回程度の治療をご提案しています。続けるかどうかは、1回目の効果も見ながら相談できます。
その後のメンテナンスは、3〜6か月ごとを一つの目安に、乾燥や小じわの状態に合わせてご案内します。
ほうれい線自体の治療を検討している方は、治療別の回数・効果が出る時期も参考にしてください。
手打ち・水光注射の違いと料金
プルリアルデンシファイは製剤の名前、水光注射は機械を使った注入方法の名前です。当院では、医師の手打ちと水光注射の2つの方法をご用意しています。
手打ち|口元などの小じわを重点的に
医師が一か所ずつ、注入する場所・層・量を調整します。シワの走行に沿って入れたい場合や、気になる部分を集中的に治療したい場合に向いています。
2cc 65,000円
税込・麻酔代込み
大阪院・東京院・名古屋院
水光注射|広い範囲の乾燥・ハリ不足に
当院ではハイコックスを使い、皮膚の浅い層へ細かく注入します。頬などの広い範囲に、薬剤を均一に届けたい方に向いています。
2cc 55,000円
税込・麻酔代込み
大阪院・名古屋院
1本は2ccです。顔全体へ広く注入するのか、口元などに重点的に注入するのかで、一か所に入れる量が変わります。治療したい範囲を伺い、必要な量と総額を先にご説明します。
麻酔を含めた所要時間は、手打ちが約40分〜1時間、水光注射が約1〜1時間半です。別途カウンセリングの時間をいただきます。
ダウンタイム・痛みと、施術後の過ごし方
注入直後は、針を刺した部分に赤みや細かな膨らみが出ます。手打ちでは、蚊に刺されたようなぷつぷつが目立つこともあります。
- 注入部の膨らみ・ボコつき:半日〜3日程度でなじむことが多いです。
- 赤み・腫れ:数時間〜数日程度が目安です。
- 内出血:出た場合は1〜2週間ほどかけて改善します。
注射による痛みのほか、感染、アレルギー、しこりなどのリスクがあります。強い赤みや痛み、熱感が続く場合は当院へご連絡ください。
当日は、飲酒・激しい運動・長湯を控える
血行がよくなると赤みや腫れ、内出血が強くなることがあるため、当日は飲酒や激しい運動、サウナ、長湯をお控えください。入浴はぬるめのシャワーにしましょう。
洗顔や保湿は、強くこすらず優しく行ってください。強いフェイスマッサージは1〜2週間お控えください。同じ場所へのハイフやレーザー治療は、原則として少なくとも2週間あけてご案内しています。直近に受けた施術があれば、ご予約の際にお知らせください。
治療前にお知らせいただきたいこと
妊娠中・授乳中の方、治療したい部位に皮膚炎や感染がある方は、事前にお知らせください。治療を見合わせる場合があります。持病や服用中のお薬、最近受けた美容医療についても確認します。
よくある質問
Q1. 当日から化粧はできますか?
A. 当院では、手打ちは施術1時間後以降、水光注射は早くても6時間後からとご案内しています。針跡や赤みの状態に応じた、当日の説明に沿って再開してください。
Q2. 当日から入浴・シャワーはできますか?
A. 当日はぬるめのシャワーでお過ごしください。半身浴などの長湯や熱いお風呂、サウナはお控えください。
Q3. ダウンタイムはどれくらいですか?
A. 注射の刺激による腫れ(ボコつき)が引くのに2〜3日かかることがあります。軽い内出血であれば4〜5日〜1週間ほど、まれに広く紫色になる内出血では2週間ほどかかる場合があります。
Q4. ほうれい線にも効きますか?
A. 口元の乾燥や細かなシワ、ハリ不足には使えます。ほうれい線自体の深い溝や小鼻横のくぼみを改善したい場合は、グロースファクターやヒアルロン酸など、シワ・くぼみに合う治療をご提案します。
Q5. 痛みが不安です。麻酔はできますか?
A. はい。当院では、麻酔クリームを塗って15〜20分ほど置いてから注入します。細かな注射を繰り返すためチクチクした痛みはありますが、痛みが強いときは遠慮なくお伝えください。お声を伺いながら施術を進めます。
当院が、ほうれい線治療を選ぶときに大切にしていること
ほうれい線を改善するには、製剤名で決めるのではなく、まずは今のほうれい線の原因を整理し、自分に合う治療を選ぶことが大切です。
当院では、患者さま一人ひとりに対して問診・診察を行い、肌状態だけでなく、ほうれい線の原因の比重を評価したうえで治療方針をご提案します。
現在のご自身のほうれい線には何が主に関わっているのか、ダウンタイムはどれくらい許容できるのか、予定には間に合うのか、持続期間を優先するのか、自然な仕上がりを優先するのか。そうした点まで含めて、最適な治療をご提案させていただきます。
ほうれい線と肌質、どちらも相談したい方へ
口元の小じわやハリ不足、ほうれい線の溝・くぼみ。気になっている部分と、どのように改善したいかをお聞かせください。
使用する製剤について
プルリアルデンシファイは国内未承認の製剤です。当院では、医師による個人輸入(輸入代行を含む)で入手しています。メーカーは欧州CE認証を取得しています。主なリスク・副作用は上記の「ダウンタイム・痛みと、施術後の過ごし方」でご案内しています。国内の医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。









