著者:
ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 笹川新也 ドクター紹介はこちら
「ほうれい線、指で引き伸ばせば薄くなる?」は大きな誤解
ほうれい線が気になり、鏡の前で「ピーン」と皮膚を横に引っ張って「これぐらいなら薄くできそう」と感じたはありませんか?
しかし、この“物理的に伸ばす”ケアは、実は肌にとって逆効果になる可能性があります。
皮膚を無理に引っ張ると「たるみ」を悪化させる。
顔の皮膚はとても繊細。
特に、頬~口元は表情筋や靭帯で支えられたバランスの上に成り立っており、伸縮には限界があります。
マッサージや引っ張りによって繰り返し皮膚が動かされると
・コラーゲン・エラスチンといった皮膚繊維組織が傷み
・皮膚が“伸びクセ”を起こし
・将来的なたるみやシワの固定化につながる
といった悪循環を引き起こします。
摩擦・刺激がメラニンや炎症の原因に
自己流のマッサージ“毎日こすってる”と、肌に微細な炎症が慢性的に起こるリスクもあります。
・色素沈着(しみ くすみ)
・肌の非薄化(薄くなる)
・バリア機能の低下
こうしたダメージが重なると、ほうれい線どころか、肌全体が疲れて見える印象になることもあります。
表情ジワの“折れ癖”が深まる危険も
ほうれい線は、表情筋の動きによって日常に繰り返し折れ曲がる部分です。
そのため、自己流のマッサージや無理な筋肉の動かし方を繰り返すことで、“折れ癖”が強くなりしわとして定着してしまう可能性があります。
特に、注意が必要なのが、「口輪筋(こうりんきん)」や「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」等、口角や頬の動きに関与する筋肉。
これらの筋肉を誤った方向に過剰に動かすと、表情のバランスが崩れ、左右対称なシワや口元だけで老けて見える現象につながることがあります。
・表情筋トレーニングやマッサージは、目的に合った正しい方法を行うことが重要。
・独学ではなく、必要に応じて専門家の指導や美容医療との併用を取り入れると効果的です。
では、ほうれい線ケアはどうすれば良いの?
「無理に伸ばす」のではなく、肌の土台から整えるケアこそ未来の見た目を左右します。
そのためには、毎日のスキンケアで肌のハリ・弾力を守る成分を取り入れることが大切です。
正しいケアの基本は「引っ張らない・こすらない・保湿する」
正しい日常ケアのポイント
・強くこすらず、手のひらで優しく包み込むようにスキンケアを行う。
・化粧水・美容液・クリームを使って、しっかり保湿することで乾燥ジワを予防
・たるみが気になる場合は、医療的なリフトアップ治療や表情筋の使い方の見直しを
真皮の支えが失われると、ほうれい線は深くなる。
ほうれい線=年齢のサインと捉えられがちですが、実は乾燥や肌のハリ不足が原因で若くても目立ちやすくなることがあります。
肌の内側、真皮層には「コラーゲン」「エラスチン」等のハリや弾力の“土台”となる繊維状の構造が存在しています。
これらが、加齢や紫外線ダメージによって減少・変性すると、皮膚の張力が低下し、重力に逆らえず皮膚が折れ曲がりやすくなります。
この構造変化こそが、ほうれい線が深くなる大きな要因です。
今すぐ、できる対策としてオススメなのが、ハリを支える成分を含んだスキンケアの見直しです。
ほうれい線×化粧品の選び方のコツ
👑医療アプローチの活用で構造から若返り
🌟🌟当院の人気若返り治療🌟🌟
スキンケアやマッサージでできる事で、肌表面の保湿や印象の改善までです。
“肌の土台ことふっくらさせたい”“もうこれ以上深くしたくない”思った時に
肌の根本に働きかける方法として注目されているのが、👑グロースファクター治療を用いた再生治療👑です。
表面をケアをするだけでなく、コラーゲンやエラスチンの成分を内側から促し、土台そのものを強化することで、
「肌質そのものがふっくらと変わっていく」ような実感が得られます。
【1】👑👑グロースファクター治療👑👑
ヒアルロン酸より効果長続き?ほうれい線グロースファクター治療とは
【2】👑ヒアルロン酸注入治療👑
【徹底解説】ほうれい線治療の定番!ヒアルロン酸注射の完全ガイド
グロースファクター治療VSヒアルロン酸注入治療
何が違う?ヒアルロン酸注射とほうれい線グロースファクターの比較
👑ハイフや高周波等の機械治療の活用👑
ほうれい線の改善を考えた時、“しわを伸ばす”という表面的な発想にとらわれがちですが、美容医療では「肌内部を構築して支える」というアプローチが重要になります。
HIFUやRFといった機器治療は、皮膚の深層部(真皮・SMAS層)に熱エネルギーを届け、コラーゲンの収縮・再生を促す治療です。
🌟HIFUは、筋膜(SMAS層)にもアプローチしフェイスラインや中顔面の引き締めに効果的
🌟RF(ラジオ波)は、皮膚全体にじんわり熱を加え、真皮のコラーゲンを活性化
これによりたるみによって影になっていたほうれい線周辺の肌が引き締まり、シワが軽減して見えることもあります。
ただし、HIFUやRFは“溝そのものを埋める”治療ではない為
・すでに深く刻まれたほうれい線
・脂肪の減少が大きい箇所
・頬の脂肪層が厚い方には単独での効果は得にくい傾向にあります。
こけにくいリフトアップレーザー デンシティ-DENSITY-とは
ハイフ( HIFU )の治療効果と副作用について
🌟これらを併用することで、“溝を埋める”+“全体を引き締める”ダブルアプローチが可能になります。🌟
👑👑注入治療と併用で「構造+質感」で両面にアプローチ
HIFUやRFは、肌を引き締める・支える土台作りとして、グロースファクターやヒアルロン酸等の注入治療と組み合わせることで相乗効果が期待できます。
・注入治療で“溝”を持ち上げる
・HIFUやRFで全体を引き締めて支える
→この2段階のアプローチで、自然かつ若々しい輪郭と肌印象を演出できます。
よくある質問(FAQ)
Q:ほうれい線は、マッサージで薄くなりますか?
A:一時的に見た目が変わることがありますが、根本的な改善はできません。
むしろ誤ったマッサージは皮膚のたるみや摩擦による炎症を引き起こし、ほうれい線を悪化させる可能性があります。
Q:マッサージ機器やEMSは使っても大丈夫ですか?
A:適切な周波数・出力で、正しく使えば効果的な場合もあります。
ただし、使用頻度・強度・肌状態によっては逆効果になることもあるため、一度カウンセリングにお越ししてお肌状態をカウンセリングさせていただきます。
Q:正しいセルフケアはありますか?
A:摩擦を避けながら、保湿と紫外線対策を徹底することが基本です。
また、表情筋のバランスを崩さないように、「鍛える」「緩める」のバランスが大切です。
Q:一番効果的な医療ケアはどれですか?
A:ほうれい線の原因(たるみ/脂肪の下垂/骨格の変化)によって異なります。
一度カウンセリングにお越しくださいませ。
Q:医療の力を借りた方がいいタイミングはいつですか?
A:「触らないと気になる」「メイクでも隠れない」と感じたら、一度ご相談にお越しくださいませ。
・シワの定着を防ぎたい方は「早めの対処」がオススメです。
・溝が深くなってからでも、美容医療なら改善可能です。
まずは、現状の肌状態をチェックし、今のあなたに最適な方法を一緒に考える事が大切です。
まとめ
ほうれい線を指で伸ばしたり、力任せにマッサージする行為はたるみや皮膚の伸ばしクセを悪化させる原因になります。特に、口元の皮膚は薄くてデリケート。
強い摩擦や圧迫による刺激は老化を早めるリスクがあるため要注意です。
見た目を整えたいなら、スキンケアで保湿・紫外線対策を徹底することが第一歩。
そして、すでに刻まれたほうれい線には、ヒアルロン酸注入・グロースファクター注入・糸リフト・レーザー治療等の医療アプローチが効果的です。
当院は、お一人おひとりの肌状態と生活習慣に合わせた最適な“ほうれい線ケア”をご提案します。