
著者:
ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 笹川新也 ドクター紹介はこちら
更年期症状の緩和や肌のエイジングケア目的で、プラセンタ注射を受ける人が最近さらに増加してきていますね。
日本では2000年ごろから美容目的でのプラセンタ注射が増え、2010年ごろにはエステ分野などでも【プラセンタ入り】などの商品が増え、
SNSやYouTuberの紹介でプラセンタへの関心がさらに加速し、「美容と健康の両方に効く注射」として認知が定着してきています。
「疲れにくくなった」「更年期がマシになった」など体調的な変化だけではなく、「肌の調子がよくなった」と感じる方も増えてきています。
そこでほうれい線を専門に日々治療を行っている私が気になるのが【プラセンタでほうれい線が薄くなるのか】についてです。
今回は、美容皮膚科医の視点から“ほうれい線とプラセンタ”の意外な関係性をわかりやすく解説します。
ほうれい線の主な原因とは
ほうれい線の原因は多岐にわたります。
他の記事でも詳しく書いておりますが、簡単にお伝えすると以下のような原因があります。
肌の弾力低下(コラーゲン・エラスチンの減少)
皮膚の乾燥とターンオーバーの乱れ
頬の脂肪の下垂や筋力低下
紫外線・ストレス・生活習慣の影響
詳しくは下記の記事で詳しくお話させて頂いておりますのでご一読お願いいたします。
プラセンタ注射とは?
それではプラセンタ注射とはいったい何でしょうか?
プラセンタ注射は、ヒトの胎盤から抽出された有効成分を体内に取り入れることで、細胞の再生や肌の若返り、ホルモンバランスの調整などを目的とした美容・健康治療です。
胎盤には、細胞の再生を助ける成長因子やアミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素などが豊富に含まれており、古くから医療・美容の現場で使用されています。
プラセンタでほうれい線は薄くなるの?
プラセンタは、真皮層の線維芽細胞を活性化し、コラーゲン産生を促すことで、これらの原因の一部にアプローチします。
特に、「乾燥による小ジワ」「ハリの低下」が主因のケースでは、肌質改善によってほうれい線の印象が和らぐことがあります。
・肌のハリやツヤの向上
・ターンオーバーの正常化
・抗酸化・抗炎症作用
・更年期症状の緩和
プラセンタは、真皮層の線維芽細胞を活性化し、コラーゲン産生を促すことで、これらの原因の一部にアプローチします。
特に、「乾燥による小ジワ」「ハリの低下」が主因のケースでは、肌質改善によってほうれい線の印象が和らぐことがあります。
但しプラセンタはあくまで「肌の再生力を高める補助的治療」です。
深く刻まれたシワや脂肪・骨格由来のほうれい線には、即効性のある治療が必要です。
本気でほうれい線をを埋めたいなら
さて先程即効性のある治療が必要とお伝えいたしましたが、当院では深いほうれい線にグロースファクターやヒアルロン酸などの治療を併用することをお勧めしております。
特にグロースファクターは当院の一番人気施術で自然にほうれい線を目立たなくさせていきたいと思う方に絶大な支持をいただいております。
グロースファクターについては以下のページにまとめましたのでぜひご一読ください。
まとめ
プラセンタ注射は、肌質を内側から整え、浅いほうれい線や乾燥小ジワに対しては自然な改善効果が期待できます。
ただし、深いほうれい線に単独での高い改善効果は見込みにくく、他の注入治療との併用がベストです。
当院では、お一人おひとりの症状に応じて、最適な治療方法ご提案しております。
「ナチュラルに若々しさを取り戻したい」方は、ぜひご相談ください。