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ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック/名古屋Houreisenスキンクリニック
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しわを気にされている方は多いかと思います。
年齢とともにいつの間にか出てきたしわ、目元に見られる細かいしわ、まだ20代なのに口元に出てくるほうれい線、笑った後に残る口横の線。
たるみやしみと同じように、しわは見た目年齢に大きく影響します。
ただし、「しわ」と一言でいっても、すべて同じ原因でできているわけではありません。
乾燥で一時的に目立つしわもあれば、表情のクセで刻まれるしわ、皮膚のハリ低下でできるしわ、たるみや骨格が関係するほうれい線のようなしわもあります。
先に結論をお伝えすると、しわ治療で大切なのは「しわの名前」ではなく、「なぜそのしわができているか」を見極めることです。
同じ目元のしわでも、乾燥が中心ならスキンケアや肌育治療が合いやすいですし、笑った時に強く出るしわならボトックスが合うことがあります。ほうれい線や口元の折れじわのように、皮膚のハリ低下やたるみが関係している場合は、グロースファクター、ヒアルロン酸、糸リフトなどを原因に合わせて考える必要があります。
このようなお悩みはありませんか?
- 目元の細かいしわが増えてきた
- ファンデーションがしわにたまる
- 笑った後に口元の線が戻りにくい
- ほうれい線が前より深く見える
- 保湿を頑張っても、しわがあまり変わらない
- ボトックス、ヒアルロン酸、肌育注射のどれが合うのか分からない
これらはすべて「しわ」としてまとめられがちですが、実際には原因が違うことが多いです。原因が違うと、選ぶ治療も変わります。
この記事では、しわを以下の5種類に分けて、原因と治療方法を解説します。
- 乾燥小じわ
- ちりめんじわ
- 表情じわ
- 折れじわ
- たるみじわ・ほうれい線
ご自身のしわがどのタイプに近いのか、治療を考えるなら何を優先すべきかを整理しながら読んでいただければと思います。
目次
しわは大きく5種類に分けて考えると分かりやすいです
昔は、しわを「小じわ」「中じわ」「大じわ」「表情じわ」のように深さで分類することが多くありました。
もちろんその分類も間違いではありません。
ただ、実際の診療では、深さだけで分類すると治療選択を間違えやすくなります。
例えば、同じ「細かいしわ」に見えても、乾燥が原因のものと、表情のクセで刻まれ始めているものでは治療が違います。
また、同じ「深いしわ」に見えても、皮膚そのもののハリ低下が中心なのか、頬のたるみがかぶさっているのか、骨格のくぼみが影を作っているのかで、選ぶ治療は変わります。
| しわの種類 | 主な原因 | 合いやすい対策 |
|---|---|---|
| 乾燥小じわ | 乾燥、バリア機能低下、摩擦 | 保湿、UVケア、レチノール、肌育治療 |
| ちりめんじわ | 皮膚のハリ低下、紫外線、加齢 | スネコス、ジャルプロ、プルリアル、リジュラン、ポテンツァ、水光注射 |
| 表情じわ | 表情筋の動き、表情のクセ | ボトックス、スキンボトックス、必要に応じて肌質治療 |
| 折れじわ | 皮膚の折れ癖、ハリ低下、繰り返す表情や圧迫 | グロースファクター、ヒアルロン酸、ボトックス併用 |
| たるみじわ・ほうれい線 | 皮膚のハリ低下、脂肪の下垂、骨格、たるみ | グロースファクター、ヒアルロン酸、糸リフト、HIFU、RF治療 |
ここから、それぞれのしわについて詳しく見ていきます。
乾燥小じわ
乾燥小じわは、皮膚表面のうるおいが不足することで目立つ細かいしわです。
目元、口元、頬など、皮膚が薄い部分に出やすい傾向があります。
朝はそこまで気にならないのに、夕方になると目元や口元の細かいしわが増えて見える方は、乾燥の影響が関係していることがあります。
乾燥小じわの原因
乾燥小じわの主な原因は、皮膚の水分量低下、紫外線、摩擦、バリア機能の低下です。
皮膚の一番外側には角質層があります。ここが乾燥すると、肌表面が細かく乱れ、浅いしわのように見えることがあります。
また、加齢とともに皮膚のターンオーバーが乱れたり、保水力が低下したりすることで、乾燥小じわは目立ちやすくなります。
ただし、乾燥小じわは比較的浅い段階のしわです。
そのため、しわの中ではセルフケアで見え方が整いやすいタイプです。
乾燥小じわの治療・ケア方法
保湿・UVケア・摩擦を避ける
乾燥小じわでは、まず保湿、紫外線対策、摩擦を避けることが基本です。
保湿で皮膚のうるおいを補うと、一時的にしわの見え方が整うことがあります。
また、紫外線は皮膚のコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、将来的なしわやたるみの原因になります。
スキンケアで改善できる部分はありますが、すでに線として刻まれているしわをスキンケアだけで大きく改善するのは難しいです。
紫外線については、以下の記事でも詳しく解説しています。
紫外線はシミ・しわ・たるみ・老化の大敵!効果的な対策方法とは?
レチノール・トレチノイン
レチノールやトレチノインは、ビタミンAの一種です。
皮膚のターンオーバーを整え、ハリや小じわ、毛穴、くすみの改善を目的として使われることがあります。
トレチノインはレチノールより作用が強く、赤み、皮むけ、かゆみなどのレチノイド反応が出ることがあります。
自己判断で強い製剤を使うと、かえって肌荒れが目立つこともありますので、肌が敏感な方は医師の管理下で使用する方が安全です。
イオン導入・エレクトロポレーション
イオン導入やエレクトロポレーションは、美容成分を肌に浸透させやすくする治療です。
乾燥や炎症を落ち着かせたい時、レーザーやピーリング後の鎮静目的としても使いやすい治療です。
ただし、深く刻まれたしわをこれだけで大きく改善する治療ではありません。
乾燥小じわや肌のコンディションを整える補助として考えるのが現実的です。
ちりめんじわ
ちりめんじわは、目元や口元に見られる細かく浅いしわです。
乾燥小じわと似ていますが、乾燥だけでなく、皮膚のハリ低下や真皮のコラーゲン低下も関係していることがあります。
実際の診療でも、「保湿しているのに目元の細かいしわが増えてきた」と相談される方は多いです。
この場合、単なる乾燥だけではなく、皮膚の薄さやハリの低下が背景にあることがあります。
ちりめんじわの原因
ちりめんじわの原因には、紫外線、乾燥、摩擦、加齢によるコラーゲン・エラスチンの低下、皮膚の薄さなどがあります。
目元は特に皮膚が薄く、表情でもよく動くため、細かいしわが出やすい部位です。
乾燥で一時的に目立つこともありますが、皮膚のハリが落ちている場合は、保湿だけでは限界があります。
ちりめんじわに合いやすい治療
スネコス
スネコスは、非架橋ヒアルロン酸とアミノ酸を配合した肌育注射です。
皮膚のハリや弾力、小じわ、目元のちりめんじわ、口元の細かいしわに対して使われることがあります。
当院でも、目元や口元の細かいしわ、肌の赤み、くすみ、肝斑まわりの肌質改善を目的に使用することがあります。
ただし、スネコスは肌質改善の治療であり、深いほうれい線やくっきり刻まれた折れじわを単独で大きく改善する治療ではありません。
ほうれい線とスネコスの関係については、以下の記事でも詳しく解説しています。
ほうれい線にスネコス注射は効果ある?向いている人・向かない人を医師が解説
ジャルプロ・プルリアル・水光注射
ジャルプロやプルリアル、水光注射も、肌質改善や小じわ、ハリ感の改善を目的として使われる治療です。
肌のうるおい、ツヤ、薄い小じわには合いやすいことがあります。
一方で、ほうれい線のように影や溝として見えるしわは、単なる肌質の問題ではないことが多いです。
そのため、肌育注射だけでほうれい線を大きく改善しようとすると、期待と結果にズレが出ることがあります。
リジュラン・リズネ・ビタラン
リジュランやビタランは、ポリヌクレオチド製剤を用いた肌育注射です。
目元の小じわ、ちりめんじわ、肌のハリ改善を目的に使われることがあります。
以前は「サーモン注射」と呼ばれることもありました。
目元のような細かいしわには選択肢になりますが、ほうれい線のような構造的なしわには単独では限界があります。
リジュラン系治療とほうれい線の関係については、以下の記事でも解説しています。
ポテンツァ・モフィウス8などのRF治療
ポテンツァやモフィウス8は、針や高周波を用いて皮膚に熱刺激を加え、肌の引き締めやハリ改善を狙う治療です。
毛穴、ニキビ跡、肌の引き締め、小じわに対して使われることがあります。
昔はダーマペンやフラクショナルレーザーが小じわ治療としてよく紹介されていましたが、現在はRF治療を組み合わせる考え方も増えています。
ただし、RF治療も「肌質」や「引き締め」が中心です。
深く刻まれた折れじわや、たるみが原因のほうれい線には、注入治療やリフト治療との組み合わせが必要になることがあります。
モフィウス8については、以下の記事も参考になります。
モフィウス8治療後の即時効果から長期効果までを解説、どのような効果が表れるのか?!
表情じわ
表情じわは、笑った時、怒った時、目を細めた時など、表情筋を動かした時に出るしわです。
代表的なものには、額のしわ、眉間のしわ、目尻のしわ、鼻根部のしわ、顎の梅干しじわなどがあります。
最初は表情を作った時だけ出ますが、長年繰り返すことで、無表情の時にも薄く残るようになることがあります。
表情じわの原因
顔の皮膚は、表情筋と近い位置にあります。
筋肉が動くと皮膚も一緒に動き、そこにしわが寄ります。
若い頃は表情を戻すとしわも消えますが、紫外線、乾燥、皮膚のハリ低下が重なると、だんだん折れ癖がつき、無表情でも残るしわへ変わっていきます。
特に眉間、額、目尻は、表情じわが刻まれやすい部位です。
表情じわの治療方法
ボトックス
表情じわの代表的な治療はボトックスです。
ボトックスは、表情筋の動きを一時的に弱めることで、しわが寄りにくくなる治療です。
額、眉間、目尻、顎などの表情じわに対して、変化が分かりやすい治療です。
ただし、ボトックスは筋肉の動きに対する治療です。
すでに皮膚に深く刻まれたしわでは、ボトックスだけでは残ることがあります。
その場合は、肌育注射、グロースファクター、ヒアルロン酸などを併用した方がよいこともあります。
ボトックスについては、以下の記事で詳しく解説しています。
スキンボトックス・マイクロボトックス
細かい小じわや毛穴、皮脂、肌の引き締めを目的に、浅く細かくボトックスを注入する方法もあります。
いわゆるスキンボトックス、マイクロボトックスと呼ばれる治療です。
表情を大きく止めるというより、皮膚表面の細かいしわや肌質を整える目的で使われます。
ただし、深いしわやほうれい線を改善する主役にはなりにくいです。
折れじわ
折れじわとは、皮膚が繰り返し折れた結果、線として刻まれてきたしわです。
口横のカーテンジワ、ほうれい線の折れジワ、笑った後に残る線、頬に斜めに入る線などが近いイメージです。
実際の診療では、患者さんが「しわ」として悩んでいるものの多くが、この折れじわに近いことがあります。
折れじわの原因
折れじわは、乾燥だけでできるものではありません。
皮膚のハリ低下、表情の繰り返し、たるみ、脂肪の重み、骨格の影響などが重なって、皮膚が同じ場所で折れやすくなることで目立ってきます。
保湿をしても一時的に見え方が整う程度で、線そのものが残る場合は、皮膚の浅い乾燥だけではなく、真皮や皮下組織の変化も関係していることが多いです。
正直、この段階まで気になって検索している場合は、スキンケアだけで大きく変えるのは難しいことが多いです。
折れじわの治療方法
グロースファクター
折れじわに対して、当院で大切にしている治療の一つがグロースファクターです。
グロースファクターは、皮膚のコラーゲンやエラスチンに関わる線維芽細胞を活性化させ、皮膚のハリや厚み、土台を整えることを目的とした注入治療です。
ヒアルロン酸のように「入れた直後に形を作る治療」ではなく、時間をかけて皮膚の土台を整えていく治療です。
そのため即効性はありませんが、自然な変化、長期的な持続、皮膚のハリ低下に対するアプローチを重視したい方には合いやすい治療です。
ほうれい線の折れじわ、口元のしわ、笑った後に戻りにくい線では、グロースファクターが適応になることがあります。
ただし、たるみが強い方や、骨格的なくぼみが強い方では、グロースファクターだけでなく、ヒアルロン酸や糸リフトを組み合わせた方がよい場合もあります。
グロースファクターの詳しい治療内容については、以下の記事をご覧ください。
ヒアルロン酸より効果長続き?ほうれい線グロースファクター治療とは
グロースファクターとヒアルロン酸の違いについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
何が違う?ヒアルロン酸注射とほうれい線グロースファクターの比較
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、くぼみやボリュームロスを補い、しわや影を目立ちにくくする治療です。
即効性があり、仕上がりをその場で確認しやすい点が大きなメリットです。
ほうれい線の溝や、口元のくぼみ、頬のボリュームロスには有効なことがあります。
一方で、皮膚のハリ低下そのものを根本的に改善する治療ではありません。
また、入れすぎると不自然なふくらみや重さが出ることもあります。
そのため、ヒアルロン酸は「足りない部分を整える治療」として、グロースファクターとは役割を分けて考えるのが自然です。
ヒアルロン酸とほうれい線については、以下の記事も参考になります。
ヒアルロン酸注射でのほうれい線対策のメリットデメリット料金とは
たるみじわ・ほうれい線
たるみじわは、皮膚や脂肪が下がることでできるしわです。
代表的なものが、ほうれい線、マリオネットライン、口元のたるみじわです。
ほうれい線は「しわ」と呼ばれますが、実際には単なる皮膚表面の線ではありません。
頬の脂肪、皮膚のハリ、骨格、表情筋、口元の動きなど、複数の要素が重なって目立ちます。
そのため、保湿や美顔器だけでほうれい線を大きく改善しようとすると、限界があります。
たるみじわ・ほうれい線の原因
たるみじわやほうれい線には、以下のような原因が関係します。
- 皮膚のハリ低下
- 頬の脂肪の下垂
- 鼻横や口元の骨格的なくぼみ
- 表情のクセ
- 加齢によるコラーゲン・エラスチンの低下
- 急な体重減少
- 紫外線や乾燥の蓄積
実際の診療でも、「ほうれい線を消したい」と来られた方を診ると、原因が一つではないことが多いです。
皮膚のハリ低下が中心の方もいれば、頬のたるみが強い方、鼻横のくぼみが強い方、笑った時の折れ癖が目立つ方もいます。
だからこそ、治療名だけで選ぶのではなく、原因に合わせて考えることが大切です。
ほうれい線の原因については、以下の記事でも詳しく解説しています。
たるみじわ・ほうれい線の治療方法
グロースファクター
たるみじわやほうれい線の中でも、皮膚のハリ低下、折れじわ、初期のほうれい線が関係している方では、グロースファクターが合いやすいことがあります。
皮膚の土台を整えながら、自然にしわや影を目立ちにくくしていく治療です。
特に「不自然にふくらませたくない」「長く自然に改善したい」「今後のしわの進行も考えたい」という方には、相談する価値のある治療です。
もちろん、すべてのほうれい線にグロースファクターだけが正解というわけではありません。
頬のたるみが強い方では糸リフト、くぼみが強い方ではヒアルロン酸を組み合わせた方がよいこともあります。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、ほうれい線の溝や鼻横のくぼみをすぐに整えたい方に合いやすい治療です。
即効性があり、変化が分かりやすい点は大きなメリットです。
一方で、持続期間には限りがあり、繰り返しのメンテナンスが必要になります。
また、たるみが強い方にほうれい線だけヒアルロン酸を入れると、かえって重たく見えることがあります。
ヒアルロン酸が悪いということではなく、目的が合っているかどうかが大切です。
糸リフト
糸リフトは、たるみを引き上げる治療です。
頬の下垂やフェイスラインのもたつきが強い方では、ほうれい線や口元の印象改善につながることがあります。
ただし、糸リフトは「たるみを引き上げる治療」であり、皮膚に刻まれた折れじわそのものを直接消す治療ではありません。
そのため、ほうれい線の溝や折れじわが強い場合は、グロースファクターやヒアルロン酸との組み合わせが必要になることがあります。
糸リフトとほうれい線の関係については、以下の記事で詳しく解説しています。
ほうれい線を糸リフト治療で消す場合は皮膚のたるみがある人がお勧め
HIFU・RF治療
HIFUやRF治療は、たるみや引き締めを目的とした機械治療です。
皮膚や皮下組織に熱を加えることで、引き締めやハリ感の改善を狙います。
軽いたるみ、フェイスラインのもたつき、肌の引き締めには合いやすいことがあります。
ただし、深いほうれい線やくっきりした折れじわを単独で大きく改善する治療ではありません。
HIFUはたるみ治療の一つですが、ほうれい線の主原因が皮膚の折れやくぼみである場合は、注入治療と組み合わせて考える方が現実的です。
頬のたるみ・ほうれい線はハイフ(HIFU)で改善されるのか?
しわの種類別・治療選択の考え方
しわ治療では、「この治療が一番良い」と一律に決めることはできません。
治療ごとに得意なことが違うからです。
| 治療 | 合いやすいしわ | 強み | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 保湿・UVケア | 乾燥小じわ | 予防、見え方の改善、肌荒れ対策 | 刻まれたしわを大きく改善するのは難しい |
| レチノール・トレチノイン | 乾燥小じわ、浅い小じわ、毛穴 | ターンオーバーやハリ改善に役立つ | 赤み、皮むけ、刺激が出ることがある |
| スネコス・ジャルプロ・プルリアル | ちりめんじわ、目元小じわ、肌質低下 | 肌質、ハリ、うるおい感を整えやすい | 深いほうれい線や折れじわは単独では限界がある |
| ボトックス | 額、眉間、目尻などの表情じわ | 表情で寄るしわに変化が出やすい | 刻まれたしわは残ることがある |
| グロースファクター | 折れじわ、ほうれい線、ハリ低下によるしわ | 自然な改善、皮膚の土台改善、長期的な持続 | 即効性はなく、適応の見極めが大切 |
| ヒアルロン酸 | くぼみ、溝、ボリュームロスによるしわ | 即効性があり、形を整えやすい | 持続期間に限りがあり、入れすぎると不自然になる |
| 糸リフト | たるみじわ、口元のもたつき | 頬やフェイスラインのたるみを引き上げやすい | 折れじわやくぼみは単独では残ることがある |
| HIFU・RF治療 | 軽いたるみ、引き締め、毛穴、小じわ | 切らずに引き締めやハリ改善を狙える | 深いしわの主役治療にはなりにくい |
この表で大切なのは、優劣ではありません。
見た目を早く整えたいのか、皮膚の土台から自然に改善したいのか、表情のクセを抑えたいのか、たるみを引き上げたいのか。
目的によって選ぶ治療が変わります。
セルフケアで様子を見てもよいしわと、治療相談した方がよいしわ
セルフケアで様子を見やすいしわ
- 乾燥した日だけ目立つ細かいしわ
- 保湿すると一時的に目立ちにくくなるしわ
- まだ線として刻まれていない浅いしわ
- 肌荒れや乾燥が強い時期だけ出るしわ
この段階では、保湿、UVケア、摩擦を避けること、レチノールなどのスキンケアが役立つことがあります。
治療相談を考えた方がよいしわ
- 無表情でもしわが残る
- ファンデーションがしわにたまる
- 笑った後の線が戻りにくい
- ほうれい線やマリオネットラインが深くなってきた
- 保湿や美顔器を続けても変化が乏しい
- 写真で見ると以前より老けて見える
ここまで気になっている場合は、セルフケアだけで粘るより、一度原因を整理した方が改善の方向性が見えやすいです。
よくある質問
しわは化粧品だけで改善できますか?
乾燥小じわであれば、保湿やレチノールなどで見え方が整うことはあります。
ただし、無表情でも残るしわ、ほうれい線、折れじわ、たるみじわは、化粧品だけで大きく改善するのは難しいことが多いです。
化粧品は予防や補助としては大切ですが、構造的なしわには限界があります。
目元の細かいしわには何が合いますか?
乾燥が中心であれば保湿やレチノールが役立つことがあります。
皮膚のハリ低下がある場合は、スネコス、ジャルプロ、プルリアル、リジュランi、リズネ、水光注射などの肌育治療が選択肢になります。
笑った時に強く出る目尻のしわであれば、ボトックスが合うことがあります。
ほうれい線はしわですか?たるみですか?
ほうれい線は、しわと呼ばれることが多いですが、実際には皮膚の線だけではありません。
皮膚のハリ低下、頬の脂肪の下垂、骨格、表情、鼻横のくぼみなどが重なってできます。
そのため、ほうれい線は「しわ治療」だけでなく、「原因診断」が非常に大切です。
ほうれい線の種類については、以下の記事も参考になります。
ボトックスでしわは全部改善できますか?
ボトックスは、表情で寄るしわにはとても有効な治療です。
ただし、皮膚に刻まれたしわ、たるみによるしわ、くぼみによるしわには、ボトックスだけでは限界があります。
表情じわなのか、折れじわなのか、たるみじわなのかを見極めることが大切です。
グロースファクターはどのしわに向いていますか?
グロースファクターは、皮膚のハリ低下、折れじわ、ほうれい線、口元のしわなどに向いていることがあります。
特に、自然な変化、長期的な持続、皮膚の土台改善を重視する方には合いやすい治療です。
一方で、即効性を重視する方や、たるみが非常に強い方では、ヒアルロン酸や糸リフトなどを組み合わせた方がよい場合もあります。
まとめ
しわには、いくつかの種類があります。
乾燥小じわ、ちりめんじわ、表情じわ、折れじわ、たるみじわ・ほうれい線では、それぞれ原因も治療方法も違います。
大切なのは、「しわだからこの治療」と決めることではありません。
なぜそのしわができているのかを見極め、その原因に合った治療を選ぶことです。
保湿やUVケアは、しわの予防や乾燥小じわのケアとして大切です。
肌育注射は、ちりめんじわや肌質改善に役立つことがあります。
ボトックスは、表情じわに合いやすい治療です。
グロースファクターは、皮膚のハリ低下や折れじわ、ほうれい線に対して、土台から自然に整える選択肢になります。
ヒアルロン酸は、くぼみや溝を早く整えたい時に力を発揮します。
糸リフトやHIFU、RF治療は、たるみや引き締めを考える時に選択肢になります。
どの治療も万能ではありません。
ただ、自分のしわの原因が分かると、無駄な試行錯誤を減らし、より現実的に改善を考えやすくなります。
特に、無表情でもしわが残る、ほうれい線が深くなってきた、ファンデーションがしわにたまる、セルフケアで変化が乏しいという方は、一度原因を整理してみるとよい段階です。
しわ治療で大切なのは、治療名を先に決めることではなく、今のしわが何によってできているかを見極めることです。
乾燥小じわなのか、表情じわなのか、折れじわなのか、たるみやほうれい線が関係しているのかによって、合いやすい治療は変わります。
当院では、無理に一つの治療をおすすめするのではなく、しわの原因を診察したうえで、グロースファクター、ヒアルロン酸、ボトックス、糸リフト、肌育治療などから、その方に合いやすい方法をご提案しています。まずは自分のしわがどのタイプに近いのかを整理するところからでも大丈夫です。












