著者:
ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 笹川新也 ドクター紹介はこちら
「最近、以前よりも明らかに痩せにくくなった気がする…」
「話題のマンジャロ(GLP-1)は気になるけれど、副作用や自己注射が怖い…」
そのように、“無理なく・安全に・自然に痩せたい” と考えている方へ。
当院では、内服のみで手軽に始められる医療ダイエット「ジャディアンス」をご提案しています。
SNSなどで話題のマンジャロなどの「GLP-1製剤」は、高い減量効果がある一方で、
- 「注射自体が苦手」
- 「自分で打つことに抵抗がある」
- 「吐き気がつらく、続けられなかった」
といったご相談も少なくありません。
ジャディアンスは、こうしたお悩みを持つ方にこそおすすめしたい治療法です。
注射を使わず、1日1回飲むだけで継続できる医療ダイエットとして、体質からの改善を目指したい方に選ばれています。
目次
ジャディアンスとは?

ジャディアンスは、もともと2型糖尿病や慢性心不全・腎疾患の治療薬として開発された「SGLT2阻害薬」です。
最大の特徴は、「過剰な糖と塩分を尿と一緒に排出させる」という作用です。
これにより、体重の減少だけでなく、むくみの改善や腎機能の保護など、健康的なメリットも期待できます。
医師が解説 なぜ「飲むだけ」で痩せるのか?

ジャディアンスが体重減少をもたらす理由は、単なる水分減少ではなく、明確な「カロリー収支のマイナス化」と「代謝サイクルの変化」にあります。
1. 「糖の再吸収」をブロックし、物理的にカロリーを排出
通常、健康な人の腎臓は、血液中の糖(グルコース)を一度ろ過した後、栄養として体内に100%戻そうとします(再吸収)。
ジャディアンスはこの「再吸収のスイッチ(SGLT2)」をオフにする働きがあります。
これにより、1日あたり約60〜100g(約240〜400kcal) の糖が、強制的に尿として体外へ排出されます。
2. 約1ヶ月で「脂肪1kg分」以上のカロリーをカット
1日400kcalの排出は、ご飯なら約2杯分、運動ならジョギング約40〜50分に相当します。
これを1ヶ月(30日)続けると、計算上は最大、約12,000kcalのマイナスとなります。
体脂肪1kgを消費するのに必要なエネルギーは約7,200kcalと言われているため、生活習慣を変えずに「毎月、脂肪1〜1.5kg分のカロリーが減る計算」が成り立つことになります。
3. 「脂肪を燃やさざるを得ない」体質への変化
糖が尿から排出されると、体は失われたエネルギーを補おうとします。
その際、血中の糖ではなく「蓄積された体脂肪」を分解してエネルギーに変える働きが活発になります。
つまり、擬似的な「糖質制限状態」を作り出し、脂肪燃焼サイクルを回しやすい体へと導くのです。
4. むくみ解消の医学的根拠
ジャディアンスには、糖と一緒に「塩分(ナトリウム)」も尿へ排出する特徴があります。
塩分は水分を溜め込む性質があるため、余分な塩分が抜けることで、体内の余剰な水分も一緒に排出されます。
これが、ダイエットの大敵である「むくみ(浮腫)」の改善に直結し、見た目のスッキリ感につながります。
以上の作用により、短期間で無理やり体重を落とすのではなく、「物理的にカロリーを排出し続け、太りにくい体質へと整える」ことが、ジャディアンスによる医学的ダイエットの本質です。
ジャディアンスのメリット
ジャディアンスには、他のダイエット薬にはない特長があります。
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食欲を無理に我慢しなくていい(食べた分の糖を出すアプローチ)
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副作用が比較的少なく、続けやすい
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内臓脂肪やむくみの改善と相性が良い
-
GLP-1(マンジャロ)のような強い吐き気が出にくい
特に、30代以降の「代謝が落ちてきた」と感じる世代や、ホルモンバランスの変化で太りやすくなった40〜60代の方に非常に適した治療です。
「マンジャロ(GLP-1)」と「ジャディアンス(SGLT2内服薬)」、私に合うのはどっち?
人気の2つの治療法を比較しました。ご自身のライフスタイルに合わせてお選びください。
マンジャロ(GLP-1注射)が向いている方
- 「食欲が止まらない」のが悩み
- 副作用(吐き気など)があっても、短期間で大きく体重を落としたい
- 注射に抵抗がない
ジャディアンス(SGLT2内服薬)が向いている方
- 「外食や甘いもの」を食べる機会が多い
- 副作用を抑えて、無理なく安全に続けたい
- 体重だけでなく、むくみもスッキリさせたい
- 注射ではなく、飲み薬が良い
【まとめ】
攻めのダイエットなら「マンジャロ」、守りながら体質改善するなら「ジャディアンス」といったイメージです。
食欲を抑えたいけど、注射や副作用が怖い・・・といった場合
GLP-1製剤には、注射タイプと内服タイプの二種類があります。
いきなり注射を始めるのは怖い、副作用が心配
そういった場合、まずは内服のGLP-1製剤から始めてみてはいかがでしょうか。
ジャディアンスが特におすすめな方
以下に当てはまる場合、ジャディアンスがオススメです。
- 最近「太った?」と言われた、または自覚がある
- 夕方の足のむくみや、代謝の低下が気になる
- 仕事の付き合いなどで外食が多く、糖質や塩分を摂りがち
- 医療ダイエットを試したいが、副作用が心配
- 医療の力を借りて、健康的に体質改善をしたい
知っておきたい副作用と対策
ジャディアンスは比較的安全性の高いお薬ですが、以下の点にご注意ください。
- 多尿・頻尿:糖と塩分を排出するため、尿の回数や量が増えます。
- 脱水:水分が排出されるため、こまめな水分補給(お水やお茶)が必要です。
- 尿路感染:尿中の糖分が増えるため、デリケートゾーンを清潔に保つことが大切です。
- 低血糖:単独使用では稀ですが、過度な糖質や食事制限との併用には注意が必要です。
効果をしっかり感じるためのコツ
ジャディアンスの効果を最大限に引き出すために、以下のポイントを意識してみてください。
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まずは3ヶ月継続する(体質が変わるサイクルの目安)
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食事は抜かない(極端な食事制限は代謝を下げるため逆効果です)
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夜間の糖質を少し控える
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体重だけでなく「見た目」の変化を見る(むくみが取れてウエストが緩くなるなど)
※妊娠・授乳中の方、極端な痩せ型の方、糖尿病治療中の方などは処方できない場合があります。
料金・オンライン処方について

ジャディアンス:11,500円(税込)/30日分
当院では、通院不要の「オンライン診療」にも対応しています。 お薬はご自宅へ配送いたします(30,000円以上で送料無料)。
【購入方法】 公式LINEにて「ジャディアンス処方希望」とメッセージをお送りください。
大阪・東京の両院でスムーズに対応いたします。
最後に
ジャディアンスは、激しい運動やつらい食事制限を強いるものではありません。
今の生活にプラスすることで、余分な糖を排出し、「痩せにくくなった体質」をケアする医学的なパートナーです。
「マンジャロのような急激な変化は怖いけれど、何もしないのは不安」
そのようにお考えの方は、ぜひ安全性を重視したジャディアンスをご検討ください。
まずはお気軽にご相談をお待ちしております。








