
著者:
西日本初、関東唯一ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 笹川新也 ドクター紹介はこちら
最近ほうれい線が気になる気がする。
美容医療はまだ早いし、少し怖いからまずはケアを丁寧にしよう。
丁寧なケアはやっぱりパックからかな?と、美容の手始めはパックから始めましたという声が当院のスタッフからも多く上がりました。
最近では高保湿のパックやビタミンC入りのパックなど様々なパックが流通しています。
今回はそのパックの有効性とパックの選び方(オススメの含有成分)についてお話していきたいと思います。
パックでほうれい線は良くなるのか?
パックはお肌の保湿・鎮静効果があります。
しかし、残念ながらパックのみで深くなるほうれい線を消すほどの根本的な解決にはなりません。
つまり、表面の保湿だけで完全に解消するのは難しいのが現実です。
ただし、そんな中でもしっかり保湿をすることはほうれい線が深くなる事を「予防する」1歩にはなります。
ほうれい線ができる理由は皮膚の乾燥だけでなく、多岐にわたり、
・加齢によるコラーゲン減少
・皮膚のたるみ・筋肉の衰え
・表情のクセ・皮膚の薄さ
・紫外線や乾燥ダメージ
そのほかにも様々な要因が影響して深く刻まれたほうれい線が出来上がります。
ほうれい線ができる理由については以下の記事で詳しくお話しているため、ぜひご一読ください。
ほうれい線「予防」にパックによる保湿が重要な理由
①乾燥すると肌の弾力が低下する
肌の水分量が不足すると、真皮のコラーゲン・エラスチンのネット構造が崩れやすくなり、弾力を失った肌は「戻る力」が弱くなり、表情ジワが“クセづいて”定着しやすくなります。
②肌表面のバリア機能が低下する
保湿が不十分な肌は外的刺激(紫外線・摩擦・大気汚染など)に弱くなり、それが原因で微細炎症が起こり、慢性的なダメージでシワが深くなります。
③肌のターンオーバーが乱れる
水分不足の肌は、角質が厚くゴワつきやすく、透明感も失われがちになります。
これにより、細かいシワが目立ちやすくなり、やがて深く刻まれていく経過をたどります。
そのため、パックによる保湿効果が重要となってきます。
ほうれい線に効果的な市販パックの成分
最近では様々なパックが発売されているので、どのパックを選べばよいのか悩まれる方も多いと思います。
そこで必要なのは自分の悩みとなりたい肌をイメージして、成分からパックを選ぶことです。
パックで多く使われる成分をまとめましたので、お悩みを当てはめてみてください。
レチノール:コラーゲン生成促進 → 真皮のハリ改善
ナイアシンアミド:シワ・くすみのW改善効果
ヒアルロン酸:水分保持力UP → ハリ感のあるふっくら肌へ
ペプチド:線維芽細胞活性 → コラーゲン再構築
セラミド:バリア機能強化、乾燥予防
ビタミンC誘導体:抗酸化・コラーゲン合成サポート
トラネキサム酸:炎症抑制+美白作用
おすすめの使い方と注意点
①パックは週2〜3回のスペシャルケアとして取り入れるのが◎
毎日使用しても問題は無いですが、高濃度ビタミンCなど成分が強いものは赤みが出る場合があるので、注意しましょう。
②パック後は乳液やクリームでフタをすることで水分蒸発を防止するのが吉
特にシートタイプは乾燥したパックが肌の水分を奪う「逆転現象」に要注意して、パックの説明書通りの時間で外しましょう。
せっかく内側に入れた水分を逃がさないためにクリームを塗るのはとても大切です。
③過度な期待はNG。
シートパックは“整える・整える・整える”ためのもので、保湿がメインです。
毎日パックしても深いシワが埋まることは無いので、これ以上深くしないための予防の一つとしてお使いください。
まとめ
パックはお肌の潤いを高めることが出来るので、日々のケアに取り入れると、新しいシワや現在あるシワを深くさせないように予防することに繋がります。
毎日ケアを頑張っているけどやっぱりほうれい線が気になるなど、深いほうれい線が気になりだしたら、是非当院にご相談ください。
保湿などの日々のケアでは埋めることが難しいほうれい線で悩まれる方を毎日診察して、お悩みを解決している当院だからこそ、1人1人にぴったりの治療法をお伝えしていくことが出来ます。
まずは無料のご相談にお越し下さい。悩んでいる皆様の不安が解消されるだけでもとても嬉しく感じます。