監修:
ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisenスキンクリニック/東京Houreisenスキンクリニック/名古屋Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 笹川新也 ドクター紹介はこちら
ここ数年、眉やリップなどのアートメイクに興味を持つ方が増えています。
一方で、「アートメイクって違法なの?」「サロンで受けても大丈夫?」「日本ではどういう扱いなの?」と不安に思う方も少なくありません。
結論からいうと、日本ではアートメイクは医療行為です。
そのため、医師または医師の管理下にある看護師が、医療機関で行う必要があります。
この記事では、日本におけるアートメイクの制度や、医療機関で受けるべき理由、料金差の理由、後悔しない選び方までわかりやすく解説します。
目次
国によって制限が違うってどういうこと?
アートメイクは、国や地域によって法的な扱いや施術できる人が異なります。
日本や韓国では、アートメイクは医療行為として扱われています。
一方、アメリカやヨーロッパ諸国(ドイツ、フランスなど)では、認定トレーニングを修了した技術者がサロン等で施術を提供できる国もあります。
ただし、実際の制度やルールは国・地域によって異なります。
そのため、海外では一般的に見える施術でも、日本では同じように行えるとは限りません。

日本ではいつから医療行為になったの?
日本でも以前は、マンションの個室やエステサロンなどでアートメイクが行われていた時期がありました。
しかし、皮膚に針を使って色素を入れる行為であることから、アートメイクは医療行為に該当すると整理され、医師の管理下で行う必要があるとされました。
医療行為として位置づけられた後も、医師不在の施設やサロンなどで施術が行われていたため、注意喚起がなされてきました。
そのため、現在アートメイクを受ける際は、「医療機関で受けること」がとても重要です。
制度面の理解があいまいなまま価格や雰囲気だけで選ぶと、後悔やトラブルにつながることがあります。

- 2001年:厚生労働省より、アートメイクが「医業」と解釈
- 2005年:医療機関でのみ施術可能であると周知
- 2025年8月:ルール徹底の注意喚起
- 2025年12月:医師不在施設での施術等が刑事罰対象となり得る旨の通達
アートメイクアーティストってそもそも何?
「アートメイクアーティストって、そもそもどういう人なの?」と思われる方も多いかもしれません。
アートメイクアーティストとは、専門の技術を身につけた医師・看護師のことです。
もちろん、同じ医師・看護師でも、アートメイクの技術をどのように学んできたかは一人ひとり異なります。
- クリニックに就職後、院内で技術を学んだアーティスト
- アートメイク講師(スクール)に通い技術を習得したアーティスト
- 海外の講師から技術を習得したアーティスト
- 複数のスクールで学び、技術を磨いたアーティスト
学習歴の一つの目安として、ディプロマ(修了証)を取得しているかどうかが挙げられます。
ただし、修了証の有無だけで技術力のすべてが決まるわけではありません。
実際には、症例数、デザイン力、カウンセリング力、衛生管理、修正対応の丁寧さなども非常に大切です。
同じアートメイクなのにどうして値段に差があるの?
アートメイクは自由診療であるため、アーティストやクリニックによって価格設定に差があります。
そのため、「安いところは危険?」「高いところの方が安全?」と疑問に思われる方も多いでしょう。
しかし、値段だけでは安全性や満足度は判断できません。
安く施術するところは危険?高いところが安全?
安いから危険、高いから安全、と単純に考えてしまうのは危険です。
価格が違う背景には、クリニックやアートメイクアーティストごとにさまざまな事情があります。
- アーティストがクリニック勤務して間もない場合
- クリニックでアートメイクを導入して間もない場合
- 施術者の指名ができない場合
- 技術はあるのに集客が難しい場合
- 技術向上やモニター募集を目的としている場合
そのため、価格だけで判断するのではなく、「誰が」「どこで」「どのような体制で」施術を行うのかを確認することが大切です。
安く設定しているところは危険?
安く設定しているからといって、必ずしも危険とは限りません。
また、経験年数が長いからといって、必ず技術力が高いと断言できるわけでもありません。SNSや公式サイトで症例写真を確認することはとても大切です。
一方で、経験年数が短くても、継続して学び、症例を積み重ね、丁寧に施術している人は技術力が高いこともあります。
安いところって感染対策は出来ているの?
感染面で不安を感じる方もいらっしゃると思います。
医療機関で適切に行われているアートメイクであれば、衛生管理や感染対策を行った上で施術されています。
医師が在籍しているクリニックで行っている場合は、万が一肌トラブルが起きた際にも相談しやすく、安心感があります。
初めてアートメイクを受ける方や、安全性を重視したい方ほど、医療機関での施術をおすすめします。
希望の眉毛に出来るの?
患者様の意見をすべて受け入れて施術することが正しいわけではありません
骨格や現在の眉毛状態(アートメイク残存)などによっては、ご希望通りの眉毛にできない場合もあります。
例えば…
- 残っているアートメイクより細く短くしてほしい → 眉毛が二重に見える、遠目でも近目でも違和感が出ることがあります(除去してからなら可能な場合もあります)
- 太く長い眉毛にしてほしい → 不自然に見えやすく、垢ぬけて見えにくい場合があります
- 極端に下がった眉毛にしてほしい → 年齢とともに皮膚はたるむため、将来的にさらに下がり眉になりやすいです
できないことには、きちんと理由があります。
その場の希望だけで進めるのではなく、将来の見え方まで含めて判断することが大切です。
アートメイクアーティストの意見をすべて主張することが正しいわけではありません
一方で、骨格や顔立ちに似合う眉をご提案したとしても、患者様ご自身の理想と離れすぎていると違和感が残ることがあります。
例えば…
- 骨格的に並行アーチが似合う → でも本人は「キリッと眉」が好き
だからこそ、患者様の意見を聞きつつ、寄り添う形でご提案することが大切です。
アートメイクは、ただ形を入れる施術ではなく、骨格・表情・好み・今後の変化まで考えながら一緒にデザインしていく施術です。
失敗しないアートメイクの選び方
アートメイクで後悔しないためには、料金だけでなく、次のような点を確認することが大切です。
- 医師が在籍している医療機関か
- 症例写真が十分に掲載されているか
- カウンセリングが丁寧か
- 感染対策や衛生管理について説明があるか
- 自分の好みを聞いた上で提案してくれるか
特にアートメイクは、仕上がりが顔全体の印象を大きく左右する施術です。
「なんとなく安いから」「予約が取りやすいから」だけで決めるのではなく、信頼できる医療機関かどうかをしっかり確認しましょう。
アートメイクどこがいいの?
アートメイクが気になっている方も、やるか迷っている方もいらっしゃると思います。
まずは「自分に向いているかどうか」「どんなデザインが似合うか」を確認することから始めてみませんか?
当院では、骨格や表情筋、元の眉の状態、ご希望の雰囲気を丁寧に確認した上で、無理のないご提案を行っています。
「いきなり施術は不安」「まずは相談だけしたい」という方も、お気軽にご相談ください。








