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  • スレッドリフト

【医師監修】糸リフトはどの素材がおすすめ?PDO・PCL・PLCLの違いを比較|効果・持続期間・選び方

著者:医療法人新月会 医師 齊藤秀明
ほうれい線・シワ治療専門クリニック 
大阪Houreisenスキンクリニック / 東京Houreisenスキンクリニック / 名古屋Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会 医師 齊藤秀明 ドクター紹介はこちら

最終更新:2026年7月

この記事の結論(PDO・PCL・PLCLの違い)

糸リフトは、頬や口元のもたつきを持ち上げ、ぼやけてきたフェイスラインを自然に整える治療です。当院では、お顔の状態や目指す仕上がりに合わせてPDO・PCL・PLCLの3種類を使い分けています。

  • PDO:比較的スタンダードな吸収糸。費用を抑えながら糸リフトを試してみたい方に向いている素材です。
  • PCL:しなやかで表情になじみやすい素材。引きつった印象を避け、柔らかく自然な仕上がりを目指したい方に向いています。
  • PLCL:ポリL乳酸とカプロラクトンを組み合わせた素材。自然な動きになじみながら、リフト感も重視したい方に適した選択肢です。

いずれも時間の経過とともに体内へ吸収される糸ですが、しなやかさ、組織を支える力、吸収されるまでの経過が異なります。素材の特徴を理解して選ぶことで、「しっかり引き上げたい」「周囲に気づかれにくい自然な変化を目指したい」といったご希望に合わせやすくなります。


鏡を見たときに、以前より口横が重たく見える、フェイスラインがぼやけてきた、写真に写った横顔がすっきりしない。このような変化は、頬や口元の組織が少しずつ下がることで目立ちやすくなります。

切開せずに、下がった組織を本来の位置に近づけ、若々しく引き締まった印象を目指せる治療が糸リフトです。

糸リフトについて調べると、「PDO」「PCL」「PLCL」といった素材名を目にすることがあります。

「どの糸が一番リフトアップするの?」
「素材によって持続期間は変わる?」
「自然な仕上がりに向いている糸は?」

このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

PDO・PCL・PLCLは、いずれも時間の経過とともに体内へ吸収される糸の素材です。ただし、しなやかさや組織を支える力、吸収されるまでの経過には違いがあり、目指したい仕上がりによって適した選択肢も変わります。

この記事では、PDO・PCL・PLCLの違いを整理しながら、どのような仕上がりを目指せるのか、効果の持続期間、ほかの美容施術との組み合わせ方まで分かりやすく解説します。

自分に合う糸の種類や本数を知りたい方へ

たるみの位置や脂肪量、皮膚の厚み、ご希望の変化を確認し、必要な糸の種類・本数・挿入方向をご提案します。

そもそも糸リフトとは?

糸リフトは、コグと呼ばれる小さな突起のついた医療用の糸を皮下へ挿入し、下がった組織を適切な位置へ移動させる治療です。頬や口元のもたつきを整え、フェイスラインをすっきり見せることで、お顔全体の印象を自然に若々しくする効果が期待できます。

主に、次のようなお悩みに対して行われます。

  • 頬や口元のもたつきが気になる
  • マリオネットラインが目立ってきた
  • フェイスラインのたるみや輪郭のぼやけが気になる
  • 口横の膨らみをすっきりさせたい
  • 下顔面の重たい印象を自然に整えたい

メスを使用するフェイスリフトと比べて身体への負担を抑えやすく、施術直後から変化を確認しやすいことが特徴です。必要な部分を選んで引き上げられるため、顔全体を大きく変えるのではなく、「疲れて見える」「口元が重く見える」といった印象を自然に整えたい方にも適しています。実際の変化は、当院の糸リフト症例でもご覧いただけます。

ただし、余っている皮膚を切除する治療ではありません。そのため、皮膚の余りが多い場合や、たるみが強い場合は、糸リフトだけでは十分な変化を得にくいことがあります。

また、糸リフトはほうれい線やマリオネットラインを直接埋める治療ではありません。頬や口元の組織を移動させることで、影やもたつきを目立ちにくくする治療と考えると分かりやすいでしょう。

糸リフトには「引き上げ」と「ハリ・弾力アップ」の2つの効果がある

糸リフトによる変化は、大きく次の2つに分けられます。

① 糸による物理的なリフトアップ
糸についているコグが皮下組織をとらえ、下がった組織を適切な位置へ移動させます。口横のもたつきやフェイスラインを整え、施術直後からすっきりとした変化を感じやすい作用です。
② コラーゲン形成によるハリ・弾力アップ
吸収糸の周囲では、糸が体内へ吸収される過程でコラーゲン形成などの組織反応が起こります。これにより、肌のハリや弾力を高める効果も期待できます。

糸でたるみを引き上げるだけでなく、肌に内側からハリを与え、引き締まった若々しい印象を目指せることも、糸リフトの魅力です。

PDO・PCL・PLCLの違い

 

3種類の主な違いを一覧表で比較します。

素材 正式名称 主な特徴 吸収の傾向 選択肢になりやすい方
PDO ポリジオキサノン 取り入れやすく、初めての糸リフトにも選ばれやすい 比較的早く吸収が進む 初めて受ける方、治療内容や費用とのバランスを重視する方
PCL ポリカプロラクトン しなやかで表情になじみ、自然な仕上がりを目指しやすい PDOよりゆっくり吸収される傾向 柔らかな動きや自然な仕上がりを重視する方
PLCL ポリL乳酸+カプロラクトン しなやかさと強度のバランスに優れ、自然なリフト感を目指しやすい PDOよりもゆっくり吸収される傾向 自然さとリフトアップ力のバランスを重視する方

糸の柔軟性や組織を支える力、吸収されるまでの経過は、素材の特徴に加えて、配合比率や製造方法、糸の太さ、コグの形状・方向などによって変わります。

特にPLCLは、異なる素材の特徴を組み合わせることで、表情になじむしなやかさと組織を支える力の両立を目指した素材です。引き上げ感はほしいものの、糸を入れたことが分かるような不自然な仕上がりは避けたい方にとって、検討しやすい選択肢です。

PDO・PCL・PLCLそれぞれの特徴

PDOの特徴

PDOは、ポリジオキサノンから作られた吸収糸です。医療用の縫合糸として使用されてきた素材で、糸リフトでも広く知られています。

PCLやPLCLと比べると、比較的早い段階で吸収が進む傾向があります。ただし、吸収が早いからといって、施術直後のリフト力が弱いという意味ではありません。糸の太さやコグの形状、挿入方向を適切に選ぶことで、口元やフェイスラインのもたつきをすっきり整える効果が期待できます。

比較的費用を抑えて糸リフトを受けることが可能です。

選択肢になりやすい方

  • 初めて糸リフトを受ける方
  • コストを抑えたい人
  • 比較的軽度のたるみが気になる方
  • お顔のボリュームが気になる方
PCLの特徴

PCLは、ポリカプロラクトンを素材とした吸収糸です。

比較的しなやかで表情の動きになじみやすく、PDOよりも時間をかけて吸収される傾向があります。そのため、笑ったときや話しているときにもなじみやすく、柔らかく自然な仕上がりを目指したい場合に検討されます。

また、PCL糸の周囲ではコラーゲン形成を促す組織反応も報告されています。糸による物理的なリフトに加え、施術後のハリ感や引き締まった印象を支える効果も期待できます。

選択肢になりやすい方

  • 自然な仕上がりを希望する方
  • 表情に合わせた柔らかな動きを重視する方
  • PDOよりゆっくり吸収される素材を希望する方
  • フェイスラインや口元のもたつきが気になる方
  • 急激な変化より自然な印象の変化を希望する方
PLCLの特徴

PLCLは、ポリL乳酸(PLLA)+ポリカプロラクトン(PCL)を組み合わせた吸収糸です。

2つの素材を組み合わせることで、強度としなやかさのバランスを持たせやすいことが特徴です。コグで下がった組織をとらえながら、表情の動きにもなじみやすく、自然さを保ったリフトアップを目指せます。

当院で採用しているPLCL糸は、体内で約18~24か月かけて吸収される設計です。これは見た目のリフト効果が約18~24か月間まったく変わらず続くという意味ではありませんが、糸が吸収される過程でもコラーゲン形成が促され、肌のハリや弾力を支える効果が期待できます。

「ある程度しっかりしたリフト感がほしい」「引きつったような不自然な印象は避けたい」「できるだけ長く、引き締まった印象を保ちたい」「ただリフトアップするだけではなく、美肌効果もほしい」という方にとって、PLCLは魅力的な選択肢です。

選択肢になりやすい方

  • リフト感と自然さの両方を重視したい方
  • 頬や口横のもたつきが気になる方
  • フェイスラインをすっきり整えたい方
  • しなやかさのある糸を希望する方
  • 表情になじむ仕上がりを目指したい方
  • 過去の糸リフトで変化が物足りなかった方
  • 美肌効果が欲しい方

結局、どの糸を選べば理想の仕上がりに近づける?

PDO・PCL・PLCLのうち、すべての方にとって一番よい素材が決まっているわけではありません。「何を改善したいか」「どの程度の変化を求めるか」「自然さと持続性のどちらを重視するか」によって選び方が変わります。

コストを抑える

費用を抑え、糸リフトの経過を確認しやすいPDOから検討します。

持続期間に加え、しなやかさや自然な動きを重視する

表情になじみやすく、柔らかな仕上がりを目指せるPCLを検討します。

持続期間に加え、自然さとリフト感のバランスを重視する

自然な動きを保ちながら、しっかりとしたリフト感も目指せるPLCLを検討します。

最初から素材を決めて受診する必要はありません。診察では、正面・斜め・横顔を確認し、気になる部分が最も自然にすっきり見える糸の種類と入れ方をご提案します。

PDO・PCL・PLCLのどれが合うか迷っている方へ

診察では素材の違いだけでなく、お顔のどこを引き上げると若々しく自然に見えるかまで確認します。

📅 カウンセリングを予約する

自然な仕上がりを左右する「糸の設計」

同じ素材・同じ本数を使用しても、糸の入れ方によって仕上がりは変わります。お顔の特徴に合わせて次の要素を設計することで、ただ強く引っ張るのではなく、その方らしさを残した自然なリフトアップを目指します。

① 糸の太さ

一般的には太い糸ほど組織を支えやすい傾向があります。皮膚の厚みや脂肪量に合う太さを選ぶことで、リフト感を保ちながら、糸が触れる感覚や表面の凹凸を抑えた仕上がりを目指します。

② コグの形状

コグの大きさや数、配置されている方向によって組織のつかみ方が変わります。改善したい部分に合うコグを選ぶことで、口横のもたつきやフェイスラインへ効率よくアプローチできます。

③ 挿入する深さ

糸を適切な層へ挿入することで、引き上げたい組織をとらえながら、糸が透ける、触れる、皮膚表面がくぼむといったリスクを抑えます。

④ 挿入する方向

単純に上方向へ強く引き上げればよいわけではありません。頬の脂肪やフェイスラインの状態に合わせて方向を決めることで、平面的な引きつれを避け、正面だけでなく斜めや横から見ても自然な輪郭を目指します。

⑤ 使用する本数

糸の本数を増やせば、必ずきれいに持ち上がるわけではありません。必要な位置へ適切な本数を配置することで、過度な引きつれや違和感を抑えながら、ご希望に合う変化を目指します。

大切なのは本数の多さではなく、どの組織を、どの方向へ、どの程度移動させるかです。当院では、お顔全体のバランスを確認しながら、一人ひとりに合わせてデザインします。

糸リフトの見た目の効果はどのくらい続く?

 

糸が体内へ吸収されるまでの期間と、見た目のリフト効果が続く期間は同じではありません。

見た目の変化は施術直後が最も分かりやすく、その後は腫れやつっぱり感が落ち着くにつれて表情になじみ、自然な引き締まりへ変化していきます。時間の経過とともに物理的なリフト感は少しずつ弱くなりますが、糸の周囲で形成されたコラーゲンによるハリや弾力も期待できます。

持続期間の目安

見た目のリフト効果は、使用する糸の素材・形状・本数、挿入方法、お顔のたるみや脂肪量によって異なりますが、PDOは6ヶ月程度、PCL/PLCLは12か月程度が一つの目安です

なお、当院で採用しているPCL/PLCL糸は、体内で約18~24か月かけてゆっくりと吸収されます。その過程で糸の周囲にコラーゲン形成が促されるため、たるみを引き上げるだけでなく、肌のハリや弾力を高め、ツヤのある美肌へ、若々しい印象を目指せることも魅力です。

糸が吸収された後も効果は残る?

糸は時間をかけて徐々に吸収されるため、ある時点で急にすべての変化がなくなるわけではありません。物理的なリフト感が弱くなった後も、糸の周囲に形成されたコラーゲンにより、ハリや引き締まった印象が続く場合があります。

ただし、コラーゲン形成によるハリ・弾力と、コグによって組織を持ち上げる物理的なリフト効果は同じではありません。きれいな状態を保ちたい場合は、たるみの戻り方に合わせてメンテナンスを検討します。

施術直後 口元やフェイスラインの引き上がりを実感しやすい時期
数か月後 糸が表情になじみ、ハリ感を伴った自然な印象へ落ち着く時期
半年~1年 見た目のリフト効果が少しずつ弱くなる方が増え、状態に応じてメンテナンスを検討する時期
その後 糸の追加やHIFU・高周波治療などを組み合わせ、引き締まった印象の維持を目指す

糸リフトが向いている方・向いていない場合

糸リフトは、頬や口元の組織が下がり始めた軽度から中等度のたるみに向いています。切開は避けたいものの、機器治療だけでは物足りないと感じる方にとって、変化を実感しやすい選択肢です。

向いている可能性がある方
  • 軽度から中等度のもたつきが気になる
  • フェイスラインを整えたい
  • 切開治療には抵抗がある
  • ある程度のダウンタイムを確保できる
  • 大きな変化より自然な変化を希望する
  • ヒアルロン酸だけでは改善しにくい下垂がある
糸だけでは難しい場合
  • 皮膚の余りやたるみが強い
  • 顔全体の脂肪量が多い
  • 頬のボリューム低下が主な原因
  • 皮膚のハリ低下が主な悩み
  • ほうれい線が深く刻まれている
  • 糸だけで大きな変化を希望している

糸リフトが適していない状態で本数を増やしても、理想的な変化にはつながりません。診察では「糸を何本入れるか」から考えるのではなく、お悩みの原因を見極め、糸リフトで最もきれいに変化する部分と、別の治療を組み合わせた方がよい部分を分けてご提案します。

特にほうれい線は、頬のたるみ以外にも、骨格的なくぼみや皮膚の折れ込みなどが関係します。糸リフトで改善しやすいほうれい線・改善しにくいほうれい線の違いもあわせてご覧ください。

糸リフトとほかの治療を組み合わせる場合

糸リフトは下がった組織を移動させることに優れた治療ですが、たるみの原因は一つではありません。下垂、脂肪量、ボリューム低下、皮膚のハリなどに合わせて治療を組み合わせると、より立体的で若々しい仕上がりを目指せます。

ヒアルロン酸

こめかみや頬のボリューム低下が強い場合は、糸で持ち上げるだけでは疲れた印象が残ることがあります。ヒアルロン酸で不足した丸みや立体感を補うことで、輪郭を引き締めながら、やつれ感のない若々しい印象を目指せます。糸リフトとの違いや適応については、ヒアルロン酸リフトの効果・向いている方を解説した記事も参考にしてください。

HIFU・高周波治療

HIFU(ハイフ)や、高周波治療のDENSITY(デンシティ)は、糸だけでは整えにくい皮膚や皮下組織のゆるみを引き締めます。糸で「持ち上げる」、機器で「引き締める」という異なる作用を組み合わせることで、よりすっきりとした輪郭を目指せます。施術の順番や間隔は、使用する機器や糸の種類によって異なります。

肌育治療

フェイスラインが上がっても、乾燥や小じわ、ハリ不足が残ると、肌全体の若々しさを感じにくいことがあります。肌育注射を組み合わせることで、輪郭だけでなく、肌のハリやツヤまで含めた仕上がりを目指せます。肌育治療の選択肢の一つについては、プルリアルデンシファイの効果・向いている方を解説した記事で詳しくご紹介しています。

ほうれい線そのものへの治療

糸リフトで頬を持ち上げると、たるみによって生じたほうれい線の影が軽くなることがあります。一方、深く刻まれた溝や皮膚の折れジワが残る場合は、ヒアルロン酸やグロースファクターなどを組み合わせることで、口元全体をより若々しく整えられる可能性があります。どの治療が合うか迷う方は、ほうれい線の原因別に治療法をまとめた記事も参考にしてください。

施術の流れ

初めての糸リフトでは、「痛みはどの程度か」「不自然に引きつらないか」と不安に感じる方もいらっしゃいます。当院では、仕上がりのご希望とダウンタイムへの不安を確認しながら、次の流れで施術を行います。

① カウンセリング・診察

たるみの位置、皮膚の厚み、脂肪量、左右差を確認し、「どこが変わると理想の印象に近づくか」を相談します。ご希望の変化やダウンタイムの許容範囲も遠慮なくお伝えください。

② 施術前の撮影・デザイン

施術前の状態を撮影し、正面だけでなく斜めや横から見たバランスも考えながら、どの位置をどの方向へ移動させるかをデザインします。

③ 麻酔

挿入口や糸を通す部分へ麻酔を行います。麻酔方法は施術内容によって異なります。

④ 糸の挿入

デザインに沿って糸を挿入し、左右差や表情の動きを確認しながら、組織を無理のない位置へ移動させます。

⑤ 仕上がり確認・アフターケア

左右差や皮膚表面の状態を確認し、施術後の過ごし方や注意事項をご説明します。

糸リフトのダウンタイム

時期 起こりやすい症状・経過
施術直後~3日程度 腫れ、むくみ、痛み、つっぱり感、一時的な皮膚のくぼみ、左右差などが出る場合があります。麻酔や腫れの影響もあるため、この時点で最終的な仕上がりは判断できません。
1週間程度 大きな腫れや痛みは少しずつ落ち着きます。口を大きく開けたときの違和感や、笑ったときのつっぱり感が残る場合があります。
2週間~1か月程度 糸が組織になじみ、表情を動かしたときの違和感も徐々に落ち着きます。多くは2~4週間程度で落ち着きますが、1~3か月かけてなじむ場合もあります。皮膚のくぼみや左右差が続く場合は当院へご相談ください。

糸リフトのリスク・副作用

糸リフトでは、次のような症状が現れる可能性があります。

  • 腫れ・むくみ
  • 内出血
  • 痛み・圧痛
  • 一時的な皮膚のくぼみ
  • 糸を触れる感覚
  • 知覚の違和感

その他に、糸が透けて見える、糸が突出する、左右差が出る、感染などが起こる可能性があります。

強い痛みや腫れが続く場合、赤みや熱感が強くなる場合、糸の露出が疑われる場合には、早めに施術を受けた医療機関へご相談ください。

⚠️ 施術後の過ごし方で注意する事

大きな口開け・強い表情
施術直後は糸へ強い力が加わらないよう、口を大きく開ける行動や強い表情を避けてください。

強く顔をマッサージする
糸が組織になじむまで、強いマッサージや圧迫は避けてください。

飲酒・激しい運動・長時間の入浴
血流が過度によくなると、腫れや内出血が強くなる場合があります。具体的な制限期間は施術時の指示に従ってください。

歯科治療・他の美容施術
口を大きく開ける歯科治療や、同じ部位への美容施術は、事前に施術医へご相談ください。

当院の糸リフト料金

メニュー 料金(1本あたり 税込) 特徴
PDO  15,000円 費用を抑えながら、口元やフェイスラインの変化を試したい方の選択肢
PCL  22,000円 持続期間の長さに加え、表情になじむしなやかさと、柔らかな仕上がりを重視する方の選択肢
PLCL  27,000円 持続期間の長さに加え、自然さを保ちながら、リフト感と持続性も重視したい方の選択肢

必要な本数は、たるみの位置や程度、ご希望の変化によって異なります。両側でトータル10-14本が目安です。なるべく1本あたりの効果を最大化する設計を見極めながら、お顔全体のバランスに合うよう調整いたします。

糸リフトのよくある質問(FAQ)

PLCLが一番長持ちしますか?
PLCLは、当院で採用している3素材の中では長い持続を期待しやすい糸の一つです。見た目のリフト効果は、PDOで約6か月、PCL・PLCLで約12か月が目安です。「糸が吸収されるまでの期間」と「見た目の変化が続く期間」は同じではなく、リフト感は施術直後が最も分かりやすく、その後は少しずつ自然に落ち着いていきます。
PCLとPLCLは、どちらを選べばよいですか?
どちらも持続期間の長い糸ですが、表情になじむ柔らかさや、しなやかな仕上がりを重視する方にはPCL、自然さを保ちながらリフト感と持続性も重視したい方にはPLCLをご提案することが多いです。ただし、実際の引き上げる力は素材だけでは決まらず、コグの形状、糸の太さ、本数、挿入する位置や方向によっても変わります。
何本入れると効果がありますか?
当院では、フェイスラインや口横のもたつきを両側から引き上げる場合、左右合わせて約10本~14本程度が一つの目安です。少しでも持続期間を長くし、変化を少しでも出せるように、必要な本数を入れることが大切です。
ダウンタイムはどのくらいですか?
腫れや内出血は数日~2週間程度、痛み・つっぱり感・口の開けにくさは1~2週間程度が目安です。まれに軽い違和感が数週間~1か月ほど続くことがあります。引きつれや凹凸がなじみ、自然な輪郭には約2~4週間程度で落ち着きますが、1~3か月かけてなじむ場合もあります。結婚式や撮影など大切な予定がある場合は、できれば1か月以上前の施術をおすすめします。
施術中や施術後の痛みはどのくらいですか?
施術前に局所麻酔を行うため、糸を挿入する際の痛みは抑えられますが、押される感覚や引っ張られる感覚が残ることがあります。施術後は、口を開けたときや笑ったときに筋肉痛のような痛みが出る場合がありますが、多くは数日~1週間程度で軽くなります。必要に応じて処方する鎮痛薬をご使用いただけます。
施術後はいつからメイクや洗顔ができますか?
メイク・洗顔・シャワーは施術24時間後から可能です。飲酒、入浴、激しい運動は施術当日は避けてください。また、大きく口を開ける歯科治療、施術部位への強いマッサージや圧迫、美容室での毛染めは2週間程度控えてください。硬い食べ物も、最初の1週間程度は無理のない範囲で控えると安心です。
糸リフトでほうれい線は消えますか?
頬を手で斜め上へ軽く持ち上げたときにほうれい線が薄くなる方は、糸リフトで影が目立ちにくくなる可能性があります。ただし、小鼻横の骨格的なくぼみ、無表情でも残る深い溝、皮膚に刻まれた折れジワは、糸リフトだけでは十分に改善しないことがあります。その場合は、ヒアルロン酸やグロースファクターなどを組み合わせることで、口元全体をよりなめらかに整えることを目指します。
糸リフトはどのくらいの間隔で受けるとよいですか?
PDOは6か月後、PLCLは12か月前後が一つの目安です。良い状態を保ちたい方は、完全に元へ戻る前に一度ご相談いただくと、前回より少ない追加治療で整えやすい場合があります。過去に他院で糸リフトを受けた方も再施術できますので、分かる範囲で糸の種類・本数・施術時期をお伝えください。
PCLの糸を入れた後もHIFUや高周波治療を受けられますか?
受けることは可能ですが、糸リフト直後の照射は出来ません。HIFUや高周波治療を予定している場合は、できれば糸リフトより先に受けておくと治療計画を立てやすくなります。糸リフト後に受ける場合は、少なくとも3か月程度あけることが一つの目安です。特にPCLは比較的熱に弱い性質があるため、糸の挿入層、使用する機器、照射する深さによっては、さらに間隔をあける場合があります。

まとめ|自分に合う糸で、自然に引き締まった若々しい印象へ

糸リフトは、口横のもたつきやぼやけたフェイスラインを持ち上げ、切開せずにすっきりとした若々しい印象を目指せる治療です。さらに、糸の周囲でコラーゲン形成が促されることで、肌のハリや弾力を高める効果も期待できます。

PDO・PCL・PLCLは、いずれも体内へ吸収される糸ですが、目指しやすい仕上がりが異なります。

  • PDO:費用を抑えて、糸リフトを試したい方
  • PCL:持続期間の長さに加えて、しなやかさと表情になじむ自然な仕上がりを重視したい方
  • PLCL:持続期間の長さに加えて、自然さを保ちながら、リフト感と持続性も重視したい方

特に、口元やフェイスラインを自然に整えながら、リフト感も妥協したくない方には、PLCLをご提案することがあります。

ただし、きれいな仕上がりを左右するのは素材だけではありません。お顔の状態を確認し、糸の形状、本数、挿入する位置・方向まで一人ひとりに合わせて設計することが大切です。

「自分にはPCLとPLCLのどちらが合うのか分からない」
「何本必要なのか知りたい」
「不自然な仕上がりにならないか心配」

という方は、まずは診察でご相談ください。「何本入れるか」だけではなく、どこを整えると最も自然に若々しく見えるかを一緒に確認し、ご希望とご予算に合う治療方法をご提案します。

糸リフトについて相談する

素材を決めてから受診する必要はありません。自然な仕上がりを重視し、お顔に合う糸と本数をご提案します。

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