今回は、「口横のポニョ」と呼ばれる口元のもたつきを気にされてご来院された、30代女性の症例をご紹介いたします。
口横のもたつきやフェイスライン、頬コケ、ほうれい線・マリオネットラインの状態をみながら、糸リフトとヒアルロン酸注射を組み合わせて治療しました。
掲載している施術後の写真は施術直後です。糸リフトやヒアルロン酸注射による腫れ・むくみが残っています。
PCL糸リフト10本+ヒアルロン酸2本|施術前/施術直後
目次
Before / After
正面

右側


左側


施術前後を比較すると、口横の膨らみが目立ちにくくなり、フェイスラインがなめらかに整っています。
施術内容:
PCL糸リフト10本+ヒアルロン酸注射2本
治療期間・回数:
1日・1回(掲載写真:施術前/施術直後)
料金:
PCL糸リフト10本:220,000円(税込)
ヒアルロン酸注射2本:146,800円(税込)
合計:366,800円(税込)
主なリスク・ダウンタイム:
糸リフト: 疼痛、腫れ、むくみ、内出血、つっぱり感、左右差、皮膚の凹み・凹凸、違和感、感染、糸が透ける・露出するなど。神経や耳下腺など周囲組織を損傷する可能性もあります。腫れは数日〜1週間程度、内出血は1〜2週間程度が目安で、経過には個人差があります。
ヒアルロン酸: 疼痛、腫れ、赤み、むくみ、内出血、左右差、しこり、凹凸、違和感、感染、アレルギー反応など。非常にまれですが、血管閉塞による皮膚障害や視力障害などの重篤な合併症が生じる可能性があります。赤みや腫れは数時間〜数日程度、内出血は1〜2週間程度が目安です。
ご相談時のお悩み
今回気にされていたのは、いわゆる「口横のポニョ」と呼ばれる口元のもたつきです。
治療前は、フェイスライン全体に大きなたるみがあるというよりも、口横から下顔面にかけて局所的なもたつきが目立つ状態でした。
口横のもたつきについては、 口横のポニョ・口元のたるみの治療 でも詳しく解説しています。
治療前
正面

右側


左側


今回の施術
今回は、糸リフトとヒアルロン酸注射を組み合わせて治療しました。
糸リフトでは、口横のもたつきを引き上げながらフェイスラインを整え、頬コケも自然に目立ちにくくなるように調整しています。
さらに、ほうれい線とマリオネットラインにはヒアルロン酸を注入し、口元の影やくぼみを治療しました。
単純に口横だけを引き上げたり、溝だけを埋めたりするのではなく、頬から口元、フェイスラインまでのつながりをみながら施術しています。
施術直後
正面

右側


左側


施術前後を比較すると、口横の膨らみが目立ちにくくなり、フェイスラインがなめらかに整っています。
ただし、この時点ではまだ施術直後のため、完成した状態ではありません。腫れやむくみなどの経過には個人差があります。
口横のもたつきやフェイスラインを相談したい方へ
口横がもたついて見える場合でも、糸リフトで引き上げた方がよい場合、ヒアルロン酸でくぼみや影を治療した方がよい場合、両方を組み合わせる場合があります。
診察では、口横だけでなく、頬のボリューム、ほうれい線やマリオネットライン、フェイスラインなども診察します。糸リフトが必要な場合は、使用する糸の種類や本数についてもお伝えします。
まずはカウンセリングのみでも大丈夫です。
カウンセリング・施術を予約するなぜ糸リフトとヒアルロン酸を組み合わせたのか?
口横のもたつきが気になる場合、糸リフトだけを行えば必ずきれいに改善する、というわけではありません。
糸リフトは、下がってきた組織を上方向へ移動させることで、口横のもたつきやフェイスラインを整え、頬コケも自然に目立ちにくくすることを目的に行いました。
一方で、今回の症例では、ほうれい線とマリオネットラインにもくぼみや影がみられました。これらは糸リフトによる引き上げだけでは十分に整えきれない部分もあるため、ほうれい線・マリオネットラインにはヒアルロン酸を注入しています。
そこで今回は、
糸リフトで「たるみ・口横のもたつき・頬コケ」を整える
+
ヒアルロン酸で「ほうれい線・マリオネットラインの影」を整える
という2つの治療を組み合わせました。
一つの部分だけを治療するのではなく、頬から口元、フェイスラインまでのつながりを確認しながら、お顔全体の立体感やバランスを自然に整えることを重視しています。
当院を選んでいただいた理由
患者様は初めに当院へカウンセリングにお越しになり、その後、他にも2院でカウンセリングを受けられたうえで、最終的に当院での治療を選んでくださいました。
他院では、口横のもたつきに対してショッピングリフトをご提案されたり、別のクリニックでは糸リフトをご提案されたそうですが、「実際にどこがどのように変わるのか、治療後のイメージが十分につかめなかった」とのことでした。
当院のカウンセリングでは、口横のもたつきだけを見るのではなく、フェイスライン、頬コケ、ほうれい線、マリオネットラインまで確認しながら、
「ここを引き上げると、この部分がすっきりします」
「頬コケはこの方向に整えることで目立ちにくくなります」
「ほうれい線とマリオネットラインは、糸だけではなくヒアルロン酸を組み合わせることで、より自然に整えられます」
といったように、治療によってどの部分がどのように変化するのかを事前に具体的にご説明しました。
患者様からは、
「一番仕上がりのイメージが分かりやすく、安心してお願いできると思った」
というお言葉をいただき、当院で施術を受けていただくことになりました。
美容医療では、施術名を決めること以上に、その治療で自分の顔がどう変わるのかを理解したうえで治療を選ぶことが大切だと考えています。
「口横のポニョ」は脂肪を減らせば治る?
口横が膨らんで見えると、
「脂肪溶解注射をした方がいいですか?」
「脂肪吸引をした方がいいですか?」
とご相談いただくことがあります。
しかし、口横のもたつきの原因が必ずしも脂肪だけとは限りません。
たるみによって脂肪が下方向へ移動して見えている場合や、周囲のくぼみによって相対的に膨らんで見えている場合もあります。
その状態で脂肪だけを減らしてしまうと、かえって口元の影や老けた印象が強くなることもあります。
そのため当院では、口横のポニョが気になる場合も、まずは診察で
・脂肪の量
・皮膚や組織のたるみ
・頬のボリューム
・口元のくぼみ
・顎やフェイスラインのバランス
などを確認し、治療方法をご提案しています。
糸リフトはどのくらい効果が続く?
糸リフトは、施術直後の引き上がった状態がそのまま永久に続く治療ではありません。
現在主流となっているのは、時間の経過とともに体内へ吸収される「溶ける糸」です。
使用する糸の種類や本数、たるみの程度によって異なりますが、糸は徐々に分解・吸収されていきます。
また、糸が吸収されていく過程では、糸の周囲でコラーゲン産生が促されることが期待でき、肌のハリや組織を支える作用にもつながります。
そのため、糸が溶けた瞬間にすべての効果がなくなるというわけではありません。
一方で、加齢によるたるみ自体は少しずつ進行していくため、必要に応じて定期的に治療を行うことで、その時々のお顔の状態に合わせて引き上げる方向や本数を調整することができます。
「一度で何年も同じ状態を保つ」というよりも、年齢とともに変化するお顔に合わせながら、無理なく少しずつ整えていく治療と考えていただくと分かりやすいと思います。
糸リフトだけで口横のポニョは完全になくなる?
完全になくすことは難しい場合があります。
口横のもたつきは、たるみ・脂肪・骨格・ボリュームロスなど複数の原因が関係しているためです。
そのため、
・糸リフト
・ヒアルロン酸
・高周波治療
・HIFU
・脂肪への治療
などを状態に応じて組み合わせることがあります。
今回の症例でも、糸リフトだけでなくヒアルロン酸を追加することで、より自然に顔全体のバランスを整えました。
まとめ
「口横のポニョが気になる」というお悩みでも、原因は人によって異なります。
脂肪が原因に見えていても、実際にはたるみやボリュームバランスが関係していることも少なくありません。
今回の患者様は、糸リフトで下顔面を引き上げ、ヒアルロン酸で顔全体の立体感を調整することで、口横のもたつきとフェイスラインを自然に整えました。
当院では、特定の施術を最初から決めるのではなく、お顔の状態を診察したうえで必要な治療をご提案しています。
「口横のポニョをどうにかしたい」
「糸リフトとヒアルロン酸、どちらが自分に合うのか分からない」
という方も、お気軽にご相談ください。
モニターにご協力いただき、誠にありがとうございました。
口元やフェイスラインの変化を相談したい方へ
口横のもたつきやほうれい線、マリオネットラインなどのお悩みは、気になる部分だけでなく、お顔全体の状態によって必要な治療が異なります。
診察では、フェイスラインや頬のボリューム、これまで受けた治療なども確認し、糸リフトやヒアルロン酸注射が適しているかをご説明します。
糸リフトやヒアルロン酸注射をご検討中の方は、まずはカウンセリングのみでもご相談いただけます。
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