著者・監修:
ほうれい線・シワ・たるみ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科 / 東京Houreisenスキンクリニック / 名古屋Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 美容皮膚科医 笹川新也
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今回は、「口横のポニョ」と呼ばれる口元のもたつきを気にされてご来院された、30代女性の症例をご紹介します。
なお、今回掲載している施術後のお写真は施術直後の状態のため、糸リフトやヒアルロン酸による腫れ・むくみが残っています。 腫れが落ち着くにつれて、フェイスラインや口元はさらに自然になじんでいきます。
正面

右側


左側


施術前後を比較すると、口横の膨らみが目立ちにくくなり、フェイスラインがなめらかに整っていることが分かります。
今回のような症例では、口横だけをピンポイントで見るのではなく、頬・口元・顎・フェイスラインまで含めてバランスを整えることが重要です。
「体重が増えたわけではないのに、口横だけがもたついて見える」
「フェイスラインが以前よりすっきりしなくなった」
といったお悩みは、30代頃から少しずつ増えてきます。
今回は、口横のもたつきやフェイスライン、頬コケ、ほうれい線・マリオネットラインの状態を確認しながら、糸リフトとヒアルロン酸注射を組み合わせて治療しました。
糸リフトでは、口横のもたつきを引き上げながらフェイスラインを整え、頬コケも自然に目立ちにくくなるように調整しています。さらに、ほうれい線とマリオネットラインにはヒアルロン酸を注入し、口元の影やくぼみを自然に改善しました。
単純に引き上げたり溝を埋めたりするのではなく、頬から口元、フェイスラインまでのつながりを確認しながら、お顔全体を自然ですっきりとした印象に整えることを重視しています。
正面

右側


左側


治療前は、フェイスライン全体に大きなたるみがあるというよりも、口横から下顔面にかけて局所的なもたつきが目立つ状態でした。
いわゆる「口横のポニョ」は、単純に脂肪が多いだけで起こるものではありません。
加齢による皮膚や皮下組織のゆるみ、頬のボリュームバランス、骨格などが重なり、口横に影や膨らみとして見えてくることがあります。
今回の症例では、糸リフトで下顔面の組織を引き上げるだけでなく、ヒアルロン酸で不足している部分のボリュームを補い、顔全体のバランスを整える方針としました。
施術直後
正面

右側


左側


施術後は、口横のもたつきが目立ちにくくなり、フェイスラインがすっきりとした印象になりました。
特に正面から見た際に、口元からフェイスラインにかけての重たさが軽減し、下顔面全体がコンパクトに見えるようになっています。
患者様ご本人にも変化をご実感いただけました。
施術前後を比較すると、口横の膨らみが目立ちにくくなり、フェイスラインがなめらかに整っていることが分かります。
今回のような症例では、口横だけをピンポイントで見るのではなく、頬・口元・顎・フェイスラインまで含めてバランスを整えることが重要です。
なぜ糸リフトとヒアルロン酸を組み合わせたのか?
口横のもたつきが気になる場合、糸リフトだけを行えば必ずきれいに改善する、というわけではありません。
糸リフトは、下がってきた組織を上方向へ移動させることで、口横のもたつきやフェイスラインを整え、頬コケも自然に目立ちにくくすることを目的に行いました。
一方で、今回の症例では、ほうれい線とマリオネットラインにもくぼみや影がみられました。これらは糸リフトによる引き上げだけでは十分に整えきれない部分もあるため、ほうれい線・マリオネットラインにはヒアルロン酸を注入しています。
そこで今回は、
糸リフトで「たるみ・口横のもたつき・頬コケ」を整える
+
ヒアルロン酸で「ほうれい線・マリオネットラインの影」を整える
という2つの治療を組み合わせました。
一つの部分だけを治療するのではなく、頬から口元、フェイスラインまでのつながりを確認しながら、お顔全体の立体感やバランスを自然に整えることを重視しています。
当院を選んでいただいた理由
患者様は初めに当院へカウンセリングにお越しになり、その後、他にも2院でカウンセリングを受けられたうえで、最終的に当院での治療を選んでくださいました。
他院では、口横のもたつきに対してショッピングリフトをご提案されたり、別のクリニックでは糸リフトをご提案されたそうですが、「実際にどこがどのように変わるのか、治療後のイメージが十分につかめなかった」とのことでした。
当院のカウンセリングでは、口横のもたつきだけを見るのではなく、フェイスライン、頬コケ、ほうれい線、マリオネットラインまで確認しながら、
「ここを引き上げると、この部分がすっきりします」
「頬コケはこの方向に整えることで目立ちにくくなります」
「ほうれい線とマリオネットラインは、糸だけではなくヒアルロン酸を組み合わせることで、より自然に整えられます」
といったように、治療によってどの部分がどのように変化するのかを事前に具体的にご説明しました。
患者様からは、
「一番仕上がりのイメージが分かりやすく、安心してお願いできると思った」
というお言葉をいただき、当院で施術を受けていただくことになりました。
美容医療では、施術名を決めること以上に、その治療で自分の顔がどう変わるのかを理解したうえで治療を選ぶことが大切だと考えています。
治療概要・料金・リスク
| 施術名 | 糸リフト+ヒアルロン酸注射 |
|---|---|
| 施術内容 | 糸リフトで口横のもたつきやフェイスラインを引き上げ、頬コケも自然に目立ちにくくなるよう調整しました。さらに、ほうれい線・マリオネットラインにはヒアルロン酸を注入し、口元のくぼみや影を自然に改善しています。お顔全体のバランスや左右差を確認しながら、引き上げすぎ・入れすぎを避けた自然な仕上がりを目指します。 |
| 料金 | 使用する糸の種類・本数、ヒアルロン酸の製剤・本数・注入部位によって異なります。最新情報は料金表をご確認ください。 |
| ダウンタイム | 糸リフトでは腫れ、むくみ、内出血、引きつれ、圧痛、違和感などが生じることがあります。ヒアルロン酸注入部位には腫れ、赤み、むくみ、内出血などが生じる場合があります。多くは数日〜1〜2週間程度で徐々に落ち着きます。 |
| 主なリスク・副作用 | 糸リフト:疼痛、腫れ、むくみ、内出血、左右差、引きつれ、凹凸、違和感、感染、糸の露出など。ヒアルロン酸:疼痛、腫れ、赤み、むくみ、内出血、左右差、しこり、凹凸、違和感、感染、アレルギー反応など。非常にまれですが、血管閉塞による皮膚障害や視力障害などの重篤な合併症が生じる可能性があります。 |
| 取扱院 | Houreisenスキンクリニック |
「口横のポニョ」は脂肪を減らせば治る?
口横が膨らんで見えると、
「脂肪溶解注射をした方がいいですか?」
「脂肪吸引をした方がいいですか?」
とご相談いただくことがあります。
しかし、口横のもたつきの原因が必ずしも脂肪だけとは限りません。
たるみによって脂肪が下方向へ移動して見えている場合や、周囲のくぼみによって相対的に膨らんで見えている場合もあります。
その状態で脂肪だけを減らしてしまうと、かえって口元の影や老けた印象が強くなることもあります。
そのため当院では、口横のポニョが気になる場合も、まずは診察で
・脂肪の量
・皮膚や組織のたるみ
・頬のボリューム
・口元のくぼみ
・顎やフェイスラインのバランス
などを確認し、治療方法をご提案しています。
糸リフトはどのくらい効果が続く?
糸リフトは、施術直後の引き上がった状態がそのまま永久に続く治療ではありません。
現在主流となっているのは、時間の経過とともに体内へ吸収される「溶ける糸」です。
使用する糸の種類や本数、たるみの程度によって異なりますが、糸は徐々に分解・吸収されていきます。
また、糸が吸収されていく過程では、糸の周囲でコラーゲン産生が促されることが期待でき、肌のハリや組織を支える作用にもつながります。
そのため、糸が溶けた瞬間にすべての効果がなくなるというわけではありません。
一方で、加齢によるたるみ自体は少しずつ進行していくため、必要に応じて定期的に治療を行うことで、その時々のお顔の状態に合わせて引き上げる方向や本数を調整することができます。
「一度で何年も同じ状態を保つ」というよりも、年齢とともに変化するお顔に合わせながら、無理なく少しずつ整えていく治療と考えていただくと分かりやすいと思います。
糸リフトだけで口横のポニョは完全になくなる?
完全になくすことは難しい場合があります。
口横のもたつきは、たるみ・脂肪・骨格・ボリュームロスなど複数の原因が関係しているためです。
そのため、
・糸リフト
・ヒアルロン酸
・高周波治療
・HIFU
・脂肪への治療
などを状態に応じて組み合わせることがあります。
今回の症例でも、糸リフトだけでなくヒアルロン酸を追加することで、より自然に顔全体のバランスを整えました。
まとめ
「口横のポニョが気になる」というお悩みでも、原因は人によって異なります。
脂肪が原因に見えていても、実際にはたるみやボリュームバランスが関係していることも少なくありません。
今回の患者様は、糸リフトで下顔面を引き上げ、ヒアルロン酸で顔全体の立体感を調整することで、口横のもたつきとフェイスラインを自然に整えました。
当院では、特定の施術を最初から決めるのではなく、お顔の状態を診察したうえで必要な治療をご提案しています。
「口横のポニョをどうにかしたい」
「糸リフトとヒアルロン酸、どちらが自分に合うのか分からない」
という方も、お気軽にご相談ください。
モニターにご協力いただき、誠にありがとうございました。













