著者:
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 笹川新也 ドクター紹介はこちら
9月に入ってもまだまだ暑い日が続いておりますが、皆様体調は大丈夫でしょうか?
暑い日差しや紫外線の影響から「新しいシミが出来てしまったから治療したいけど副作用が心配・・・」「シミ治療したいけど真夏は避けたほうがいいんですよね?」などのお声を度々お聞きします。
シミ治療にもたくさんの種類があります。
1、シミ取りレーザー
2、IPL(フォトフェイシャル)
3、レーザートーニング
4、ケミカルピーリングやイオン導入
5、ハイドロキノン外用薬
ダウンタイムがある順番で記載させていただきましたが、ダウンタイムが少なく治療効果が期待できるものがいい!!!という方のために、今回はIPLについてお話していきたいと思います。
目次
IPLとは?
IPLとは何なんでしょうか?
IPLとはフォトフェイシャルの総称で、メーカーによって色々な機器が存在します。
例えば・・・
ライムライト、M22ステラ、ルメッカ、BBLなど
当院(東京院)では、ルメッカを取り扱っております。
ルメッカはIPLの中でも効果が高いと言われている機器になります。
フィルターを使用して光の照射をすることでメラニンやヘモグロビンに反応してシミを薄くしたり赤ら顔の改善効果があります。
また、光照射が真皮層にまで作用することで、シミや赤ら顔の改善だけでなく肌ハリUP効果も期待できます。
治療後の副作用について
治療後の副作用が気になりますよね?
治療後の副作用としては、照射後に赤み・ひりつき・瘡蓋(かさぶた)・水泡・乾燥・色素沈着などが挙げられます。
ただし、個人差はありますが、副作用が出ない方も多いです。
全く出ない!とは残念ながら言えません・・・
ですが、治療後のケアをしっかりすることで出現しなかったり期間短縮することが可能です。
なのでアフターケアもとても大切です。
治療後に副作用が出た時のアフターケアについて
では、どのようにアフターケアをすればよいのか、症状別にみていきましょう。
赤み
施術当日に赤みが出ることがあります。
赤みの対策方法
クーリングをしっかりする
・自宅にある保冷剤にラップをして清潔に保った状態でクーリングをする
・濡れタオルを冷蔵して顔全体に乗せる
*過度にクーリングを行うと、外した時にリバウンド現象といって逆に赤みが強く出たり腫れたりする可能性が出てきますので、適度のクーリングをオススメします。
瘡蓋(かさぶた)
照射直後よりシミ部分が濃く反応し小さい瘡蓋ができる場合があります。
瘡蓋の対策方法
頻繁に触ったり無理に剝がしたりせず、十分な保湿をする。
1週間程度で自然と剥がれます。無理に剥がすことで色素沈着になる可能性があります。
ひりつき
照射当日はひりつきが出る場合があります。
ひりつきの対策方法
赤み出現時同様にクーリングをする。
水泡
当日~翌日に水泡が出現する場合があります。
水泡の対策方法
水泡形成時には無理に潰したりせず、照射したクリニックへ連絡をする。
水泡が出来る前にしっかりとクーリングを行うことで防げる場合もあります。
乾燥
照射によって皮膚のバリア機能が一時的に弱まることで、翌日から乾燥しやすくなる傾向があります。
乾燥の対策方法
十分な保湿を行ってください。
色素沈着
無理に瘡蓋などを剥がした場合に、稀に色素沈着を引き起こす可能性があります。
色素沈着の対策方法
色素沈着が出た場合には、保湿をしながら代謝によって薄くなるのを待ちます。
*稀に薄くならない場合もあります。その場合は、照射したクリニックへ確認をしましょう。
色素沈着が薄くならない場合には、内服・トレチノインやハイドロキノンなどを使用する場合もあります。
↓
当院ではトレチノインが配合されたゼオスキンを取り扱っております。
紫外線対策を徹底する
IPL治療は真夏は避けたほうがいいのか?
真夏はシミ治療を避けた方がいいと言う意見がありますが、人による場合が多いです。
どんな人が受けても大丈夫?
・常に紫外線対策をしている人(日焼け止め・日傘など)
・日焼け直後ではない人(海水浴後1週間以内などは特に避ける)
・日焼けする予定がない人
まとめ
当院ではルメッカによるシミ治療を行っております。
ダウンタイムを最小限に効果を実感していただくのに有効な治療法です。
副作用を最小限できるように医師の指示の元で適切な照射を行っていきます。
少しでも気になった方、ぜひ当院へお越しください。
まずはカウンセリングから美容医療を始めましょう。