著者:
ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック/名古屋Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会 医師 齊藤秀明 ドクター紹介はこちら

ほうれい線ヒアルロン酸で後悔する人の共通点
ほうれい線へのヒアルロン酸注入は、鼻横のくぼみやボリューム不足を補い、施術直後から変化を感じやすい治療です。
特に、鼻翼基部の骨格的なくぼみや、頬・中顔面のボリュームロスが原因となっている場合は、ヒアルロン酸の良さを実感しやすいでしょう。
一方で、ほうれい線の原因を確認せずに溝だけを埋めたり、線を完全に消そうとして注入しすぎたりすると、不自然な仕上がりや後悔につながることがあります。
先に結論をお伝えすると
ほうれい線ヒアルロン酸で後悔する主な原因は、ヒアルロン酸そのものではなく、ほうれい線の原因に合わない治療を選んでしまうことです。
ほうれい線は、皮膚の折れジワ、骨格のくぼみ、ボリュームの減少、頬のたるみなど、複数の原因が重なって目立ちます。そのため、すべてをヒアルロン酸だけで改善しようとすると、効果が不十分になったり、注入部位が膨らんで不自然に見えたりすることがあります。
ほうれい線ヒアルロン酸の施術後には、次のようなご相談があります。
- 思っていたより早く効果が薄れた
- ぼこつきや凹凸が気になる
- 鼻横や口元が膨らんで見える
- 笑ったときに違和感がある
- 硬さやしこりを感じる
この記事では、それぞれの原因と対処法に加え、後悔を防ぐために知っておきたい治療選びのポイントを、医師の視点から詳しく解説します。
まずは、ご自身がどちらに近いか確認してみてください
ヒアルロン酸が合いやすい方
- 鼻横の骨格的なくぼみが目立つ
- 頬の厚みでほうれい線に影が出ている
- シワ、くぼみや影を早く改善したい
グロースファクターが合いやすい方
- 無表情でもほうれい線が気になる
- 皮膚のハリ不足が気になる
- 自然で長期的な変化を希望している
目次
ほうれい線ヒアルロン酸で後悔しやすい原因と対策
| 後悔しやすい内容 | 考えられる原因 | 主な対策 |
|---|---|---|
| すぐ元に戻ったように感じる | 腫れが引いた、製剤や治療方法が原因に合っていない | 原因に合う製剤・注入層・治療を選ぶ |
| ぼこつきや凹凸が出た | 浅い層への注入、ピンポイントに注入しすぎ、腫れや内出血 | 自己判断で触ったりせず、医師の診察を受ける |
| 鼻横や口元が膨らんだ | 注入しすぎ、注入部位が誤っている | 完全に消すのではなく、自然な変化量に抑える |
| 効果が不十分だった | 折れジワや皮膚のハリ低下、強いたるみ | グロースファクターやたるみ治療も検討する |
後悔につながりやすい代表的なケース
思ったより早く効果がなくなった
「1年ほど持つと聞いていたのに、数か月で元に戻った」と感じるケースです。
数か月で元に戻ったように感じても、ヒアルロン酸がすべて吸収されたとは限りません。施術直後の腫れや一時的なふくらみが落ち着くことで、ヒアルロン酸が残っていても、注入直後より効果が弱くなったように見える場合があります。
製剤の性質が合っていなかった
ヒアルロン酸は、製剤によって硬さや弾力、広がり方、なじみ方が異なります。
鼻横の骨格的なくぼみを補う場合と、皮膚の浅いシワを治す場合では、適した製剤や注入する深さも異なります。
合わない製剤を使用すると、十分な変化が得られなかったり、早い段階で物足りなく感じたりすることがあります。
注入方法とほうれい線の原因が合っていなかった
ほうれい線は、鼻横の骨格的なくぼみ、頬のボリューム低下、皮膚の折れジワ、たるみなど、複数の原因によって目立ちます。
原因に合わない位置へヒアルロン酸を入れても、十分な改善は得られません。
特に、皮膚のハリ低下や折れジワが主な原因の場合は、くぼみをヒアルロン酸で補っても皮膚のシワが残ることがあります。当院では、このような状態に対しては、ヒアルロン酸を追加するよりもグロースファクターを第一に考えることが多いです。
また、強いたるみが原因の場合は、溝だけを埋めても頬の重みが残るため、糸リフトやHIFU・RF治療などを検討した方がよいことがあります。
腫れが引いて効果が減ったように感じた
施術直後は、注射による腫れやヒアルロン酸の水分保持によって、仕上がりがややふっくら見えることがあります。
数日から数週間で腫れが引き、製剤が組織になじむと、「すぐに減った」「効果がなくなった」と感じることがあります。
実際には、ヒアルロン酸が消失したのではなく、施術直後のダウンタイムが落ち着いた可能性があります。
ぼこつき・凹凸が出た
皮膚表面が波打って見える、特定の角度で膨らみが目立つ、触るとしこりのようなものを感じるケースです。
注入層が浅い、または一部に集中している
皮膚の薄い部分へ浅く注入されたり、一か所にまとまって注入されたりすると、表面から膨らみや凹凸が分かることがあります。
また、浅い位置にヒアルロン酸があると、青白く透けて見える「チンダル現象」が起こる場合もあります。
施術直後の腫れや注射痕
施術直後から数日程度の小さな膨らみは、ヒアルロン酸そのものではなく、腫れや内出血が原因となっていることがあります。
すぐに自己判断で強く押したり、繰り返しマッサージしたりせず、まず施術を受けた医療機関へ相談してください。
過去の注入や瘢痕の影響
過去にヒアルロン酸や脂肪注入、PRPなどの治療を受けている場合や、炎症後の線維化がある場合は、組織内で製剤が均一に広がりにくいことがあります。
初回治療と追加治療時では注入条件が異なるため、過去の施術内容や時期を医師へ正確に伝えることが大切です。
ボリュームが出すぎて不自然になった
ほうれい線を消そうとして、鼻横や口元に必要以上のボリュームが入っている状態です。
線を完全に消そうとしている
ほうれい線は顔の構造上、誰にでもある程度存在します。
完全に消そうとして注入量が多くなると、鼻横が盛り上がったり、口元が重く見えたりすることがあります。
前回のヒアルロン酸が残っている
見た目の効果が薄れた後も、ヒアルロン酸が組織内に残っている場合があります。
無理に追加注入を繰り返すと、ボリュームが蓄積し、不自然な膨らみにつながることがあります。
ほうれい線以外の原因を考慮していない
頬のボリューム低下やたるみがある場合、ほうれい線だけを繰り返しヒアルロン酸で埋めると、重たく見えることがあります。
このような場合は、顔全体のバランスを確認し、頬への注入や糸リフト、HIFU・RF治療なども含めて検討します。
ほうれい線治療におけるヒアルロン酸の限界でも詳しく解説しています。
笑いづらい・表情に違和感がある
笑った時につっぱる、口角が上げにくい、口元が重く感じるケースです。
動きがある部位に対して必要以上に量が入っている
鼻横から口元にかけては、笑顔を作る際に複数の筋肉が働くところです。
この部分にヒアルロン酸を多く入れると、笑った時の圧迫感や動かしにくさにつながることがあります。
表情筋の動きを考慮した注入になっていない
注入する位置や深さによっては、笑った時に膨らみが目立ったり、引っかかるように感じたりすることがあります。
施術直後は腫れによって動かしにくい場合もあるため、経過をみても違和感が続く場合は、施術を受けた医療機関へ相談してください。
注入部分に硬さや膨らみが残った
注入部分に硬さや膨らみが残る状態です。原因によって対応が異なるため、出現した時期や痛み、赤み、熱感の有無を確認します。
注入したヒアルロン酸が一か所に集中している
施術直後から触れるしこりは、ヒアルロン酸の注入しすぎや腫れ、内出血、炎症による組織の一時的な硬さなどが原因として考えられます。
遅発性の炎症反応
施術から数週間~数か月後に、赤みや腫れ、痛みを伴うしこりが生じることがあります。
免疫反応や感染、製剤の性質、量など、複数の要因が関係すると考えられています。
細菌によるバイオフィルム形成が関与する場合もありますが、すべてのしこりに当てはまるわけではありません。
詳しくは、ヒアルロン酸注射後のふくらみ・しこりの原因と対処法をご覧ください。
ヒアルロン酸施術後に気になる症状がある場合の対処法
治療後の状態が気になる場合は、自己判断で強く押したり、繰り返しマッサージしたりせず、まず施術を受けた医療機関へ相談してください。
強い痛み・皮膚の色の変化・視力異常がある場合
次の症状がある場合は、経過を待たず、直ちに施術を受けた医療機関へ連絡してください。
- 施術部位または周囲に強い痛みがある
- 皮膚が白くなる、紫色になる、網目状に変色する
- 時間とともに痛みや色の変化が強くなる
- 見えにくい、視野がおかしい、目が痛いなどの視覚症状がある
- 強い頭痛、麻痺、言葉が出にくいなどの神経症状がある
血管塞栓はまれですが、対応が遅れると皮膚障害や視力障害につながる可能性があります。
特に視覚症状や神経症状がある場合は緊急性が高いため、速やかに受診してください。
施術直後の軽い腫れや左右差
施術直後から数日間は、腫れやむくみ、内出血によって左右差や膨らみが目立つことがあります。
すぐに入れすぎと判断せず、医師から説明された経過を確認しましょう。
ただし、症状が悪化したり不安が強い場合は、診察日を待たずに相談してください。
注入量や場所に問題がある場合
ヒアルロン酸が必要以上に入っている場合や、適切でない部位に注入されている場合は、ヒアルロニダーゼで調整することができます。
詳しくは、ヒアルロン酸を入れすぎた場合に使用するヒアルロニダーゼをご覧ください。
赤みや痛みを伴うしこりがある場合
遅発性の赤みや痛みを伴うしこりは、感染や炎症など原因によって治療法が異なります。
自己判断でマッサージや分解注射を行うと悪化することもあるため、まずは医師の診察を受け、原因に応じた治療を受ける必要があります。
他院でヒアルロン酸を受けて後悔している場合
当院には、他院でほうれい線ヒアルロン酸を受けた後に、次のようなお悩みで相談される方もいらっしゃいます。
- 鼻横が膨らみすぎた
- 左右差や凹凸が気になる
- 笑った時に不自然に見える
- 追加注入を続けるべきか迷っている
- ヒアルロニダーゼで溶解すべきか分からない
- 今後はグロースファクターへ変更したい
修正方法は、現在入っている製剤、注入部位、注入時期、残存量、炎症の有無によって変わります。
見た目が気になるからといって、すぐにすべてを溶解することが最善とは限りません。腫れが落ち着くのを待った方がよい場合もあれば、一部だけを調整した方がよい場合もあります。
また、ヒアルロン酸を溶解した後に再注入するのか、皮膚の折れジワに対してグロースファクターを検討するのかによっても、治療の順番は異なります。
他院施術後の状態を診察する際は、可能であれば使用した製剤名、本数、施術時期、注入部位が分かる資料をご持参ください。

ヒアルロン酸で後悔しないための3つのポイント
ほうれい線の原因を正しく診断する
施術前には、ほうれい線の深さだけでなく、次の点を確認します。
- 鼻横の骨格的なくぼみ
- 頬や中顔面のボリューム
- 頬のたるみ
- 皮膚の厚みとハリ
- 無表情でも残る折れジワ
- 笑った時の表情筋の動き
- 過去の注入歴
ほうれい線の溝だけを埋めても、原因に合った治療でなければ、物足りなさや不自然さにつながることがあります。
患者様が希望する仕上がりと、医学的に無理なく目指せる変化を施術前にすり合わせることも重要です。
ヒアルロン酸で改善できる状態かを確認する
ヒアルロン酸は、次のような状態に適しています。
- 鼻横に骨格的なくぼみがある
- 頬や中顔面のボリュームロスがある
- くぼみや影を早く改善したい
- 治療直後から変化を実感したい
- 輪郭を細かく調整したい
一方、皮膚のハリ低下や折れジワが主な原因の場合は、ヒアルロン酸だけでは十分な改善が難しいことがあります。
当院では、このような場合はグロースファクターを第一に検討することが多いです。
また、たるみが強い場合は、糸リフトやHIFU・RF治療などを組み合わせることもあります。
製剤・注入方法を適切に選択する
ヒアルロン酸は、製剤ごとに硬さや弾力、広がり方が異なります。
同じほうれい線でも、鼻翼基部の骨格的なくぼみを補う場合と、皮膚に近い溝を整える場合では、適した製剤や注入方法は異なります。
仕上がりを左右するのは、単に使用する本数ではありません。
- どこへ注入するか
- どの深さへ注入するか
- どの製剤を選ぶか
- 左右のバランスをどう整えるか
- どこまで変化させるか
これらを適切に判断する必要があります。
一度に入れすぎず、状態に合わせて調整することで、不自然な仕上がりを防ぎやすくなります。
当院のヒアルロン酸治療方針
ヒアルロン酸治療を選択する前に原因を確認
Houreisenスキンクリニックでは、ほうれい線だけでなく、顔全体のボリュームや骨格、皮膚のハリ、表情の動きまで確認します。
そのうえで、ヒアルロン酸が適しているのか、グロースファクターやたるみ治療を優先した方がよいのかをご提案します。
ヒアルロン酸をご希望の場合でも、状態によっては別の治療をご案内することがあります。

数千件を超える注入経験を治療設計に反映
当院では、これまで数千件を超えるヒアルロン酸注入を行ってきました。
多くの症例を診てきた中で、同じように見えるほうれい線でも、鼻横の骨格的なくぼみが強い方、皮膚のハリ感のなさ、頬のたるみが影響している方では、適した治療が異なることを実感しています。
そのため、単にほうれい線へ一定量を注入するというのではなく、骨格•筋肉•脂肪•皮膚の状態を見て、ほうれい線の周囲の組織の凹凸感も確認しながら注入部位と量を決めています。
症状に合わせて製剤を選択
当院では、厚生労働省承認のアラガン・ジャパン社製ジュビダームビスタシリーズを使用しています。
承認製剤は品質・有効性・安全性について審査されていますが、腫れや内出血、しこり、血管閉塞などのリスクがなくなるわけではありません。
そのため、治療部位や状態に合わせて、適切な製剤・注入量・注入層を選択しています。
自然なバランスを重視した治療
ほうれい線を完全に消そうとしてヒアルロン酸を入れすぎると、不自然な仕上がりになることがあります。
当院では、正面だけでなく斜めや横顔、笑った時の表情まで確認し、治療を受けたことが周囲にバレにくい自然な変化を目指しています。
重大な合併症を防ぐための安全管理
ヒアルロン酸注入では、頻度はまれであっても、血管閉塞による皮膚壊死や視力障害などのリスクを常に意識する必要があります。
当院では、顔面の血管走行や解剖を確認しながら慎重に施術を行っており、これまで数千件を超えるヒアルロン酸注入の中で、当院で血管閉塞による皮膚壊死や失明が生じた症例はありません。
ただし、これは今後も合併症が起こらないことを保証するものではありません。
これまでの実績に頼るのではなく、毎回の施術でリスクを意識し、万が一血管閉塞などが疑われる症状が生じた場合にも、迅速に対応できる体制を整えています。
当院のヒアルロン酸症例
当院では、ほうれい線を完全に消すことよりも、笑った時や横顔でも違和感が出にくい仕上がりを重視しています。
ここからは、当院でほうれい線ヒアルロン酸治療を受けられた方の症例をご紹介します。
骨格や皮膚の状態、注入量によって仕上がりには個人差があります。症例写真は、ヒアルロン酸がどのようなほうれい線やくぼみに適しているかを知る参考としてご覧ください。
症例① 30代女性

症例③ 20代男性

症例⑯ 40代男性

症例㉑ 30代女性

症例㉜ 30代女性

ほかの症例は、ほうれい線ヒアルロン酸の症例一覧からご覧いただけます。
ヒアルロン酸のメリット・デメリット
ヒアルロン酸は、適応が合っていれば使いやすい治療ですが、良い面だけでなく、限界やリスクも理解しておく必要があります。
ヒアルロン酸注射のメリット
治療直後から変化を実感しやすい
くぼみへボリュームを補うため、施術直後から変化を確認しやすい治療です。
骨格的なくぼみを補いやすい
鼻翼基部など、骨格によるくぼみの改善に適しています。
輪郭や形を細かく調整できる
注入部位や量を調整しながら、顔全体のバランスを整えられます。
施術時間が比較的短い
施術時間は一般的に10~30分程度です。診察・カウンセリングの時間は別途必要です。
ダウンタイムが比較的短い
腫れや内出血が生じることはありますが、切開を伴う治療に比べると日常生活への影響は少ない傾向があります。
必要に応じて調整できる
ヒアルロン酸であることが確認できれば、ヒアルロニダーゼで量や形を調整できる場合があります。
ヒアルロン酸注射のデメリット・注意点
効果は永続的ではない
ヒアルロン酸は時間とともに少しずつ分解・吸収されます。
持続期間は製剤や注入部位などによって異なりますが、一般的には1~2年程度です。
必要に応じて、残存量を確認したうえで追加治療を検討します。
皮膚の折れジワは残ることがある
ヒアルロン酸はくぼみを補う治療です。
皮膚のハリ低下や、すでに刻まれた深い折れジワは、ヒアルロン酸だけでは十分に改善しにくい場合があります。
過剰注入で不自然になることがある
必要以上の注入や追加を繰り返すと、顔が膨らみすぎて不自然な印象になることがあります。
内出血や腫れが出ることがある
施術後は腫れや赤み、痛みが出ることがあります。
通常は数日~1週間程度で改善し、内出血は1~2週間ほど続く場合があります。
しこりや凹凸が生じることがある
注入する深さや製剤、過去の治療歴などによっては、しこりや凹凸が目立つことがあります。
遅れて炎症が起こることがある
まれに施術から数か月~数年後に、腫れや赤み、痛み、しこりなどの炎症反応が生じることがあります。
ヒアルロン酸注入後の遅発性結節やアレルギー反応についても、事前に確認しておく必要があります。
血管塞栓のリスクがある
頻度はまれですが、血流障害によって皮膚壊死や視力障害などの重い合併症を起こす可能性があります。
そのため、顔の解剖を熟知し、異常が起きた際に適切に対応できる医師による施術が重要です。
治療を受けられない場合がある
製剤や麻酔薬へのアレルギー、治療部位の感染・炎症がある場合は、施術できないことがあります。
また、妊娠中・授乳中は安全性が十分に確立していないため、当院では施術を控えていただいています。
料金について
- ヒアルロン酸 1本:77,000円
- 2本目以降:69,800円/本
※必要な本数はほうれい線の状態によって異なります。診察時に適切な本数と費用をご案内し、ご納得いただいたうえで治療を行います。
※初診料・再診料・麻酔代などの追加費用はかかりません。

持続力と自然な変化を重視する場合はグロースファクター
ヒアルロン酸で後悔しないためには、注入技術だけでなく、自分のほうれい線の原因に治療が合っているかを確認する必要があります。
当院では、皮膚のハリ低下や折れジワが主な原因の場合は、第一選択としてグロースファクター注射をご提案しています。
ヒアルロン酸
失われたボリュームを補い、くぼみや影を改善する治療です。
施術直後から変化を実感しやすく、骨格的なくぼみやボリュームロスの改善に適しています。
グロースファクター
自身の肌細胞へ働きかけ、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、皮膚のハリ低下や折れジワの改善を目指す治療です。
ヒアルロン酸のように物理的なボリュームを加えるのではなく、時間をかけて少しずつ変化していくため、周囲に治療を受けたことを気づかれにくい自然な仕上がりを希望する方に向いています。
また、グロースファクターによって増生したご自身の肌組織は、ヒアルロン酸よりも長く変化が持続する傾向があります。
グロースファクターが向いている方
より自然な仕上がりを求める方
グロースファクターは、治療直後に大きく膨らませる治療ではありません。
時間をかけて皮膚のハリを高めていくため、周囲に気づかれにくく、自然な変化を希望される方に非常に相性のよい治療です。
効果の持続性を重視する方
ヒアルロン酸は時間とともに分解・吸収されるため、状態を維持するには追加治療が必要になることがあります。
一方、グロースファクターによって増生した組織は、長期間変化が持続する傾向があります。
もちろん永久に変化しないわけではありませんが、できるだけ治療回数を少なくし、自然な仕上がりで、長期的な改善を希望される方に、当院が特におすすめしている治療です。
ヒアルロン酸で不自然さを感じた方
過去にヒアルロン酸を受けて、「ほうれい線は薄くなったけれど鼻横が膨らんだ」「治療した感じが出てしまった」と感じた方もいらっしゃいます。
そのような方にとって、物理的にボリュームを足すのではなく、ご自身の肌細胞へ働きかけて内側からハリを高めていくグロースファクターは、自然な変化を求めるうえで相性のよい選択肢です。
定期的なヒアルロン酸注入を減らしたい方
短い間隔でヒアルロン酸を追加し続けると、製剤が残存した状態でボリュームが蓄積することがあります。
皮膚のハリ低下や折れしわが原因であれば、ヒアルロン酸を繰り返すよりも、グロースファクターで皮膚そのものの状態を整えた方が、長期的に自然な改善を目指しやすい場合があります。
ヒアルロン酸が向いている方
- 鼻翼基部に骨格的なくぼみがある
- 頬や中顔面のボリュームロスが目立つ
- すぐにくぼみや影を改善したい
- 輪郭や形を細かく調整したい
両方を組み合わせることもある
皮膚の折れジワと骨格的なくぼみがどちらもある場合は、グロースファクターとヒアルロン酸を組み合わせることで、より自然な仕上がりを目指せることがあります。
当院では、まずグロースファクターで皮膚のハリや折れジワへ対応し、その後も骨格的なくぼみが残る場合に、必要に応じてヒアルロン酸を検討することがあります。
両治療の違いについては、グロースファクターとヒアルロン酸の比較も参考にしてください。
グロースファクターのリスクについて
グロースファクターはヒアルロン酸とは異なる仕組みで作用するため、リスクの内容も異なります。
ヒアルロン酸はゲル状の充填剤であり、誤って血管内へ入った場合や、血管を強く圧迫した場合に、物理的な血管閉塞を起こす可能性があります。
一方、当院のグロースファクター注射は、ヒアルロン酸のようなゲル状の充填剤ではなく、液体状の製剤を使用しています。
そのため、ヒアルロン酸がゲルによって血管を物理的に塞ぐことで起こる血管閉塞とは、リスクの構造が異なります。
原理上、ヒアルロン酸のようなゲル状製剤による物理的な塞栓を起こすリスクは極めて低いと考えられます。
ただし、注射治療である以上、腫れや内出血、感染、左右差、期待した変化との差などが生じる可能性はあります。
仕上がりを左右するため、適応や注入量、注入位置を慎重に判断したうえで治療を行う必要があります。
当院のグロースファクター症例
当院では、これまで3,000件を超えるほうれい線グロースファクター治療を行ってきました。
皮膚のハリ低下や折れジワが目立つ場合に、どの程度の量をどの位置へ注入すると自然な変化につながりやすいか、長期的な経過も含めて確認しながら治療を行っています。
以下は、当院でグロースファクター治療を受けられた方の症例です。治療効果や経過には個人差があります。
症例52 40代女性

症例42 50代女性

症例47 30代女性

症例11 30代男性

症例41 30代女性

まとめ
ほうれい線のヒアルロン酸で後悔しやすいのは、次のようなケースです。
- ほうれい線の原因を確認せずにヒアルロン酸を注入している
- 必要以上に注入したり、残存したヒアルロン酸へ追加を繰り返している
- 製剤や注入量、注入部位が状態に合っていない
- 医師の経験や注入技術が十分ではない
ヒアルロン酸は、鼻横の骨格的なくぼみやボリュームロスを改善するのに適した治療です。
一方で、皮膚のハリ低下が主な原因であればグロースファクター、強いたるみがあれば糸リフトやHIFU・RF治療など、原因に合わせて治療を選択する必要があります。
ヒアルロン酸治療を悩まれている方へ
次のようなお悩みがある場合は、治療を決める前に一度状態を確認することをおすすめします。
- ヒアルロン酸を勧められたが、本当に必要なのか分からない
- グロースファクターの方が合っているのか知りたい
- 他院で入れたヒアルロン酸を修正したい
- ヒアルロン酸だけでなく、糸リフトも必要なのか迷っている
- 不自然にならず、長期的に改善したい
Houreisenスキンクリニックでは、ほうれい線・しわ治療を専門的に診察し、これまでの豊富な症例経験をもとに、皮膚の折れジワにはグロースファクター、骨格的なくぼみにはヒアルロン酸、強いたるみには糸リフトなど、現在の状態に合わせて治療をご提案しています。
ヒアルロン酸を無理におすすめするのではなく、今後の変化も考えながら、後悔しにくい治療の順番までご説明します。
よくあるご質問

Q1. ヒアルロン酸注射は痛いですか?
A1. 針を刺す際にチクッとした痛みがあります。当院では麻酔はもちろん、極細の針や、クーリングなどを行い痛みに配慮していますので痛くて耐えられないことはまずありません。
Q2. 効果はどのくらい持続しますか?
A2. 製剤や注入部位、注入量、表情の動きなどによって異なりますが、当院で採用している製剤であれば、一般的に1~2年程度持続します。施術直後の状態がそのまま続くわけではなく、時間とともに少しずつ効果が減ります。
Q3. ダウンタイムはどのくらいですか?
A3. 腫れや赤みは数日程度で落ち着くことが多く、内出血が出た場合は1~2週間ほど続くことがあります。
大切な予定がある場合は、2週間程度余裕をもって施術を受けることをおすすめします。
Q4. 施術後、すぐにメイクできますか?
A4. 当日から可能です。
Q5. 他の治療と併用できますか?
A5. 併用は可能です。ただし、ほうれい線の原因によって適した治療や順番が異なります。
Q6. 入れすぎた場合は元に戻せますか?
A6. 注入しすぎた場合、ヒアルロニダーゼで溶解可能です。
Q7. 副作用が心配です。
A7. 腫れや内出血などは一時的なことが多いですが、まれに感染、遅発性結節、血管塞栓などの重い合併症が起こる可能性もあります。
当院では、施術前にリスクや注意点をご説明し、万が一異常が疑われた場合に早期対応できる体制を整えています。
Q8. ほうれい線にはヒアルロン酸を何本使いますか?
A8. 必要な本数は、骨格的なくぼみの深さ、左右差、頬のボリュームロス、過去の注入歴によって異なります。
診察で、必要な量を確認したうえでご提案します。
Q9. ほうれい線だけにヒアルロン酸を入れると不自然になりますか?
A9. いいえ。当院では多数の症例数があり、ほうれい線のみにヒアルロン酸をいれることも多々ありますが、不自然になるわけではありません。先生によってはほうれい線に入れずに、頬やこめかみにいれることでほうれい線を薄く見せるという手法を取られる方がいらっしゃいますが、ほうれい線を消すという観点で見ると、ほうれい線に直接注入した方がコストパフォーマンスが高いです。
Q10. ヒアルロン酸を繰り返すと皮膚が伸びますか?
A10. 適切な量と間隔で治療を受ける限り、必ず皮膚が伸びるとはいえません。
ただし、過剰に追加注入を繰り返すと、不自然な見た目につながることがあります。
Q11. ヒアルロン酸からグロースファクターへ変更できますか?
A11. 変更は可能です。
ただし、直近でヒアルロン酸を受けていたり、ヒアルロン酸をほうれい線へ多く注入している場合、注入部位に炎症・しこりがある場合は、先に溶解などが必要になることがあります。
現在の状態を診察したうえで、治療の順番をご提案します。











