著者:
ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック/名古屋Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会 医師 齊藤秀明 ドクター紹介はこちら

ほうれい線へのヒアルロン酸で後悔する人の共通点
ほうれい線へのヒアルロン酸注入は、手軽で変化も分かりやすく、満足度の高い治療のひとつです。
特に、鼻横の骨格的なくぼみや、頬のボリュームロスが原因となっているほうれい線には、治療直後から変化を出しやすいという大きなメリットがあります。
一方で、事前の診察、治療設計、製剤選択、注入技術が伴わなければ、「こんなはずではなかった」という後悔につながりやすい部位でもあります。
先に結論をお伝えすると
ヒアルロン酸そのものが悪いわけではありません。
後悔が生じる多くのケースでは、皮膚の折れジワ、骨格的なくぼみ、頬のたるみ、ボリュームロスを区別せず、すべてをヒアルロン酸だけで改善しようとしていることが原因です。
実際によくあるご相談としては、
- 思ったより早く効果がなくなった
- ぼこつきや凹凸が出た
- パンパンで不自然になった
- 笑いにくくなった
- しこりになった
などがあります。
では、なぜこのようなトラブルや不満が起こるのでしょうか。
その背景にある原因を、それぞれ医師の視点から詳しく解説します。
目次
後悔につながりやすい代表的なケース
思ったより早く効果がなくなった
「1年ほど持つと言われたのに、数か月ですぐ戻ったように感じる」というケースです。
ただし、本当にヒアルロン酸が短期間ですべて吸収されたとは限りません。
製剤選択のミスマッチ
ヒアルロン酸には、それぞれ硬さ、弾力、広がり方、なじみ方に違いがあります。
ほうれい線は、笑ったり話したりするたびに大きく動く部位です。そのため、注入部位やほうれい線の状態に対して製剤の性質が合っていなければ、十分な変化が出なかったり、時間の経過とともに物足りなく感じたりすることがあります。
鼻横の骨格的なくぼみを支える場合と、皮膚に近い溝をなめらかに整える場合では、適した製剤や注入する深さも異なります。
ヒアルロン酸の注入層と根本原因が合っていない
ほうれい線が深いからといって、すべて同じ方法で注入すればよいわけではありません。
鼻翼基部の骨格的なくぼみ、頬のボリューム低下、皮膚の折れジワ、たるみでは、必要な治療が異なります。
皮膚のハリ低下や折れジワが原因なのに、浅い位置へヒアルロン酸を少量入れるだけでは、皮膚表面の線が十分に改善しないことがあります。
強いたるみが原因の場合も、溝だけを埋めても頬の重みが残るため、影が再び目立ちやすくなります。
ヒアルロン酸の「なじみ」による体感差
施術直後は、注射による腫れや製剤の水分保持によって、予定していた仕上がりよりも少し膨らんで見えることがあります。
その状態が数日から数週間かけて落ち着くと、「すぐに減った」「もう効果がなくなった」と感じることがあります。
これはヒアルロン酸が完全に消失したのではなく、組織になじみ、腫れが引いたことで変化が落ち着いた可能性もあります。
ぼこつき・凹凸が出た
皮膚の表面が波打って見えたり、特定の角度で膨らみが目立ったり、触れた時に硬さを感じる状態です。
注入層が浅すぎる
皮膚の薄い部分へ硬めの製剤が浅く入ると、皮膚を押し上げ、表面から凹凸が分かることがあります。
さらに浅い位置へヒアルロン酸が入ると、青白く透けて見える「チンダル現象」が起こることもあります。
ヒアルロン酸が一部に集中している
一か所にまとまって注入されている場合や、組織の状態によって薬剤が均一に広がらなかった場合は、部分的な膨らみや硬さとして感じることがあります。
ただし、施術直後の軽いぼこつきは、ヒアルロン酸そのものではなく、腫れや内出血が原因となっている場合もあります。
自己判断で強く押したり、繰り返しマッサージしたりせず、施術を受けた医療機関へ確認してください。
過去の注入歴や瘢痕の影響
過去にヒアルロン酸、脂肪注入、PRPなどの治療を受けている場合や、炎症による線維化がある場合は、薬剤が均一に広がりにくいことがあります。
初回治療と再治療では注入条件が異なるため、過去の施術歴を医師へ正確に伝えることが必要です。
パンパンで不自然になった
いわゆる「詰め込みすぎ」による違和感です。
過剰注入
ほうれい線を完全に消そうとして必要量を超えて注入すると、溝は目立ちにくくなっても、鼻横や口元が盛り上がり、不自然な印象になることがあります。
ほうれい線は、顔の構造上、誰にでもある程度存在する境界線です。
無表情でも笑った時でも、全く線が出ない状態を目指すと、顔全体のバランスが崩れやすくなります。
過去のヒアルロン酸が残っている
見た目の変化が少なくなっていても、過去に注入したヒアルロン酸が組織内に残っていることがあります。
残存量を十分に確認せず、短い間隔で追加注入を繰り返すと、少しずつボリュームが蓄積し、鼻横や口元の膨らみにつながることがあります。
顔全体のバランスを考えていない
ほうれい線の原因は、溝そのものだけでなく、頬のたるみや中顔面のボリューム低下にあることも多いです。
頬全体のバランスを確認せず、ほうれい線の溝だけを埋めると、顔の下半分が重く膨らんで見えることがあります。
このような場合は、頬やこめかみを含む顔全体のヒアルロン酸設計、糸リフト、HIFU・RF治療なども含めて検討した方がよいことがあります。
ヒアルロン酸だけでは対応しにくいケースについては、ほうれい線治療におけるヒアルロン酸の限界もご覧ください。
笑いづらい・違和感がある
表情を作った時につっぱる、口角が上げにくい、口元が重く感じる状態です。
筋肉の動きへの物理的な干渉
鼻横から口元にかけては、笑顔を作る際に複数の表情筋が動く場所です。
ヒアルロン酸が筋肉の動きへ影響する位置に入った場合や、動きの大きい場所へ多量に注入された場合は、笑った時に引っかかるような感覚や、つっぱり感が出ることがあります。
過度な重り効果
大量のヒアルロン酸が入ると、それ自体が物理的な重さとなり、口角を上げる筋肉の動きを邪魔することがあります。
施術直後は腫れによって動かしにくい場合もあるため、経過を確認しながら、必要に応じて医師の診察を受けます。
しこりになった
注入後に、硬さや膨らみが残る状態です。
しこりには複数の原因があり、出現した時期、痛み、赤み、熱感の有無によって対応が変わります。
ヒアルロン酸が一部にまとまっている
注入直後から触れるしこりは、ヒアルロン酸が一部に集中している、腫れや内出血がある、組織が一時的に硬くなっているなどの原因が考えられます。
バイオフィルムの形成
注入時に微量の細菌が入り込み、ヒアルロン酸の周囲に膜状の構造を作ることがあります。
体調不良や免疫状態の変化をきっかけに炎症が起こり、赤み、腫れ、痛みを伴うしこりとして現れることがあります。
異物反応や遅発性の炎症
ヒアルロン酸を異物として認識した免疫反応や、製剤の性質、短期間での繰り返し注入、複数層への複雑な注入などが関係して、遅れて結節が生じることがあります。
ただし、すべてのしこりをバイオフィルムや異物反応だけで説明できるわけではありません。
詳しくは、ヒアルロン酸注射後のふくらみ・しこりの原因と対処法をご覧ください。
すでにヒアルロン酸で後悔している場合の対処法
治療後の状態が気になる場合は、自己判断で強く押したり、マッサージを繰り返したりせず、まず施術を受けた医療機関へ相談してください。
強い痛み・皮膚の色の変化・視力異常がある場合
以下の症状がある場合は、経過を待たず、直ちに施術を受けた医療機関へ連絡してください。
- 施術部位や周囲に強い痛みがある
- 皮膚が白色、紫色、網目状に変化している
- 時間とともに痛みや色調変化が強くなる
- 見えにくい、視野がおかしい、目が痛いなどの症状がある
- 強い頭痛、麻痺、言葉が出にくいなどの神経症状がある
血管閉塞はまれな合併症ですが、対応が遅れると皮膚障害や視力障害につながる可能性があります。
施術直後の軽い腫れや左右差
施術当日から数日程度は、腫れ、むくみ、内出血によって左右差や膨らみが目立つことがあります。
直後の状態だけで入れすぎと判断せず、医師から説明された期間までは経過を確認します。
ただし、症状が強くなる場合や不安がある場合は、予定された診察日を待たずに相談してください。
入れすぎや位置の問題がある場合
ヒアルロン酸が必要以上に入っている場合や、適切でない位置にある場合は、ヒアルロン酸分解酵素であるヒアルロニダーゼを使用して調整できることがあります。
ただし、分解すれば必ず施術前と全く同じ状態へ戻るわけではありません。
また、ヒアルロニダーゼにも腫れやアレルギー反応などのリスクがあるため、状態を確認したうえで必要な範囲に使用します。
ヒアルロン酸を入れすぎた場合に使用するヒアルロニダーゼについて
赤みや痛みを伴うしこりがある場合
遅れて生じたしこりへ、診断せずにマッサージや分解注射だけを行うと、症状が悪化する可能性があります。
感染性か、炎症性か、ヒアルロン酸が一部に残っているだけなのかによって、抗菌薬、抗炎症治療、ヒアルロニダーゼなどの選択が変わります。
まずは医師による診察を受けてください。
後悔しないためには

後悔の背景にある本質的な要因は、主に次の3点です。
カウンセリングと診察の精度
事前のカウンセリングと診察による評価は、仕上がりを大きく左右します。
- 骨格
- 脂肪の量と位置
- 頬のたるみ
- 皮膚の厚みとハリ
- 無表情でも残る折れジワ
- 表情筋の動き
- 過去の注入歴
これらを確認しなければ、ただ「線を埋めるだけの治療」になりやすく、満足できない結果につながることがあります。
美容医療では、患者様が希望する変化と、医学的に無理なく出せる変化を事前にすり合わせることも、治療の重要な一部です。
製剤選択
ヒアルロン酸は、すべてが同じ性質ではありません。
- 硬いか、軟らかいか
- 弾力があるか
- 広がりやすいか、形を保ちやすいか
- 動きのある部位になじみやすいか
製剤ごとにこのような違いがあり、注入部位や溝の性質によって選択すべき製剤は変わります。
どの部位へ、どの製剤を使用するかは、仕上がりの質に大きく影響します。
注入設計と技術
ヒアルロン酸でボリュームを追加すればするほど、溝そのものは埋まりやすくなります。
しかし、入れれば入れるほど自然になるわけではありません。
- どこへ入れるか
- どの層へ入れるか
- どの方向へ入れるか
- どの程度の量を入れるか
- どの変化で止めるか
これら一つひとつの積み重ねで、結果は大きく変わります。
当院の治療方針
丁寧なカウンセリング
当院では、流れ作業のようにほうれい線へ注入するのではなく、一人ひとりの状態に合わせて治療計画を立てています。
- 顔全体の評価
- 骨格とボリュームの評価
- 表情の動きの評価
- 皮膚のハリと折れジワの評価
- 自然な変化量の設計
目指すのは、ほうれい線だけが不自然に消えた顔ではなく、治療を受けたことが分かりにくい自然な仕上がりです。
適応に応じた製剤の選択
どの部位へ、どの製剤を使用するかは、仕上がりを大きく左右します。
当院では、厚生労働省の承認を受けている、アラガン・ジャパン社製のジュビダームビスタシリーズを使用しています。
承認製剤は、品質、有効性、安全性について審査を受けています。
ただし、承認製剤であればリスクがなくなるわけではありません。製剤の選択だけでなく、注入部位、注入層、注入量、緊急時の対応まで含めて治療を行う必要があります。
当院で積み重ねてきた症例経験
当院では、これまで数千件を超えるヒアルロン酸注入を行ってきました。
安全性を最優先に、顔面の血管走行や解剖を意識しながら慎重に施術を行っており、これまで当院で血管閉塞による皮膚壊死や失明が生じた症例はありません。
これは今後も合併症が絶対に起こらないことを保証するものではありません。
だからこそ、これまでの実績に頼るだけではなく、毎回の施術で血管閉塞のリスクを意識し、万が一異常が疑われた際に早期対応できる体制を整えています。
ヒアルロン酸だけにこだわらない治療設計
ヒアルロン酸をご希望で来院された場合でも、皮膚のハリ低下や折れジワが中心であれば、ヒアルロン酸だけをおすすめすることはありません。
当院では、ほうれい線を専門的に診察し、グロースファクター、ヒアルロン酸、糸リフト、HIFU・RF治療などから、その方の原因に合う方法をご提案しています。
当院のヒアルロン酸症例
当院でほうれい線ヒアルロン酸治療を受けられた方の症例をご紹介します。
同じ治療を行っても、骨格、皮膚の状態、たるみ、注入量によって変化には個人差があります。
症例写真は、ヒアルロン酸がどのようなくぼみや影に合いやすいかを考える際の参考としてご覧ください。
症例① 30代女性

症例③ 20代男性

症例⑯ 40代男性

症例㉑ 30代女性

症例㉜ 30代女性

その他の症例は、ほうれい線ヒアルロン酸の症例一覧からご覧いただけます。
ヒアルロン酸注射のメリット・デメリット
ヒアルロン酸注射によるほうれい線治療には、多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意点もあります。
ヒアルロン酸注射のメリット
- 即効性が期待できる
施術直後から変化を確認しやすいのが特徴です。
- 骨格的なくぼみを補正しやすい
鼻翼基部など、構造的にへこんでいる部分を持ち上げることに向いています。
- 輪郭や形を細かく調整できる
注入部位と量を調整しながら、頬、こめかみ、顎などを含めた顔全体のバランスを整えられます。
- ダウンタイムが比較的短い
腫れや内出血が出る可能性はありますが、切開を伴う治療と比べると日常生活への影響を抑えやすい治療です。
- 施術時間が短い
施術自体は10~30分程度で終了することが一般的です。カウンセリングや診察の時間は別途必要です。
- 修正が可能
万が一、ヒアルロン酸の量や位置に問題がある場合は、ヒアルロニダーゼを使用して調整できることがあります。
- 自然な仕上がりを目指せる
経験のある医師が適切な製剤と量を選び、顔全体のバランスを見ながら注入することで、違和感の少ない仕上がりを目指せます。
ヒアルロン酸注射のデメリット・注意点
- 効果は永続的ではない
ヒアルロン酸は時間とともに少しずつ分解・吸収されます。持続期間は製剤、注入部位、注入量、体質によって異なりますが、おおむね1~2年程度が目安です。
- 皮膚の折れジワは残ることがある
ヒアルロン酸はくぼみを補う治療であり、皮膚のハリ低下や、すでに刻まれた折れジワそのものを改善する治療ではありません。
- 内出血や腫れのリスク
注射針を使用するため、施術後に内出血、腫れ、赤み、痛みが出ることがあります。通常は数日から1週間程度で落ち着くことが多いですが、内出血は1~2週間ほど残る場合があります。
- しこりや凹凸のリスク
注入部位にしこりや凹凸が生じることがあります。注入層、製剤、注入量、過去の治療歴などによってリスクが変わります。
- アレルギーや遅発性炎症のリスク
頻度は高くありませんが、治療から時間が経過した後に、腫れ、赤み、痛み、しこりが生じることがあります。ヒアルロン酸注入後のアレルギー反応・遅発性結節についても事前に確認しておく必要があります。
- 血管閉塞のリスク
極めてまれですが、ヒアルロン酸が血管内へ入ったり、血管を圧迫したりすることで血流障害が起こる可能性があります。
皮膚壊死や失明・視力障害などにつながる可能性があるため、顔面解剖を熟知し、緊急時の対応まで理解している医師による施術が必要です。
当院では、安全性を最優先に、血管走行や注入層を意識しながら慎重に施術を行っています。これまで数千件を超えるヒアルロン酸注入を行ってきましたが、当院で血管閉塞による皮膚壊死や失明が生じた症例はありません。
ただし、今後も合併症が起こらないことを保証するものではないため、毎回の施術でリスクを意識し、異常が疑われた場合に早期対応できる体制を整えています。
- 施術を受けられない方
ヒアルロン酸製剤や麻酔薬に過敏症の既往がある方、治療部位に感染や強い炎症がある方などは施術を受けられない場合があります。妊娠中・授乳中の方についても、当院では原則として施術を控えていただいています。
よくあるご質問

Q1. ヒアルロン酸注射は痛いですか?
A1. 注射針を刺す際に、チクッとした痛みを感じることがあります。当院では、極細針、冷却、麻酔などを状態に応じて使用しています。痛みの感じ方には個人差がありますので、ご不安な方は診察時にお伝えください。
Q2. 効果はどのくらい持続しますか?
A2. 製剤、注入量、注入部位、表情の動きなどによって異なりますが、おおむね1~2年程度が目安です。1~2年間、施術直後と全く同じ状態が続くわけではなく、時間とともに少しずつ変化は小さくなります。
Q3. ダウンタイムはどのくらいですか?
A3. 軽い腫れ、赤み、痛みは数日程度で落ち着くことが多いです。内出血が生じた場合は、1~2週間ほど残ることがあります。大切なご予定がある場合は、余裕を持って施術をお受けください。
Q4. 施術後、すぐにメイクはできますか?
A4. 当日からメイクできる場合が多いですが、針穴や注入部位を強くこすらないでください。詳細は当日の医師の指示に従ってください。
Q5. 他の治療と併用できますか?
A5. 併用は可能ですが、同日にすべて行うことが適切とは限りません。皮膚の折れジワにはグロースファクター、強いたるみには糸リフトやHIFU・RF治療など、原因によって組み合わせる治療と順番が変わります。
Q6. 入れすぎた場合は元に戻せますか?
A6. ヒアルロン酸であれば、ヒアルロニダーゼで分解できる場合があります。ただし、必ず治療前と全く同じ状態へ戻るわけではありません。腫れなのか、過剰注入なのか、炎症性のしこりなのかを診察したうえで対応を決めます。
Q7. 副作用が心配です。
A7. 多くは腫れ、内出血、赤み、圧痛などの一時的な症状ですが、しこり、感染、遅発性炎症、血管閉塞などが起こる可能性もあります。当院では、リスクを事前にご説明し、異常が疑われた場合に早期対応できる体制を整えています。
料金について
ヒアルロン酸 1本 77,000円
ヒアルロン酸 2本目以降 69,800円
※ほうれい線の状態によって、必要なヒアルロン酸の量は異なります。診察時に必要量と費用をご説明し、ご希望を確認したうえで治療を決定します。
※上記以外に、初診料・再診料・麻酔代などの別途費用はございません。
持続力と自然さを重視する場合の選択肢
ほうれい線治療にはさまざまな方法があります。
その中でも、皮膚のハリ低下や折れジワが目立ち、持続力と自然な仕上がりを重視される場合は、当院ではグロースファクター注射を第一に考えることが多いです。
ヒアルロン酸が「失われたボリュームを補う」即効性のある治療であるのに対し、グロースファクター注射は、自身の肌細胞へ働きかけ、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、皮膚のハリや折れジワの改善を目指す治療です。
グロースファクターは、ヒアルロン酸の代用品ではありません。
ヒアルロン酸はくぼみや形を整える治療、グロースファクターは皮膚のハリや折れジワへ対応する治療として、それぞれ役割が異なります。
実際の症例
症例52 40代女性


症例47 30代女性

症例11 30代男性

症例41 30代女性

ほうれい線にグロースファクター注射がおすすめな方
より自然な仕上がりを求める方
グロースファクター注射は、ヒアルロン酸のように物理的にボリュームを足す治療ではありません。
自身の肌細胞へ働きかけ、コラーゲンやエラスチンの生成を促すことで、内側から皮膚のハリを高め、ほうれい線の折れジワを目立ちにくくしていきます。
治療直後に急激に膨らむのではなく、時間をかけて少しずつ変化していくため、周囲に気づかれにくく、自然な改善を希望される方に向いています。
効果の持続性を重視する方
ヒアルロン酸は時間とともに体内で分解・吸収されるため、効果を維持するには定期的な追加治療が必要になることがあります。
一方、グロースファクターによって増生したご自身の肌組織は、ヒアルロン酸よりも長く変化が持続する傾向があります。
永久に変化しないわけではありませんが、できるだけ治療回数を少なくし、長期的な改善を希望される方には、当院が特におすすめしている治療です。
ヒアルロン酸注射で不自然さを感じた方
過去にヒアルロン酸注射を受けて、「ほうれい線は薄くなったけれど、鼻横が膨らんだ」「何となく治療した感じが出てしまった」という方もいらっしゃいます。
そのような方にとって、ヒアルロン酸のように物理的なボリュームを追加するのではなく、自身の肌細胞へ働きかけ、内側からハリを高めていくグロースファクター注射は、自然な変化を求めるうえで非常に相性のよい選択肢です。
ヒアルロン酸に特有のリスクが心配な方
ヒアルロン酸注射で最も注意すべき重篤な合併症のひとつが、血管閉塞です。
ヒアルロン酸製剤はゲル状の充填剤であり、誤って血管内へ入った場合や、血管を強く圧迫した場合に、物理的に血流を妨げる可能性があります。
一方、当院のグロースファクター注射は、ヒアルロン酸のようなゲル状の充填剤ではなく、液体状の製剤を使用しています。
そのため、ヒアルロン酸が血管内へ入り、ゲルによって血管を物理的に塞ぐことで起こる血管閉塞とは、リスクの構造が異なります。
原理上、ヒアルロン酸のようなゲル状製剤による物理的な塞栓を起こすリスクは極めて低いと考えられます。
ただし、グロースファクターも注射治療である以上、腫れ、内出血、感染、左右差、期待した変化との差などが生じる可能性はあります。
グロースファクターであれば無条件に安全ということではなく、適応、注入量、注入位置を慎重に決める必要があります。
ヒアルロン酸とグロースファクターの違いについては、ヒアルロン酸注射とグロースファクターの比較もご覧ください。
まとめ
ほうれい線ヒアルロン酸で後悔が生じる多くのケースは、ヒアルロン酸治療そのものに問題があるというより、
- ヒアルロン酸が適応かどうかの評価
- どこへ、どの製剤を選択するか
- どの層へ、どの程度の量を入れるか
- 顔全体のバランスを見ているか
- 医師の経験と技術
これらの違いによって生まれます。
ヒアルロン酸は、鼻翼基部の骨格的なくぼみや明確なボリュームロスを、短期間で整えることに優れた治療です。
一方、皮膚のハリ低下や折れジワが中心の場合は、ヒアルロン酸を追加し続けるより、グロースファクターを優先した方が、自然で長期的な改善を目指しやすいことがあります。
強いたるみがある場合は、糸リフトやHIFU・RF治療など、別の治療が必要になることもあります。
治療を検討する際は、単にヒアルロン酸を入れるかどうかだけではなく、自分のほうれい線が「くぼみ」「折れジワ」「たるみ」のどれによって目立っているのかを確認することが大切です。
ヒアルロン酸を入れるべきか迷っている方へ
ほうれい線へヒアルロン酸を入れた方がよい状態と、グロースファクターやたるみ治療を優先した方がよい状態は、見た目が似ていても異なります。
Houreisenスキンクリニックでは、これまで数多くのほうれい線治療を行ってきた経験をもとに、皮膚の折れジワにはグロースファクター、骨格的なくぼみにはヒアルロン酸、強いたるみには糸リフトなど、現在の状態に合わせて治療をご提案しています。無理に一つの治療へ当てはめるのではなく、後悔しにくい治療の順番まで含めてご説明します。











