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  • ほうれい線, グロースファクター, ヒアルロン酸

ほうれい線グロースファクター×ヒアルロン酸|効果・自然さ・持続力に優れた最適解

監修医師 笹川新也監修・著者:
ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック/名古屋Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 美容皮膚科医 笹川新也 ドクター紹介はこちら

ほうれい線治療を検討されている方から、
「私のほうれい線には、どのような治療が一番合っていますか?」というご質問をよくいただきます。

ほうれい線にはさまざまな治療方法がありますが、どれか1つの施術がすべての方に適しているわけではありません。

皮膚のハリ低下、骨格的なくぼみ、ボリュームロス、頬のたるみなど、ほうれい線が目立つ原因を見極めたうえで、必要な治療を適切な順番で行うことが大切です。

この記事の結論

ほうれい線を自然に改善し、できるだけ効果を長く保ちたい場合には、まずグロースファクター注射で皮膚の土台を整え、約6ヶ月かけて効果を確認する方法があります。

1回の治療で十分に満足される方も多いため、追加治療が必ず必要なわけではありません。

そのうえで、まだ気になる部分が残っている方に限り、ヒアルロン酸注射、グロースファクターの追加注入、糸リフトなどを検討します。

ほうれい線の原因や治療方法の全体像から確認したい方は、ほうれい線治療で迷ったときの総合ガイドもあわせてご覧ください。

ほうれい線を効率よく治療する方法は?

ほうれい線治療を受ける際、多くの方が希望されるのは、次の3点です。

  • できるだけ少ない回数で改善したい
  • 不自然にならず、しっかり変化も感じたい
  • できるだけ効果を長く持たせたい

これらを目指す治療方法の1つが、グロースファクターとヒアルロン酸などを必要に応じて組み合わせる方法です。

当院における治療の考え方

グロースファクター注射

↓ 約6ヶ月かけて効果を確認

必要に応じて、次の治療を検討

  • ヒアルロン酸注射
  • グロースファクターの追加注入
  • 糸リフト+ヒアルロン酸注射
  • HIFU・高周波・肌育注射などの肌治療

このように、最初から多くの治療を同時に行うのではなく、まずグロースファクターによる変化を確認し、それでも残る原因に対して必要な治療だけを追加していきます。

グロースファクターとヒアルロン酸は、同じ注入治療でも作用や得意な変化が異なります。詳しい違いについては、グロースファクターとヒアルロン酸の違いをご覧ください。

ほうれい線は、無理に完全に消そうとすると、注入量や治療方法によっては口元が膨らみ、不自然な印象になることがあります。

そのため当院では、ほうれい線を完全に消すことだけを目的にするのではなく、顔全体のバランスを保ちながら、違和感なく目立ちにくくする自然な変化を大切にしています。

なぜほうれい線ができるのか

ほうれい線は、1つの原因だけでできるとは限りません。実際には、次のような複数の要素が重なって目立つケースが多くあります。

  • 骨格や鼻翼基部のくぼみ
  • 脂肪の下垂による頬のたるみ
  • 皮膚のハリ低下やコラーゲンの減少
  • 頬や口元のボリュームロス
  • 表情筋の動きや折れグセ

例えば、皮膚のハリ低下によって刻まれた線にはグロースファクターが選択肢になりますが、鼻横の骨格的なくぼみやボリューム不足が強い場合は、ヒアルロン酸で組織をふっくらさせる方が適していることがあります。

頬のたるみがほうれい線の上にかぶさっている場合には、糸リフトやHIFUなどの引き上げ治療を検討することもあります。

つまり、1つの治療だけでは十分な改善が難しいケースもあるということです。

ただし、複数の原因があるからといって、最初からすべての治療を受ける必要はありません。

当院では、まずグロースファクター注射で皮膚の土台から改善を図り、約6ヶ月かけて効果を確認します。

1回の治療で十分に満足される方も多いため、その時点で追加治療を行わず、経過を見ていただくこともあります。

一方で、6ヶ月後もほうれい線の一部が気になる場合には、残っている原因を改めて診察し、ヒアルロン酸注射、グロースファクターの追加注入、糸リフトなどを検討します。

具体的なアプローチ方法

① グロースファクター注射

グロースファクター注射は、皮膚の真皮層に注入することで、ご自身のコラーゲンやエラスチンの生成を促し、皮膚のハリや弾力を内側から整えていく治療です。

ヒアルロン酸のように注入直後から完成する治療ではなく、治療後から少しずつ変化し、約6ヶ月かけて効果を確認します。

自然な変化を希望される方や、皮膚のハリ低下、刻まれたほうれい線が目立つ方に適しています。

1回の施術で十分に満足される方も多いため、当院ではグロースファクター注射を受けた方全員に追加治療をおすすめしているわけではありません。

治療の特徴や経過について詳しく知りたい方は、ほうれい線グロースファクター注射の詳しい解説をご覧ください。

治療を検討する際には、期待できる変化だけでなく、リスクや副作用についても確認しておくことが大切です。詳しくは、グロースファクター注入療法の副作用・リスクをご覧ください。

ほうれい線グロースファクター注射の症例

② グロースファクター注射の追加注入

グロースファクター注射から約6ヶ月が経過した後、状態に応じて追加注入を行うことで、さらに完成度を高められる場合があります。

追加注入を検討することがあるのは、例えば次のような場合です。

  • 左右差が残っている
  • 片側だけ変化が弱い
  • 笑ったときの折れジワがまだ気になる
  • ほうれい線の一部分だけが残っている
  • 物足りないので、もう少し浅くしたい

ただし、追加注入が適している方もいれば、ヒアルロン酸や糸リフトなど、別の治療の方が適している方もいます。

効果がまだ完成していないのか、別の原因が残っているのかによって判断が変わるため、自己判断で追加するのではなく、まず医師の診察を受けることが大切です。

グロースファクター治療後に「変化が分かりにくい」「まだ物足りない」と感じている方は、グロースファクターの効果を感じにくい場合に考えられる原因もご覧ください。

③ ヒアルロン酸注射の追加

ヒアルロン酸注射は、ほうれい線の溝や鼻横のくぼみなど、ボリュームが不足している部分を内側から支える治療です。

注入直後から変化を確認しやすく、骨格的なくぼみや、グロースファクターだけでは補いきれないボリュームロスが残っている場合に適しています。

当院では、グロースファクター注射後すぐにヒアルロン酸を追加するのではなく、原則として約6ヶ月かけてグロースファクターの効果を確認します。

そのうえで、まだほうれい線が気になる方に対して、残っているくぼみやお顔全体のバランスを診察し、必要に応じてヒアルロン酸注射をご提案します。

先にグロースファクターによって皮膚の土台が整っている場合、最初からヒアルロン酸だけで治療する場合と比べて、少ない本数でより効果的に、より自然に仕上げることができます。

グロースファクターとヒアルロン酸の特徴や使い分けについては、グロースファクターとヒアルロン酸の違いで詳しく解説しています。

グロースファクターとヒアルロン酸を組み合わせたほうれい線治療症例

ほうれい線ヒアルロン酸注射の症例

グロースファクター後にヒアルロン酸を追加したほうれい線症例

④ 糸リフト+ヒアルロン酸注射の追加

グロースファクター注射によってほうれい線自体は浅くなったものの、頬のたるみや口横のもたつきが残っている方もいらっしゃいます。

このような場合には、糸リフトで頬の下垂を引き上げ、必要に応じてヒアルロン酸で残っているくぼみを補う方法を検討します。

糸リフトは、ほうれい線そのものを直接埋める治療ではありません。

頬のたるみがほうれい線の上にかぶさり、影を深くしている方には適していますが、鼻横の凹み(骨格的なくぼみ)や皮膚に刻まれたシワが気になる場合、糸リフトだけでは十分な改善が得られないことがあります。

そのため、頬のたるみとほうれい線の両方を改善したい場合には、糸リフトとヒアルロン酸などを組み合わせた方がよいことがあります。

糸リフトの適応について詳しく知りたい方は、ほうれい線に糸リフトが向いている人・向かない人をご覧ください。

糸リフトとヒアルロン酸を組み合わせたほうれい線治療症例

⑤ HIFU・高周波・肌育注射などの肌治療

頬のたるみ、皮膚のハリ低下、小じわ、くすみ、色ムラなどが重なると、実際の溝の深さ以上にほうれい線が目立って見えることがあります。

このような場合には、グロースファクターやヒアルロン酸によるほうれい線への直接的な治療に加えて、HIFU、高周波治療、レーザー治療、肌育注射などを併用することがあります。

ただし、これらの治療は深いほうれい線の溝を直接埋める治療ではありません。

あくまで、たるみや肌のハリ、キメなどを整えることで、ほうれい線の見え方を補助的に改善する目的で行います。

グロースファクター後に追加治療を検討する目安

グロースファクター注射を受けた後、次のような状態がある場合には、追加治療について医師へ相談してもよいでしょう。

  • 治療から約6ヶ月が経過している
  • 治療前より改善しているものの、一部分だけまだ気になる
  • 毎日鏡を見ていると変化がよくわからない
  • 鼻横のくぼみが気になる
  • 左右差が気になる
  • 笑った後に残るシワをもう少し浅くしたい
  • ほうれい線だけでなく、頬のたるみも改善したい

一方、治療からまだ十分な期間が経っていない場合には、グロースファクターの効果が完成していない可能性があります。ほうれい線については、まずは6ヶ月間経過を見ることが重要です。

まとめ

ほうれい線は、皮膚のハリ低下だけでなく、骨格、ボリュームロス、頬のたるみ、表情筋の動きなどが複合して目立つことがあります。

そのため、1つの治療だけですべての原因に対応しようとすると、十分な改善が得られなかったり、不自然な仕上がりになったりする可能性があります。

当院では、まずグロースファクター注射で皮膚の土台を整え、約6ヶ月かけて効果を確認することを基本としています。

1回の治療で十分に満足される方には、追加治療をおすすめしていません。

そのうえで、まだほうれい線が気になる方に限り、残っている原因に合わせて、ヒアルロン酸注射、グロースファクターの追加注入、糸リフト、肌治療などを検討します。

ほうれい線を完全に消すことだけを目指すのではなく、お顔全体のバランスを保ちながら、自然に目立ちにくくすることが重要です。

どの治療を追加すべきか迷っている方へ

グロースファクター治療後にほうれい線が残っていても、必ずしもヒアルロン酸や追加注入が必要とは限りません。

皮膚のハリ不足が残っているのか、鼻横のくぼみが原因なのか、頬のたるみが影響しているのかによって、適した治療は異なります。

当院では、追加治療を行うことを前提とせず、現在の状態を確認したうえで、本当に治療が必要かどうかを判断します。

  • グロースファクターの効果が十分に完成しているか
  • グロースファクターの追加注入が適しているか
  • ヒアルロン酸で補うべきか
  • 糸リフトなどのたるみ治療が必要か
  • これ以上治療せず、経過を見る方が自然か

必要のない治療を無理に追加せず、現在のお顔に合う方法を見極めることを大切にしています。

まずは医師の診察で、現在の状態をご相談ください。

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