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  • ほうれい線

ダイエットでほうれい線が目立つのはなぜ?頬こけ・たるみの原因と改善方法

笹川新也医師

監修・著者:ほうれい線・シワ治療専門クリニック

大阪Houreisenスキンクリニック/東京Houreisenスキンクリニック/名古屋Houreisenスキンクリニック

医療法人新月会代表 美容皮膚科医 笹川新也

ドクター紹介

「体型は引き締まったのに、顔だけが老けて見える…。」

当院でも「ダイエット後に顔がこけてしまった」「ほうれい線が急に目立つようになった」といったお悩みを多くお聞きします。

減量で頬の脂肪が減ると、頬がこけたり、皮膚のたるみが目立ったりして、ほうれい線が以前より深く見えることがあります。気になるのが頬のくぼみなのか、たるみなのか、皮膚に残ったほうれい線のシワなのかによって、改善するための方法も変わります。

ダイエットで、なぜ頬がこけたりほうれい線が目立ったりするの?

顔の皮下脂肪は、頬のふっくらした厚みをつくっています。ダイエットをすると、お腹や体の脂肪だけでなく、顔の脂肪も減ることがあります。減量と顔面脂肪の研究

頬の厚みが減ると、頬のくぼみや口元の影が目立ち、やつれたように見えることがあります。また、体重が大きく減った場合には、頬や口元に皮膚のたるみが残ることもあります。大量減量後の顔の変化を調べた研究

若い頃と同じダイエットでも、顔の印象が違うのはなぜ?

若い頃は体重を減らしても、それほど顔が老けたとは感じなかった。ところが、年齢を重ねてから同じように痩せたら、ほうれい線が気になるようになったという方もいらっしゃると思います。

年齢を重ねると、皮膚を支えるコラーゲンをつくる働きが低下し、皮膚の弾力も落ちてきます。頬の脂肪が減ったところに、もともとの皮膚のたるみやシワが重なると、ほうれい線が目立ちやすくなります。皮膚のコラーゲンと加齢の研究、顔の皮膚の弾力と加齢の研究

ダイエット中は、食事を極端に減らさない

体重を落とそうとして食事の量を一気に減らすと、たんぱく質など、体に必要な栄養まで不足しがちです。肉・魚・卵・大豆製品なども取り入れ、偏った食事にならないようにしましょう。

食事に加えて、歩くことや筋力を使う運動も、体調に合わせて続けてください。短期間で大きく体重を減らすことだけを目標にせず、無理なく続けられる食事と運動で少しずつ進めることをおすすめします。NIDDKの食事・運動に関する案内、CDCの減量に関する案内

今の体型を保ちながら、頬こけやほうれい線を治療できますか?

現在の体型を維持しながら、頬のくぼみやほうれい線を治療する方法があります。

頬のくぼみが気になる方と、無表情でもほうれい線のシワが残っている方では、治療する部位も方法も違います。当院では、ほうれい線だけでなく、周囲の頬の厚みやたるみも診ています。

頬こけや鼻横のくぼみが気になる場合

脂肪が減って頬がこけたり、鼻横のくぼみが目立ったりしている場合は、ヒアルロン酸注入で不足したふくらみを補う方法があります。くぼんでいる場所に注入し、頬のこけた印象や、鼻横のくぼみによる影を改善します。

ほうれい線と口角横の頬こけが気になっていた方に、ヒアルロン酸を注入した症例です。ほうれい線には両側で1cc、口角横の頬こけ部分には両側で2ccを使用しました。

ほうれい線と口角横の頬こけへのヒアルロン酸注入。左が治療前、右が施術直後
左:治療前/右:施術直後。

インモードフォーマなどで皮膚のハリを高める方法もありますが、頬こけそのものを改善するには限界があります。

ほうれい線のシワが皮膚に残っている場合

当院では、無表情でも皮膚に残るほうれい線のシワに対して、グロースファクター治療を行っています。皮膚のコラーゲンを増やし、ほうれい線を少しずつ浅くしていくことを目的とした注入治療です。効果は半年ほどかけて徐々に現れます。

出産後の1年間で約10kg体重が減り、「一気にほうれい線が深くなった」とお話しされていた40代女性です。ほうれい線にグロースファクター治療を行いました。

40代女性のほうれい線グロースファクター治療。左が治療前、右が6か月後
左:治療前/右:6か月後。

ほうれい線のシワと頬こけの両方が気になる場合には、グロースファクター治療でほうれい線を改善しながら、ヒアルロン酸注入を併用するといった治療選択もあります。

頬や口元のたるみも気になるときは

頬のたるみによってほうれい線が目立っている場合は、糸リフトで頬の組織を引き上げる方法があります。口元やフェイスラインのたるみが気になる方にも行う治療です。

頬のくぼみも一緒にある場合は、ヒアルロン酸注入を組み合わせることがあります。

治療の選び方を詳しく知りたい方は、ほうれい線のシワ・くぼみ・たるみで変わる治療の選び方もご覧ください。

治療の費用と主なリスク

以下は自由診療の税込料金です。

  • ヒアルロン酸注入:1本目77,000円、2本目以降は1本69,800円。主なリスクは腫れ、内出血、しこり、凹凸などです。まれに、血流障害による皮膚の壊死や視力障害が起こることがあります。
  • ほうれい線グロースファクター:両側180,000円。主なリスクは腫れ、内出血、違和感、左右差、過形成、凹凸、しこりなどです。
  • 糸リフト:PCLは1本22,000円、PLCLは1本27,000円。本数によって総額が変わります。主なリスクは腫れ、内出血、痛み、引きつれ、左右差、感染などです。

料金の詳細は当院の料金表、施術後の経過は各治療の解説ページをご覧ください。

ダイエット後の顔の印象が気になったら

「いきなりボリュームを足す治療に抵抗がある」「できるだけ自然に若返りたい」というご希望もお聞かせください。ダイエット後の頬こけやほうれい線について、気になっていることや治療への不安を、カウンセリングでお話しいただければと思います。

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