著者:
ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック/名古屋Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 笹川新也 ドクター紹介はこちら
「最近ほうれい線が目立ってきた…」「美容整体やカイロプラクティックで小顔になれるなら、ほうれい線にも効くのでは?」
このように考えて検索される方は少なくありません。
先に結論をお伝えすると、美容整体でむくみや筋肉の緊張が整い、ほうれい線が一時的に薄く見えることはあります。
ただし、皮膚のハリ低下、脂肪の下垂、骨格の変化などで深くなったほうれい線を、整体だけで根本的に改善するのは難しいです。
このように感じていませんか?
・整体後は顔がすっきりするけれど、数日で戻る
・片側だけほうれい線が深く見える
・朝や夕方でほうれい線の濃さが変わる
・小顔矯正を続けるべきか、美容医療を考えるべきか迷っている
この場合、まずは「一時的なむくみや筋肉の問題なのか」「構造的なほうれい線なのか」を見極めることが大切です。
今回は、美容整体・カイロプラクティックとほうれい線の関係について、美容皮膚科医の視点から詳しく解説します。
整体で期待できること、整体だけでは難しいこと、美容医療で考えるべき治療の違いまで整理していきます。

美容整体でほうれい線は薄くなる?その効果の仕組みは?
「美容整体でほうれい線が目立たなくなるって本当?」
こうした声を耳にすることがあります。
実際に整体を受けて、「フェイスラインがすっきりした」「シワが浅くなった気がする」と感じる方もおられると思います。
この実感自体は、必ずしも間違いではありません。
ただし、ここで大切なのは、ほうれい線そのものが消えているのか、それともむくみや筋肉の緊張が取れて一時的に目立ちにくくなっているのかを分けて考えることです。
美容整体でほうれい線が薄く見える理由は、主に以下の3つです。
1. 顔の筋肉や骨格のゆがみを整えることで、頬が引き上がり、ほうれい線が目立ちにくくなる
普段の生活の中で、無意識にしている「片側で噛むクセ」「頬杖」「猫背」「いつも同じ方向を向いて寝る」といった習慣は、顔の筋肉や骨格のバランスに影響します。
こうしたゆがみは、左右の頬の高さやフェイスラインのバランスを崩し、一方のほうれい線だけが深く見える原因になることがあります。
美容整体では、手技によって咬筋や側頭筋などの筋肉にアプローチし、顔の左右差や筋肉の緊張を調整します。
その結果、本来あるべき頬の位置に近づき、重力で下がって見えていた皮膚が持ち上がることで、ほうれい線の影が一時的に浅く見えることがあります。
特に「顔の左右差が気になる」「片側だけほうれい線が深い」という方では、筋肉や噛み癖の影響が関係していることもあります。
ただし、左右差のすべてが整体で整うわけではありません。骨格、脂肪のつき方、皮膚の厚み、過去の治療歴なども関係するため、長く続く左右差や深いほうれい線では、ほうれい線の左右差として別に原因を見た方がよいケースもあります。
2. リンパや血流の流れを整えることで、顔のむくみやたるみ感が軽減し、ほうれい線が目立ちにくくなる
日々の疲れ、睡眠不足、塩分の多い食生活、長時間のデスクワークなどは、顔にむくみを起こしやすくします。
特に頬がむくんで重たく見えると、本来のフェイスラインがぼやけて口元の皮膚が押し下げられ、結果的にほうれい線が深く刻まれたように見えることがあります。
美容整体では、顔全体のリンパや血流の流れに着目し、リンパドレナージュや筋膜リリースによって、滞った余分な水分や老廃物の排出を促します。
これにより、むくみが軽減し、顔のたるみ感や重だるさが和らぐことがあります。
むくみが取れて頬の位置がすっきりすると、それだけで口元にかかる重みが軽減され、ほうれい線のラインが和らいで見えるケースも少なくありません。
実際の診療でも、「朝はまだ良いけれど、夕方になるとほうれい線が濃く見える」「疲れている日に急に老けて見える」という相談はよくあります。
このような場合、むくみや疲労による一時的な変化も関係します。
一方で、毎日同じ位置にシワが残っている、無表情でもくっきり目立つ、ファンデーションがほうれい線に沿ってたまるようになってきた場合は、むくみだけではなく皮膚や構造の変化も考えた方がよいです。
3. 咬筋や表情筋の緊張を緩めることで、表情のクセを整え、ほうれい線の原因を軽減できることも
日常生活の中で、無意識の食いしばり、片側ばかりで噛む癖、表情のクセがあると、特定の筋肉に過度な緊張が加わり、顔の左右差やシワの形成につながることがあります。
特に、咬筋、側頭筋、広頚筋といった筋肉が硬くなると、フェイスラインが引き下がり、ほうれい線が深く見える要因になることもあります。
美容整体では、こうした筋肉に対して手技でアプローチし、筋肉の過緊張を緩めてバランスを整えることを目指します。
筋肉の緊張がゆるむと、表情が自然で柔らかくなり、シワを作りやすい表情グセが目立ちにくくなることもあります。
「笑顔を作るときに片側ばかり動く」「写真写りで片側だけほうれい線が濃く見える」という方は、筋肉の使い方が関係していることもあります。
ただし、表情のクセが強い場合でも、すでに皮膚に折れジワとして刻まれている場合は、筋肉をゆるめるだけでは戻りにくくなります。
この場合は、ほうれい線の折れジワとして治療を考えた方が現実的なこともあります。
こうした理由から、「美容整体でほうれい線が改善したように見える」という実感は、決して間違いではありません。
ただし、それは筋肉バランスの一時的な調整やむくみの軽減によるものであり、皮膚の老化そのものを治すわけではありません。
40代以降に見られるような、皮膚のハリ不足・脂肪の下垂・コラーゲンの減少といった構造的なたるみの原因は、美容整体では対応が難しくなってきます。
本格的にほうれい線を改善したい場合は、整体で整える部分と、美容医療で治療する部分を分けて考えることが大切です。
美容整体で変化を感じやすい方
・むくみで顔が重たく見える方
・食いしばりや噛み癖が強い方
・朝と夕方でほうれい線の見え方が変わる方
・施術直後のすっきり感を目的にしている方
美容整体だけでは限界が出やすい方
・無表情でもほうれい線が残っている方
・ファンデーションがほうれい線にたまる方
・鼻横のくぼみや口元の影が強い方
・整体後の変化が数日で戻る方
・長期的に自然な改善を目指したい方
美容整体だけではほうれい線の根本改善が難しい理由
美容整体で一時的に「ほうれい線が薄くなった気がする」と感じる方もいますが、その多くはむくみの軽減や筋肉の一時的な緩和による変化にとどまります。
しかし、加齢に伴って進行する本格的なたるみやシワに対しては、美容整体だけでは限界があるのが現実です。
ほうれい線は、単に皮膚表面に線が入っているだけではありません。
ほうれい線の原因には、皮膚、脂肪、骨格、筋肉、たるみなど複数の要素が関係します。
● 加齢によって失われるコラーゲンやエラスチンは、美容整体では再生できない
肌のハリや弾力を支えているコラーゲンやエラスチンは、年齢とともに徐々に減少します。
これらは皮膚の真皮層に存在し、クッションのように肌を内側から支える重要な構造成分です。
しかし、美容整体では筋肉や骨格のバランス調整は可能であっても、真皮層の再生やコラーゲン産生を直接促すことはできません。
そのため、肌自体の構造が弱くなって起こるハリの低下やしぼみジワの改善には限界があります。
特に、ほうれい線が「皮膚の質の低下」によって深く刻まれているケースでは、整体では根本的な改善は難しく、医学的にコラーゲン生成を促すアプローチを考えた方が現実的です。
このような場合、当院ではグロースファクター治療を中心に、状態によってヒアルロン酸、スキンブースター、RF治療などを組み合わせて考えます。
● ほうれい線を深くする原因となる脂肪の下垂やSMAS筋膜のゆるみには、美容医療での治療が必要です
ほうれい線が徐々に深くなる原因は、皮膚の表面だけでなく、顔の内部構造のゆるみ、つまり脂肪層やSMAS筋膜にも関係しています。
SMAS筋膜とは、皮膚のさらに奥にある表情筋と連動した組織で、肌を土台から支える役割を果たしています。
年齢とともに、この筋膜がゆるみ、さらに頬の脂肪が重力で下がることで、鼻の横に深いラインが形成されやすくなります。
このような深層のたるみ構造に対するアプローチは、美容整体では難しいです。
美容医療では、グロースファクター、ヒアルロン酸、糸リフト、HIFU、RF治療などを状態に応じて使い分けることで、皮膚・ボリューム・たるみのそれぞれにアプローチできます。
どの治療が合うかは、ほうれい線の形によっても変わります。詳しくはほうれい線形状による分類とその対処方法も参考になります。
● 整体による効果は一時的。時間の経過とともに元に戻るのが一般的です
美容整体は、「施術直後に顔がすっきりした」「少し若返ったような印象になった」といった変化を感じやすい反面、効果の持続性には限界があります。
筋肉やリンパの流れは一時的に整っても、数日から数週間で元のバランスに戻ってしまうケースが多く、定期的な施術が前提になります。
もちろん、整体やセルフケアが無意味ということではありません。むくみの予防、食いしばりの意識、姿勢改善などは、顔の印象を整えるうえで役立ちます。
ただし、根本的なたるみ改善や長期的にほうれい線を目立たなくしたい方にとっては、整体のみでは満足のいく結果を得にくいことがあります。
また、継続施術にかかる費用や通院の時間的負担も少なくありません。
正直、整体に長く通っているのにほうれい線の戻りが早い場合は、「整体が悪い」というより、そもそも原因が整体で対応できる範囲を超えている可能性があります。
この段階では、セルフケアや整体を続けるだけでなく、一度美容医療の視点で原因を見極めた方が、効率的に改善を考えやすくなります。
「今のうちに、根本的なエイジングケアを始めたい」
そうお考えの方にこそ、医学的な視点に基づいた持続性のある美容医療を検討していただきたいです。
特に、40代以降で深く刻まれたほうれい線は、単なる皮膚の乾燥や筋肉のクセだけでなく、真皮層のコラーゲン減少、顔の脂肪の下垂、骨格構造の変化まで関与していることが多く見られます。
このような複合的なたるみに対しては、美容整体のみでの改善にはどうしても限界があり、一時的な印象の変化にとどまるケースが多いです。
長期間改善効果のあるほうれい線治療
カイロプラクティックや美容整体では改善に限界があるほうれい線も、美容医療であれば、原因に合わせて長期的な改善を目指すことができます。
ただし、すべての方に同じ治療が合うわけではありません。
ほうれい線は、皮膚のハリ不足、くぼみ、脂肪の下垂、たるみ、表情のクセなどが重なって目立つため、どこに原因があるかを見極めて治療を選ぶ必要があります。
当院で行っているほうれい線治療をご紹介いたします。
ほうれい線治療の考え方
| 治療 | 向いている悩み | 注意点 |
|---|---|---|
| グロースファクター | 自然な改善、皮膚の土台改善、長期的な変化 | 即日で大きく形を変える治療ではない |
| ヒアルロン酸 | くぼみ、影、即効性、左右差補正 | 入れすぎると不自然に見えることがある |
| 糸リフト | 頬のたるみ、口横のもたつき、輪郭のゆるみ | ほうれい線そのものは単独では物足りないことがある |
| HIFU・デンシティ | 軽度たるみ、引き締め、肌のタイトニング | 深いほうれい線改善は単独では限界がある |
●グロースファクター注射
グロースファクターとは、もともと体内で作られているたんぱく質の一種です。
グロースファクターには、コラーゲンやエラスチンの生成を促す働きがあります。一般的には年齢とともに減少し、肌のハリや弾力が低下する原因の一つになります。
皮膚の内側の真皮層には、肌のハリやツヤを支える役割があります。そこはコラーゲンやエラスチンによって支えられているため、加齢・紫外線・乾燥などのダメージを受けると、肌の老化が進み、シワやたるみ、ほうれい線が目立ちやすくなります。
その部分に、コラーゲンやエラスチンを整える働きが期待できるグロースファクターを注入することで、皮膚の土台から自然にふっくらとした変化を目指します。
グロースファクターは、ヒアルロン酸のように「入れた分だけその場で膨らませる」治療とは少し違います。
肌の深層にある線維芽細胞を活性化し、コラーゲンの再生を促すことで、シワの根本に近い部分から自然に持ち上げるエイジングケア治療です。
特に、整体で一時的にすっきりしてもすぐに戻る方、皮膚のハリ低下や鼻横の影が気になってきた方では、グロースファクターが合いやすいことがあります。
こちらの症例は50代女性です。鼻横の深いシワが目立ちにくくなりました。

グロースファクター治療について詳しく知りたい方は、ほうれい線グロースファクター治療もご覧ください。
● ヒアルロン酸注入
凹んだほうれい線やボリュームロス部分にピンポイントで注入し、影やくぼみを補う治療です。
「すぐに見た目を整えたい」「深いくぼみをふっくら見せたい」「左右差を補正したい」という場合には、ヒアルロン酸が力を発揮しやすいです。
ヒアルロン酸はもともと私たちの身体の中にも存在する成分です。
保水機能が高く、細胞同士を結ぶ役割もあります。皮膚の真皮にも含まれ、肌のハリや組織の弾力性に関係しています。
液体でも固体でもないゼリー状の成分ですが、これを加工し、ほうれい線やマリオネットライン、ゴルゴラインなどのくぼみ部分に注入すると、組織がふっくらしてシワや影を薄く見せる効果があります。
一方で、ヒアルロン酸は「量を入れれば入れるほど良い」という治療ではありません。
ほうれい線の原因が皮膚のハリ低下や頬のたるみにある場合、ただ溝に入れるだけでは不自然に見えたり、重たく見えたりすることがあります。
そのため当院では、ヒアルロン酸だけで考えるのではなく、グロースファクターで皮膚の土台を整えながら、必要な部分にヒアルロン酸を併用する方法も検討します。
グロースファクターとヒアルロン酸の違いについては、ヒアルロン酸注射とほうれい線グロースファクターの比較も参考になります。
こちらの症例は40代女性です。深いほうれい線が自然に薄くなっております。

●リフトアップ注射(ジャルプロスーパーハイドロ・プロファイロ)
ジャルプロスーパーハイドロは、皮膚のコラーゲンやエラスチンの合成を促進することと、皮膚の深層から保湿力を向上させることで、ハリやツヤ、明るさを改善する効果があります。
また、外的刺激や加齢によるダメージが蓄積され衰えた靭帯をサポートすることで、自然なリフトアップ効果が生まれ、変化した顔の輪郭を整え、若々しい印象に近づける効果も期待できます。
このような皮膚の若返りとリフトアップ効果が組み合わさり、顔全体のアンチエイジングを目的とした製剤です。
ペプチドとヒアルロン酸の力で、皮膚の構造そのものを若返らせる再生系の注射です。
ただし、ジャルプロスーパーハイドロは肌質改善効果は期待できますが、グロースファクターやヒアルロン酸に比べると、ほうれい線そのものを改善する力は弱いことがあります。
小じわ、ハリ、肌の質感を整えたい方には良い選択肢ですが、鼻横の深いくぼみや明確なほうれい線を主訴にする場合は、グロースファクターやヒアルロン酸を中心に考えた方がよいケースも多いです。
こちらの症例は30代男性です。皮膚が引き締まり、全体的にリフトアップしております。

●リフトアップレーザー(デンシティ・ハイフ)
これらはフェイスラインのリフトアップ効果、小顔効果、肌の引き締め効果は期待できますが、グロースファクターやヒアルロン酸に比べると、ほうれい線そのものの改善効果は弱いことがあります。
ハイフ:皮膚表面へ大きなダメージを与えず、熱で皮膚の内側から肌を引き締める超音波治療です。
高密度焦点式超音波治療法(high intensity focused ultrasound:HIFU)の頭文字から、ハイフと呼ばれています。
超音波照射の熱作用により、肌の若返り効果が期待できます。
HIFUは、病院で用いられるエコー検査と同じ超音波という音波の特性を生かし、皮膚の浅い層から深い層まで照射が可能です。
具体的には、表皮の毛穴のタイトニング、真皮層の線維芽細胞の活性化、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生成促進による皮膚の弾力向上、ハリ・ツヤ感のアップが期待できます。
また皮下組織を縮めてボリュームダウン効果を出したり、SMAS筋膜を引き締めたりすることで、リフトアップ効果を高めます。
SMAS筋膜にアプローチする非外科的リフトアップ治療です。
肌の奥から引き上げるため、たるみによるフェイスラインのもたつきや軽度のほうれい線に向いています。
ただし、ハイフだけで深いほうれい線を消すというより、顔全体のたるみを引き締める治療と考えた方が自然です。
こちらの症例は30代男性です。ハイフ以外にも併用しているため、全体的にかなりすっきりされています。

デンシティ:モノポーラ・バイポーラの2種類のRF(高周波)で、皮膚深部・皮膚表層など、肌全体を加熱します。
コラーゲンの生成による真皮の弾力性を高め、たるみ・小じわ改善やリモデリング効果を発揮します。
安全性に配慮しながら高出力で照射する治療で、効果の持続期間はおおよそ4〜6か月間、長い方ではそれ以上持続することもあります。
さらに施術直後から即時的な引き締まりを感じる方もおられます。
高周波の熱エネルギーを真皮層に届け、肌のコラーゲン生成を促進し、肌の引き締め、毛穴改善、小じわ改善、軽度のたるみによるほうれい線のリフト効果が期待できます。
デンシティも、ほうれい線を直接埋める治療ではありません。
軽度のたるみや肌のゆるみには合いやすいですが、鼻横の深いくぼみや明確な線がある場合は、グロースファクターやヒアルロン酸との併用を考えた方がよいことがあります。
こちらの症例は50代女性です。口横のもたつき・ほうれい線が薄くなっています。

糸リフト
糸リフト(スレッドリフト)は、特殊加工された医療用の溶ける糸を皮下に挿入し、皮膚の内側から引き上げることで、リフトアップ効果を目指す治療です。
挿入した糸の刺激で糸の周りにコラーゲン組織が増えるため、肌の引き締まりやハリツヤなどの副次的な効果も期待できます。
糸リフトは、頬の脂肪のたるみや口横のもたつきが目立つ方に合いやすい治療です。
HIFUとの併用で、よりシャープなフェイスラインとほうれい線の浅化が期待できることもあります。
ただし、糸リフトだけでほうれい線のくぼみや皮膚の折れジワを完全に改善するのは難しいことがあります。
特に鼻横のくぼみが強い方では、グロースファクターやヒアルロン酸など、別の治療を組み合わせた方が自然に仕上がることがあります。
糸リフトとほうれい線の関係については、ほうれい線を糸リフト治療で改善する場合も参考になります。
こちらの症例は50代女性です。
糸リフトで、口横のたるみと頬のコケを中顔面に移動させて、輪郭を整えつつ、ほうれい線の短縮も目指しています。

整体と美容医療は、どちらが良い悪いではなく目的が違います
美容整体やカイロプラクティックは、むくみ、筋肉の緊張、姿勢、噛み癖などに対してサポートになることがあります。
一方で、美容医療は、皮膚のハリ低下、くぼみ、脂肪の下垂、たるみ、コラーゲンの減少といった、ほうれい線の構造的な原因に対してアプローチします。
つまり、どちらが良い悪いではなく、目的が違います。
整体で一時的にすっきりする方でも、ほうれい線がすぐに戻る場合は、むくみだけではなく皮膚や構造の変化が進んでいる可能性があります。
この場合は、整体を続けるかどうかだけで判断するより、まずは自分のほうれい線がどのタイプなのかを見極めた方が、治療選択で迷いにくくなります。
ほうれい線全体の治療選択については、ほうれい線の治療法の選び方も参考になります。
まとめ
「整体を受けた後、ほうれい線が少しマシになったかも」
この実感は、むくみや筋肉の緊張が関係している場合には起こり得ます。
ただし、その変化が数日で戻る、無表情でも線が残る、鼻横のくぼみや口元の影が強くなっている場合は、整体だけで改善する段階を超えている可能性があります。
ほうれい線は、皮膚・脂肪・骨格・筋肉・たるみが複雑に関係して目立ちます。
そのため、整体で整えられる部分と、美容医療で治療した方がよい部分を分けて考えることが大切です。
特に、長期的に自然な改善を目指す場合は、皮膚の土台から整えるグロースファクター治療が選択肢になります。
くぼみや影が強い場合はヒアルロン酸、頬のたるみが強い場合は糸リフトやHIFU・デンシティなどを組み合わせて考えることもあります。
大切なのは、「整体が効くかどうか」だけではなく、今のほうれい線の原因がどこにあるのかを見極めることです。
整体で一時的にすっきりしても、ほうれい線がすぐに戻る場合は、原因を一度整理した方がよい段階かもしれません。
ほうれい線は、むくみや筋肉のクセだけでなく、皮膚のハリ低下、脂肪のたるみ、鼻横のくぼみなどが重なって目立つことが多いです。
当院では、無理に治療をおすすめするのではなく、まず今の状態を診察し、その方に合いやすい治療方法をご提案しています。整体を続けるべきか、美容医療を検討すべきか迷っている方も、まずは原因を見極めるところからで大丈夫です。











