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口元にできるシワの種類とそれぞれのケア方法を解説

著者:
西日本初ほうれい線治療専門クリニック 
大阪Houreisen美容皮膚科院長
笹川新也 ドクター紹介はこちら

 

見た目年齢を大きく左右するお顔のパーツとして代表的なのが、目元や口元です。

特に口元のシワは、実年齢より老けた印象を与えてしまうことも少なくありません。

そこで今回は、口元のシワの1つであるほうれい線に焦点を当てて、解説していきます。

口元にできるシワの種類

口元にできるシワで代表的なのは、ほうれい線、マリオネットライン、梅干しジワ、乾燥ジワです。

それぞれのシワについて解説すると、ほうれい線は多くの方がご存じのとおり、小鼻のわきから口角にかけてのびたシワです。

マリオネットラインは、あまり聞き慣れない方も多いかもしれませんが、口角から顎にかけてのびたシワのことです。

そして梅干しジワとは名前のとおり、顎にできる梅干しのような模様のシワです。

最後の乾燥ジワは、乾燥によって表れる小ジワで、できる場所は決まっておらず、どこにでもできる可能性があります。

これらのシワは、複数種類が重なって出現する場合もあり、いろんな種類のシワができればできるほど、見た目年齢は高くなってしまいます。

シワの種類別で見た原因とケア方法

ほうれい線

頬のたるみにより鼻横から口角にかけてしわができます。

治療法には、おもに膨らませる方法と皮膚を若返らせる根本治療の2つがあります。

根本治療の一つであるグロースファクター注入ですと、1回の施術で何年も良い状態が維持できますので、お勧めです。

ほうれい線の原因やケア方法については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

マリオネットライン

お顔の中でも下の方に位置し、たるみによる影響も大きく受けているのが、このマリオネットラインです。

マリオネットラインは、30代までのたるみがほとんどない年代で気になり始める方は少なく、40代に入って気になり始める方が多いようです。

また、生まれもった輪郭や脂肪のつき方によっても、症状や進行に大きく差がでてきます。

特に、頬または口まわりに脂肪がつきやすい方や丸顔の方は、比較的早くマリオネットラインが目立つ傾向にあります。

このようなお顔立ちの場合には、頬や口まわりの脂肪が下がってくることによって、30代でもマリオネットラインが目立ち始めることがあります。

マリオネットラインが進行すると、脂肪の重さやたるみによって、はっきりとした線となってシワが表れます。

このような脂肪の重さやたるみが原因のシワには、しっかりとした治療が必要です。

例えば、糸やフェイスリフトなどのリフトアップ治療や、脂肪溶解系の施術、皮膚のくぼみを埋める脂肪注入などが該当します。

なお軽度の場合には、ヒアルロン酸注入で効果が出る場合もあります。

梅干しジワ

梅干しジワの原因は、下唇から顎にかけてのびる、表情筋の頤筋(オトガイ筋)によるものです。

オトガイ筋は、ストローを吸ったり麺をすすったりするような、下唇を引き上げる動作を担っています。

梅干しジワは顎にできる、まるで梅干しのようなシワですが、前歯が前方に出ているような歯並びや骨格によっても、できやすい方とできにくい方がいます。

ただ年齢を重ねることによって、下顎が後退して前歯の嚙み合わせがずれ、常に下唇を引き上げたような状態になることでも起こります。

このような、筋肉が原因となっているシワには、まずボトックス注射を行います。

これによって筋肉の緊張をほぐし、シワのないツルンとした顎へと導きます。

梅干しジワでお悩みの方は、ぜひボトックス注射をお試しください。

乾燥ジワ

多くの方がご存じのとおり、お肌にとって乾燥は大敵なので、化粧水・乳液・美容液などスキンケアでしっかりとした保湿は欠かせません。

この保湿が不足し、皮膚表面の角層に保水力がなくなると、ちりめんジワといわれる細かいシワができてしまいます。

特に目元や口元など、皮膚が薄く皮脂の分泌が少ない箇所には、皮膚ダメージを受けやすく、このようなシワができやすくなり、治療をするとなると根気が必要です。

例えば、老けた印象をあたえがちな唇の縦ジワには、高保湿のリップクリームでこまめに保湿するのが最も効果的です。

この高保湿のリップクリームでは「LusciousLips」がおすすめで、ペプチドやコラーゲン、ヒアルロン酸が含まれています。

塗ったすぐは、ミントのようなスースー感がありますが、慣れれば気持ち良い程度で、一度使うと他のリップクリームには戻れなくなる人もいるほどです。

とはいえお肌と同じように、唇も年齢とともにハリが無くなってくるので、縦ジワの予防や唇に厚みをだすためには、ヒアルロン酸の注入がおすすめです。

気になる部分に少し注入するだけで、ふっくらとしたボリュームのある唇になり、同時に縦ジワも目立たなくなります。

シワの予防には早めのケアが大切

シワが定着してしまうと、完全に消することが難しくなるため、毎日のケアでシワを予防することが大切です。

若々しい肌には欠かせないコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸は、年齢を重ねるごとに減少していきます。

しかし、日ごろから紫外線と乾燥を防ぐことでシワを予防でき、若々しい肌を保つことができます。

さらに紫外線は、UVAがシワやたるみをひきおこすだけでなく、UVBがシミやそばかすの原因となり、お肌の老化を加速させるので注意しましょう。

ただし、顔の筋トレは、なかなか効果を出すのが難しいのが現状です。
無駄なことに時間を費やさないように気を付けましょう。

このように、毎日のケアでシワを予防しておけば、シワの治療に時間やお金を費やす必要もなくなります。

なお、すでにシワができてしまっている場合には、効果のない治療をし続けるのではなく、しっかり対策して治療のステップを進めていくようにしましょう。

勇気を出して治療をステップアップすることで早期に効果を実感し、5年後の自分を変えることができます。

まとめ

今回紹介したように、口元のシワといってもその種類はさまざまで、それぞれに違った原因があります。

あなたの周りにいる老けて見える人は、口元のシワが目立っているのが原因かもしれません。

早めのケアで、年齢を感じさせない、若々しくシワのない肌を手にいれましょう!

無料のカウンセリングや、お写真を見せていただきながらの詳しいメールカウンセリングもございます。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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