
著者:
ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 笹川新也 ドクター紹介はこちら
「最近、笑ったあとに線が残る気がする…」
それ、ほうれい線の“でき始め”かもしれません。
当院では、まだ浅い段階のほうれい線を気にされて来院される方が年々増えています。
この記事では、初期段階のほうれい線に効果的な対策を、美容皮膚科医の視点からご紹介します。
1. 保湿とUVケアで“乾燥ぐせ”を徹底予防
初期ほうれい線は肌の水分量がカギ
「まだ浅いシワだから大丈夫」と思っていませんか?
実は、ほうれい線の“でき始め”には乾燥が大きく関与しています。
特に口元の皮膚は、皮脂腺が少なく乾燥しやすいうえに、会話や食事などでよく動くため、わずかな表情のクセでもシワが定着しやすい敏感ゾーン。さらに、紫外線ダメージが重なることで、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが減少し、シワが深く刻まれやすくなります。
【当院が推奨する保湿&紫外線対策】
保湿ケア
・朝晩のスキンケアに、セラミド・ヒアルロン酸・アミノ酸配合の保湿美容液やクリームを使用
→ 肌のバリア機能を高め、乾燥によるシワの進行を防ぎます。
🌟当院お勧めの美容液クリーム「HCクリーム」はほうれい線をはじめとするシワ改善効果高い成分を高濃度配合しております。
→ナイアシンアミド・バクチオール・DMAE・グロースファクター EGF・高保湿力のヒアルロン酸、プロテオグリカン・ペプチドが入っております。
保湿効果、シワ・たるみ・お肌のハリと言ったアンチエイジング効果を高めた処方となっております。
紫外線対策
・日中はSPF30以上・PA+++以上のUVカット製品を毎日使用
→ 曇りの日でも紫外線は降り注ぎます。特に春〜夏は忘れずに。
日焼け止め剤の使用(サンスクリーン)
皮膚に塗るタイプが一般的ですが、最近では飲む日焼け止めもあります。
片方だけでは不十分なことが多いので、併用がとてもお勧めです。
塗る日焼け止め
・ローションタイプ、乳液タイプ、ジェル、スプレーなど色々な種類があります。
SPF値とPA値を参考に、こまめに塗り直せるかという使用感も重要です。
当院採用のドクターズコスメであるエムディアのUVクリームは肌への刺激が低くかつSPF値とPA値が高いです。
1日2回のスキンケアで美肌に M-DEAR(エムディア)の化粧品
飲む日焼け止め
日焼けする1時間前くらいに内服し、4時間程度紫外線対策効果が出ます。
屋外スポーツの際にオススメです。
白玉点滴
皆様白玉点滴はご存じでしょうか?強力な抗酸化作用により、日焼けしたお肌の鎮静・リカバリーないしは日焼け予防になるので、夏場に受けられるのをオススメ致します。美白・美肌・疲労回復効果がある「グルタチオン」というアミノ酸を高濃度で注射する方法です。
紫外線を浴びると、肌が荒れますが、それをいかに早く修復するかということも大事です。
それはビタミンを摂取することです。
特にビタミンB群、C、Eが重要です。
ビタミンCは荒れた皮膚を修復し、メラニン増加を予防します。
乾燥肌が目立つ方にはナース施術の水光注射(ハイコックス)+ポテンツァによる真皮保湿治療もご提案しています。
「自宅ケアでは限界を感じる」「肌がごわついてメイクが乗らない」そんな方は、医療の力で水分保持力を底上げすることが早期改善の近道です。
ほうれい線マッサージ、表情筋トレーニングについて
毎日のセルフケアは重要ですが、マッサージや表情筋トレーニングは注意が必要なこともあります。
そのマッサージ逆効果かも?ほうれい線を“伸ばす”ケアの落とし穴
上記の記事でもふれたように、マッサージ、表情筋トレーニングは、かえってほうれい線が目立ったり、肌トラブルを招くことがあります。
例えば、マッサージの際の皮膚摩擦の影響で、お肌に炎症が生じ、シミ・くすみ・肝斑の悪化を引き起こすことがあります。
そのため、皮膚に負担をかけないよう、マッサージの際はオイルやクリームを塗ったりして滑りが良い状態で行ってください。
更に、汚い手でマッサージを行うと不潔なので、衛生的にも清潔な手で行う必要があります。
また、ほうれい線マッサージは時間や労力がかかってしまうこと、効果には限界があり、根本的解決には至らないのが実情です。
皮膚のマッサージは15分で十分!美容に良い皮膚のマッサージ方法
医療的アプローチで“刻まれる線になる前”に止める
初期ほうれい線に最も効果的な治療とは?
「気になるけど、まだ浅いから様子を見よう…」
その迷いが、ほうれい線を“定着させてしまう”最大のリスクです。
ほうれい線ができ始めた初期段階は、自己ケアでは届きにくい皮膚の深層部(真皮・SMAS層)での老化が進行中。
この“見えない進行”を止めるには、美容皮膚科での医療的アプローチが最も確実です。
当院では、「まだ浅い」「なんとなく影が出てきた」そんな初期のほうれい線にこそ効果を発揮する、エビデンスに基づいた注入治療やリフトアップ治療を多数ご用意しています。
▼ 初期のほうれい線におすすめの美容医療メニュー
● グロースファクター(成長因子注射)
→ 真皮層の線維芽細胞を活性化し、肌自体がコラーゲンを再生。
即効性は控えめながら、時間をかけてじわじわと肌がハリを取り戻すのが特長です。また持続力が長いところもオススメです。
当院の人気No.1治療です。
● ヒアルロン酸注入
→ 「線」になる前の浅いくぼみや、頬の軽いボリュームロスを補うことで、ほうれい線の影を目立たなくします。
極細の針と自然な仕上がりの製剤を使用し、ナチュラルな変化を実現。
● スネコス・プロファイロ・ジャルプロスーパーハイドロなどの肌再構築注射
→ エイジング初期の肌質低下・ハリ不足を改善しながら、シワ予防と弾力回復を同時に叶える次世代注射。
ハリ不足によるシワやたるみにアプローチする「治療と予防の中間型」としても人気です。
スネコスは:非架橋ヒアルロン酸+6種のアミノ酸を配合した特許製剤。
真皮の線維芽細胞に働きかけて、コラーゲン・エラスチンの合成を促進します。
→自然なハリ・弾力が欲しい方に最適
肌の若返りを促進する“ナチュラルな美肌注射”として人気
プロファイロは:超高濃度・2種類のヒアルロン酸を用いた「バイオリモデリング注射」。
真皮層全体にゆるやかに拡散し、肌をふっくらと内側から再構築します。
肌質改善+ボリューム補正の中間的効果
顔全体にツヤ・ハリ・潤いを与える
ジャルプロスーパーハイドロ:ポリヌクレオチド(PDRN)+ペプチド+非架橋ヒアルロン酸を含む多機能製剤。
肌再生を促す細胞活性因子が豊富に含まれ、より深いシワやゆるみにも対応可能です。
顔全体のリフトアップ・肌密度アップに効果的
● HIFU(ウルトラセルZi)・デンシティによるたるみ治療レーザー
ハイフ :将来的なたるみを予防したい方に。
SMAS筋膜層や真皮層へピンポイントに熱エネルギーを届け、「引き上げながら引き締める」医療リフトを実現。
早期のHIFUは、将来のフェイスライン崩れやマリオネットライン対策にも有効です。
デンシティ:真皮深層リジュビネーションプログラム。
微細なエネルギーで真皮層に均一な熱刺激を与え、コラーゲン再構築を促進
シワ・毛穴・たるみ毛穴など、肌質のゆるみから来る“老け印象”を根本改善
肌を引き締めながら、自然なハリとツヤを回復
🌟HIFUが筋膜層、デンシティが真皮層という異なる層へのWアプローチにより、
「たるまない肌・シワが刻まれにくい肌」を同時に育てることが可能です。
▼ なぜ“浅いうち”の医療ケアが大切なのか?
浅いほうれい線は、一見するとセルフケアでなんとかなりそうに見えます。
しかし、皮膚の奥で進行している構造的な老化を根本から止めるには、医療介入が必要不可欠です。
定着前に治療することで、より少ない回数・コストで改善が可能となり、将来的なたるみ・シワの悪化も予防できます。
まとめ
“浅いうち”に始めるのが若さを保つコツ
ほうれい線は、深く刻まれてからでは改善に時間がかかります。
そのため、「なんとなく線が残るようになった」段階での対策が重要です。
でき始めこそ、最大のチャンス。
当院では、無料カウンセリングにて一人ひとりのシワの状態を見極めたうえで、最適なご提案をいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。