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ボトックスを打ち続けると耐性がついて効きにくくなる?抗体について

著者:
西日本初ほうれい線治療専門クリニック 
大阪Houreisen美容皮膚科院長
ボトックスビスタ注入認定医師 
笹川新也 ドクター紹介はこちら

 

ボトックス治療は多くの美容クリニックで行われている施術で、人気の高い治療です。

しかし、「ボトックスを打ち続けると耐性(抗体)ができて効きにくくなる」といった話を聞いたことがある人もいるかもしれません。

ボトックスは美容効果が高いので、定期的に受けられている方も多いかと思いますので、そういう話を聞くと心配ですね。

ここでは、ボトックスを打ち続けることで抗体ができることについてお話したいと思います。

ボトックスを打ち続けると抗体ができる可能性がある

結論から言うと、ボトックスを打ち続けることで、抗体できてしまい、ボトックスの効果がなくなってしまう可能性があります。

ボトックスは元々はボツリヌス菌の作り出す毒素で、これには「抗原」という免疫応答を引き起こすものがあるからです。

抗原自体は小麦や花粉、ウイルス・細菌など様々な物質にあります。

ボトックスを繰り返し注射していると「中和抗体」という免疫物質が体内に産生されてしまい、ボトックスが体内に入ってきても抗体で無効化されてしまいます。

ボトックスで抗体ができる原因

ボトックスで抗体が産生されやすくなる原因に以下のようなものがあるとされています。

高頻度で注射を行う

短期間に何回もボトックスを繰り返し打っていくとボトックスに対して抗体ができやすくなります。

ボトックスを注射した結果、効果が少ないため、追加で注入することはありますが、同じ部位に注射を行う場合、最低でも3か月は空けた方が良いです。

高用量で注射を行う

ボトックスの投与量が増えれば増えるほど、抗体ができやすくなると言われています。

痩身や多汗症治療の場合など、多量のボトックスを必要とする際は注意が必要です。

タンパク質含有の多い製剤

ボトックスというのはアラガン社が製造販売する製品名で、正式にはボツリヌストキシンと言います。

ボツリヌストキシン治療に使われる製剤はボトックス以外にも様々なものがあり、料金が異なります。

その中で、ボツリヌス毒素以外に複合タンパク質を多く含有する製剤は抗体ができやすいとされています。

ちなみに、ボコーチュア(ゼオミン)という製剤は複合蛋白質が除去されており、抗体ができにくいです。

まとめ

ボトックスは高用量・高頻度・タンパク質含有量の多い製剤で打ち続けると抗体ができやすくなります。

いつもと同じ感じで打っているのに、最近ボトックスの効き目が悪いと感じたら、それは抗体ができてしまった可能性もあります。

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